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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・基礎看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 必修
授業科目名 医療倫理Ⅱ
いりょうりんり に
Health care ethics Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-ETHI-2101-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期集中

開講時間
初回開講時に、受講生全員と相談をして、その後の講義日程を調整します。そのような開講日時の決定方法をとっている理由は、医療倫理Ⅱが最終学年後期の必須科目であり、他の科目の再履修等を必要とする学生の都合に配慮するためです。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 集中講義のため不確定であるため、決定後、事前に受講者へお知らせします。

担当教員 福録恵子(医学部看護学科)

Fukuroku Keiko

実務経験のある教員 福録恵子:看護師としての実務経験において、様々な医療倫理および看護倫理の問題に取り組んできた。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 医療倫理Ⅰ・関係法規の知識をもとにして、看護の場面における様々な倫理的問題について検討する。
学修の目的 ・看護実践の場における倫理的視点を身につけることができる。
学修の到達目標 ・医療倫理Ⅰで学んだ倫理的概念について説明ができる。
・倫理的意思決定モデルに基づいた倫理的判断ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート50%,グループワーク発表30%, グループワークでの取り組み20%, 計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 4年間の振り返りをもとに、倫理的観点から活発なディスカッションが行えるようグループワークを設定する。
教科書 1年次に購入したテキストを使用する。
参考書 講義中に提示する。
オフィスアワー 随時,看護学科棟615号室
※なるべくメールで予約をとってから来るようにしてください。
受講要件 医療倫理Ⅰを履修済みであること
予め履修が望ましい科目 関係法規,医療倫理Ⅰ
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 倫理原則,職業モラル,ナラティヴ
Key Word(s) ethical principle, professional morals, narrative
学修内容 1.ガイダンス(講義スケジュールと開講場所の確認,課題学習内容の確認)
  医療倫理Ⅰを振り返る(倫理ノートを使用した基本概念の復習)
2.倫理原則・手順論・ナラティヴ(倫理ノートを使用)
3.薬害被害:看護職の立場から薬害被害について考える
4.臨床における倫理的ジレンマの検討(1)
5.臨床における倫理的ジレンマの検討(2)(レポート提出あり)
6.臨床における倫理的ジレンマの検討(3)
7.臨床における倫理的ジレンマの検討(4)(レポート提出あり)
8.医療倫理(看護倫理に関する4年間のまとめ)
事前・事後学修の内容 事前学習:
①1年次に作成した倫理ノートを読んでおくこと
②臨地実習で遭遇した看護倫理問題を思い出しておくこと
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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