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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命化学科・全教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 学科必修科目 |
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授業科目名 | 生化学Ⅱ | |
せいかがくに | ||
Biohemistry Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-2021-007
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 3, 4時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎2階大講義室(218室) (受講人数により、教室が変更になる場合があります、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 竹林慎一郎(生物資源学部生物圏生命化学科) | |
TAKEBAYASHI, Shin-ichiro | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 生化学Ⅱとして、生化学Ⅰの後半部ととらえてほしい。特に、糖質・脂質・アミノ酸・ヌクレオチド代謝、ビタミン、シグナル伝達、ゲノム・クロマチンの構造と機能、複製、転写、翻訳、遺伝子の発現制御を中心に学習する。本講義では、酵素が担う細胞内の代謝系について学ぶ。さらに、酵素が担う様々な生物学的現象や遺伝子の発現制御と複製についても幅広く学習する。高等学校の理科教科・「化学」の(4)「有機化合物の性質と利用」、(5)「高分子化合物の性質と利用」を指導するために必要な基本的事項について解説する。 |
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学修の目的 | 糖質、脂質、アミノ酸、ヌクレオチドについて、酵素が担う代謝系および、真核生物のクロマチンの構造、遺伝子の発現制御と複製等を習熟し、化学的に説明できるようになる。専門英語についても慣れる。 |
学修の到達目標 | 生化学の中でも特に、代謝系および、クロマチンの構造、遺伝子の発現制御と複製等を習熟し、化学的に説明できる能力を養う。また、酵素を様々な反応や物質生産等に応用したり、遺伝子発現制御の破綻から起こる疾病等を理解するための基礎的能力を養う。さらに専門英語についても慣れること。受講生は,高等学校の理科教科・「化学」の「有機化合物の性質と利用」、「高分子化合物の性質と利用」に関する基本的事項を指導できる能力を修得することを目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題への取組み30%、試験70%、計100%。(合計60%以上で合格) |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 必要に応じて、講義の難易度・質問・要望等を問うカード、宿題形式の演習、理解度確認用復習課題、動画、講義進行に沿う記入形式プリント等を導入する。 |
教科書 | ヴォート基礎生化学 第5版 (田宮信雄、村松正實、八木達彦、遠藤斗志也訳)東京化学同人。二年前期の「生化学Ⅰ」と共通の教科書。 |
参考書 | ベーシックマスター生化学 第2版 (大山隆監修、西川一八、清水光弘共編)オーム社(教科書はかなり詳しく書かれており、ポイントを勉強する場合はこの本が参考になる)。演習用に推薦するテキストとして、栄養科学イラストレイテッド「生化学」第3版(薗田勝編)羊土社、栄養科学イラストレイテッド演習版「生化学ノート」第3版(薗田勝編)羊土社、また、わかる!身につく!生物・生化学・分子生物学(田村隆明著)南山堂はうまく整理されている。 |
オフィスアワー | 後期毎週木曜日12:00~13:00 竹林教員室(753号室)で受け付けている。E-mail(竹林:stake@bio.mie-u.ac.jp)で予約することが望ましい。 |
受講要件 | 生化学Ⅰ、有機化学Ⅰ、Ⅱを履修していることが望ましい。生化学の基礎を習熟していること。ハイペースで進めるため、化学を十分理解していること。また、英語を積極的に導入するので、予復習に十分時間がとれること。 |
予め履修が望ましい科目 | 化学基礎II、細胞生物学、生化学Ⅰ、有機化学Ⅰ、Ⅱ、分子生物学 |
発展科目 | 生命機能化学実験実習3、4、5、栄養化学、生命機能化学演習I、II、卒業研究 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) 高等学校教諭一種免許 ( 理科) |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 酵素、シグナル伝達、ビタミン、代謝、解糖系、クエン酸回路、脂質・アミノ酸・ヌクレオチド代謝、ゲノムの構造と機能、遺伝子発現と調節、DNA複製、転写、翻訳、DNA損傷と修復、エピジェネティクス |
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Key Word(s) | Enzymes, signal transduction, Vitamins, Metabolism, Glycolysis, Citric Acid Cycle, chromatin structure and Function, Gene expression, DNA replication, Transcription, Translation, DNA damage and repair, Epigenetics |
学修内容 | 第1回:学習事項、成績評価方法等の確認、糖代謝概説 第2回:解糖系(15章) 第3回:クエン酸サイクル(17章) 第4回:電子伝達と酸化的リン酸化(18章) 第5回:グリコーゲン代謝と糖新生(16章) 第6回:補因子とビタミン(プリント) 第7回:シグナル伝達の生化学(13章) 第8回:中間テスト、栄養素代謝の全体像 第9回:脂質代謝(20章) 第10回:アミノ酸代謝(21章) 第11回:ヌクレオチド代謝、核酸・染色体の構造(23、24章) 第12回:クロマチン構造の修飾・エピジェネティクス(24、25、28章) 第13回:DNA、複製・修復・組換え (25章) 第14回:転写とRNAプロセシング・翻訳 (26、27章) 第15回:遺伝子発現の調節(28章) 第16回:試験 |
事前・事後学修の内容 | 各回に次回の講義内容を示し、必要に応じてプリントを配布、またはPDFファイル等をMoodleに挙げるので学習してくること。講義の各回で一章分をすべて解説するのは困難で、ポイントのみとなる。したがって、事前学習として次回の章の通読し、ポイントをノートにまとめ、各章の全体を各自で学習する。これに毎回120分を必要とする。また、事後学習として、講義で得た新しい知見を整理する、さらに、各章の章末にある問題を解答し、理解度を確認する。これに毎回120分を必要とする。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |