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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・その他
精神看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 ストレスと健康
すとれすとけんこう
Stress and Health
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-MNTL-1121-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 看護学科棟 3階 第1講義室

担当教員 ○片岡 三佳(医学部看護学科),北 恵都子(同),田村 裕子(同)

○KATAOKA, Mika, KITA, Etsuko, TAMURA, Yuko

実務経験のある教員 片岡三佳、北恵都子,田村裕子は精神科病院で看護師として勤務し、ストレスを多く抱えた人々をケアした体験がある。
ストレスと対処方法および健康への影響を教授する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ストレスおよびコーピングと心身の健康との関連について考え、ライフステージに応じた健康の維持・増進・回復に必要なマネジメントの方法を学ぶ。
学修の目的 1. ストレスが日常生活や心身の健康に与える影響と社会との関連を理解することができる。
2. 健康の維持・増進・回復に必要なストレースコーピングを活用して、ライフステージに応じたセルフマネジメントを理解できるようになる。
学修の到達目標 1. ストレスとは何かを多角的に理解するために、ストレスに関する学説を述べることができる。
2. ストレスが日常生活や心身の健康に与える影響を述べることができる。
3. ストレスと社会との関連を述べることができる。
3.ストレスモデルとコーピングの学びから、適度なストレス状況とは何を述べることができる。
4.セルフマネジメントの学びから、日常生活において実施することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 2/3以上の出席を前提に、定期試験(70%)、グループワーク・個人課題レポート(30%)の計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
授業アンケート結果を受けての改善点 アンケート結果が見当たらない。
プレゼンテーションでのディスカッションが不十分であったため、グループワークの精選を行い、学生の主体的学びが発展できるようにする。
教科書 なし
参考書 適宜、紹介します。
・武井麻子ほか著(2021)系統看護学講座 専門分野 精神看護学①精神看護の基礎, pp.31-48.
・リチャード・S・ラザルス, スーザン・フォルクマン/本明寛他監訳(1991)ストレスの心理学 [認知的評価と対処の研究],実務教育出版.
・林峻一郎編・訳(1990)ストレスとコーピング ラザルス理論への招待, 清和書店.
オフィスアワー 授業終了後30分、毎週水曜日12~13時(6階619)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 精神保健、精神看護学Ⅰ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ストレス、コーピング、ライフステージ、ストレスマネジメント
Key Word(s) Stress, Coping, Life stage, Stress management
学修内容 【授業計画】
1.ガイダンス、ストレスとは
 自分の心身をみつめる、さまざまなストレッサー、生体の恒常性、学説(講義:片岡)
2.ストレスと身体への影響
 ストレス/トラウマと生体への反応(講義:田村)
3.ストレスモデルとコーピング
 ストレスの評価、コーピングリストの作成(講義:片岡)
4.適度なストレスとは
 ライフイベントとストレス(講義:北)
5. ライフステージとストレス、その対処(演習:北/片岡/田村)
  グループワーク①
6.ライフステージとストレス、その対処(演習:片岡/北/田村)
  グループワーク②
7.ライフステージとストレス、その対処(演習:北/片岡/田村)
  グループワークの成果発表
8.ストレスとマネジメント(講義:北)
  セルフマネジメント
事前・事後学修の内容 【事前学修】各回の学修内容の授業計画の項目に関して、事前に学習しておく。
【事後学修】①授業の内容を振り返る。
      ②セルフマネジメントに活用に向けて、自己のストレスやコーピング傾向を理解する。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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