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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 農業生物学実験
のうぎょうせいぶつがくじっけん
Experiments in Agrobiology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2133-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

夏季休暇前半

開講時間
開講日時について前期中に詳細を連絡
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 国際資源植物学研究室の実験圃場とサンプリング室

担当教員 関谷信人

SEKIYA, Nobuhito

実務経験のある教員 青年海外協力隊の食用作物隊員としてザンビアに赴任し,村落開発NGOの農業普及員として2年間勤務した。また、食用作物・稲作隊員としてタンザニアに赴任し,国立農業研究所の研究員として9か月間勤務した。その後、JICA技術協力専門家(陸稲栽培)としてタンザニアに赴任し,農業省内のアドバイザーとして,約4年間に渡って農業技術普及制度の設計および運用に従事した。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本授業はグローカルコースの必修科目である。本授業は「生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験」を提供し「科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組む」能力を涵養する。自然科学系の卒業研究に要求される調査・測定技術の基本を演習形式で学ぶ。
学修の目的 農業技術職に要求される調査研究手法の基礎知識を得る。
学修の到達目標 【知識】作物が環境変化に対して生理学的に応答し、その結果として形態学的な変化が引き起こされ、生態学的に環境適応する一連の流れを理解する。
【態度】植物体を採取しその形態学的変数を計測した上で生理学的変数を分析測定できるようになる。
【技能】作物の生育を診断し収量の阻害要因を特定できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席20%、授業への取り組み姿勢20%、課題レポート60% (合計が60%以上で合格)

【知識】作物が環境変化に対して生理学的に応答し、その結果として形態学的な変化が引き起こされ、生態学的に環境適応する一連の流れを理解する:40%
【態度】植物体を採取しその形態学的変数を計測した上で生理学的変数を分析測定できるようになる:40%
【技能】作物の生育を診断し収量の阻害要因を特定できるようになる:20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 参考書や各種論文の内容を抜粋し,Teams上で電子ファイルを共有する.
参考書 松中照夫(著)「土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境」,農山漁村文化協会,2004年,4104円
星川清親(著)「新編 食用作物」,養賢堂,1980年,
オフィスアワー 10:00~17:00
受講要件 フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。また、作業着、長靴、手袋を用意すること。白衣は不要。
予め履修が望ましい科目 植物生態生理学
発展科目 卒業研究
その他 環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 作物形態学、作物生理学、作物生態学、サンプリング技術、収量調査
Key Word(s) Crop Morphology, Crop Physiology, Crop Ecology, Sampling Techniques, Yield Measurement
学修内容 1.実験実習で何を学ぶのか?
2.地上部サンプリング法
3.地上部の形態学的観察
4.地下部サンプリング法
5.地下部の形態学的観察
6.生育調査法1
7.生育調査法2
8.成長解析
9.画像解析法1
10.画像解析法2
11.収量調査法1
12.収量調査法2
13.地理情報システム(GIS)1
14.地理情報システム(GIS)2
15.データ解析
事前・事後学修の内容 事前学修:配布テキスト・参考資料の熟読・事前課題
事後学修:事後課題
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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