三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士前期課程)
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 工学イノベーション特論 Ⅳ
こうがくいのべーしょんとくろん よん
Engineering Innovation Ⅳ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
inov-inov-ENGR-5-1-1-1-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 地域イノベーション学研究科でで行いますが,社会人学生に関してはオンライン受講に対応します.受講生と開講時間帯を調整する予定です.

担当教員 丸山 直樹(地域イノベーション学研究科 地域イノベーション学専攻,工学イノベーションユニット)

MARUYAMA, Naoki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  発電,交通機関をはじめ,これらの動力源として熱エネルギーが多用されている.熱エネルギー利用の多くは熱サイクルを伴い,その結果として排熱/排出ガスが発生する.これらは,常々環境問題として取り沙汰されている.本授業は,熱エネルギーシステムと環境配慮の両分野を中心に,工学の視点で歴史を振り返ると共に,最新動向の把握と将来予測について講述し,討論を行う.
学修の目的  熱エネルギーシステムと環境配慮技術の歴史と最新動向を理解し,これらを基礎に自身の視点で将来予測を行う.また,他者との討論により,熱エネルギーシステムと環境配慮技術の理解を深めることを目的とする.
学修の到達目標  熱エネルギーシステムと環境配慮技術の重要性を理解し,これらに関する自身の意見を持つことを目標とする.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 事前調査(40%),授業での討論(60%)によって成績を評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点  各期の授業アンケートの結果を次年度の授業づくりに適宜反映させている.
 図表を含む資料を多用し,内容の理解を深めるよう務めている.
教科書  とくに指定しない.刊行物,インターネット掲載資料などを利用して進める.
参考書  公的刊行物,データベースを参考とする.
オフィスアワー  e-mailで受付.内容により,対面またはオンラインで対応する.
受講要件  基礎から取り組むため,とくに要件はない.
予め履修が望ましい科目  熱エネルギー変換,環境問題に関する基礎知識があることが望ましいが,基礎的な内容から入るため,とくに事前に修得しておくべき科目はない.ただし,各授業前に事前調査を求める.
発展科目  熱エネルギーシステムや環境工学に関する授業に役立つ.
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 熱エネルギーシステム,環境工学,ISOマネジメントシステム
Key Word(s) Thermal energy system, Environmental engineering, ISO management system
学修内容 熱エネルギーシステムと環境配慮技術に関する講述を行い,これらに関して討論を行う.

第1回 熱エネルギーシステムと環境配慮の必要性
第2回 日本,世界の化石燃料の埋蔵量,枯渇問題について
第3回 日本,世界の天然資源の埋蔵量,枯渇問題について
第4回 日本と世界のエネルギー需給の変遷について
第5回 日本と世界各国の再生可能エネルギーの導入状況について
第6回 シェールガス,メタンハイドレード,オイルサンド,等について
第7回 日本と世界各国の発電システムの形態とその特徴,将来性について
第8回 動力源の歴史と自動車用動力源の発達と課題,将来展望について
第9回 鉄道,洋上用,航空機,宇宙用パワーサプライの発達と課題,将来展望について
第10回 冷媒,冷凍サイクルとヒートポンプについて
第11回 ISO9001品質マネジメントシステム,ISO14001環境マネジメントシステム,ISO50001エネルギーマネジメントシステムについて
第12回 廃棄物処理方法の変遷,リサイクル技術の変遷について
第13回 カーボンフットプリント,カーボンオフセット,ウオーターフットプリントについて
第14回 CO2排出量削減に向けた日本,世界の取り組みについて
第15回 熱エネルギーシステムと環境配慮の将来展望(討論)
事前・事後学修の内容 授業では,各回の講述後に参加者で討論を行う.このため,講述内容に加えて受講生自身の事前調査による内容把握を要す.

第1回 熱エネルギーシステムと環境問題の関連性について
第2回 日本,世界の化石燃料の埋蔵量,枯渇問題について
第3回 日本,世界の天然資源の埋蔵量,枯渇問題について
第4回 日本と世界のエネルギー需給の変遷について
第5回 日本と世界各国の再生可能エネルギーの導入状況について
第6回 シェールガス,メタンハイドレード,オイルサンド,等について
第7回 日本と世界各国の発電システムの形態とその特徴,将来性について
第8回 動力源の歴史と自動車用動力源の発達と課題,将来展望について
第9回 鉄道,洋上用,航空機,宇宙用パワーサプライの発達と課題,将来展望について
第10回 冷媒,冷凍サイクルとヒートポンプについて
第11回 ISO9001品質マネジメントシステム,ISO14001環境マネジメントシステム,ISO50001エネルギーマネジメントシステムについて
第12回 廃棄物処理方法の変遷,リサイクル技術の変遷について
第13回 カーボンフットプリント,カーボンオフセット,ウオーターフットプリントについて
第14回 CO2排出量削減に向けた日本,世界の取り組みについて
第15回 熱エネルギーシステムと環境配慮の将来展望について,自身の意見をまとめておく
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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