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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(森林コース)
授業科目名 森林物理学実験
しんりんぶつりがくじっけん
Laboratory Course in Wood Physics
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-3243-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 5, 6, 7時限
進行次第で時間延長する場合あり。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 中井毅尚, 内迫貴幸(生物資源学部)

NAKAI Takahisa, UCHISAKO Takayuki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 JISに規定された試験法による木材強度の測定,および木質材料の性能評価。
学修の目的 樹木は森林として環境保全の役割を担うとともに,人類にとって有用な生物材料である木材を提供してくれる。木材は他材料にない優れた物理特性を持つ上に,加工が容易で極めて用途の広い材料である。
本実験では,木材素材の種々の特性のうち,主として物理的、力学的性質について調べると同時に,木材素材の応用である「木質材料」の諸性能についても学習する。
学修の到達目標 生物材料である木材の組織構造が,材料としての強度性能に大きく関与していることを理解し,将来の新たなエンジニアードウッドの可能性や,生物材料の「生産-収穫―利用―廃棄」のサイクルを実現することの重要性について理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 各回に提出するレポートの内容90%,受講態度10%
授業の方法 実験 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 実験計画および目的を事前に明確に示す。
教科書
参考書 「木材科学講座3 物理」
オフィスアワー 毎週火曜日14:30~16:00,605室(中井),606室(内迫)
受講要件
予め履修が望ましい科目 木質資源工学,木質材料学
発展科目 木質材料学
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 材料特性,木材強度,環境形成材料
Key Word(s) property of materials, strength of wood ,environmental material
学修内容 1.実験概要と設備の利用にかかる注意事項
2.木材の圧縮試験1(縦圧縮)
3.木材の圧縮試験2(繊維傾斜の影響)
4.木材の引張試験
5.木材の曲げ試験
6.木材のせん断試験
7.木材の割裂試験
8.木材の座屈試験
9.木材の表面硬さ試験
10.釘の引抜き試験
11.建築用木質ボード類の曲げ試験
12.木材接合部のせん断試験1(釘接合)
13.木材接合部のせん断試験2(ボルト接合その他)
14.集成材の製造と性能1(ラミナの選択と接着積層)
15.集成材の製造と性能2(曲げ試験)
事前・事後学修の内容 事前学修
JISに規定された試験法から,対応する試験の内容についてあらかじめ調べる。
事後学修
レポートには,試験体および試験方法を正確に記述し,得られたデータから表,グラフを作成する。
試験体の破壊形態等をよく観察し,数値データの結果と合わせて考察する。
可能であれば,同様の試験結果についての資料を集め,結論の妥当性に関して検討する。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:60分/回

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