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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 金融論
きんゆうろん
Monetary and Financial Economics
単位数 4 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
選択・必修
授業科目名  金融論・地域金融論
きんゆうろん・ちいききんゆうろん
Monetary and Financial Economics ・ Regional Finance
単位数 各2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-017
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限; 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 野崎 哲哉(人文学部)

NOZAKI,Tetsuya

SDGsの目標
連絡事項 「来年(2025年)度より、金融論(4単位)は、金融論(2単位)と地域金融論(2単位)の2科目に分けて開講予定」

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ☆今、話題となっている「投資」を正確に理解するためには、「金融」を正しく理解することが必要不可欠です。「金融」は学生がイメージするほど難しいものではなく、身近な問題であることを講義を通じて理解していただきたいと思っています。
☆講義では毎回新聞記事や視聴覚教材等を用いて問題意識の形成や現実感覚の豊富化を重視します。数学はまったく用いないので、数学に苦手意識のある学生でも大丈夫です。質問意見カードを用いることで理解が深まるようにしたいと思っています。
学修の目的 経済・金融の知識が深まり、日々生起する経済的事象のイメージが瞬時にわくとともに、今後の課題が考えられるようになることを目的とします。
学修の到達目標 現代経済社会を理解する上で不可欠な金融に関する基礎的知識の習得を目的とし、加えて今後の日本経済の方向性と金融のあるべき姿についても考えていきます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末テスト(40%)、レポート(30%)、毎回の講義での意見カード等(30%)で総合的に評価します。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 これまでも意見カード等を活用し、毎回学生の意見や質問を聞くとともに理解度を確認してきましたが、今年度は、さらにその方法を踏襲しつつ、個別的な質問等についてはオフィスアワーにも結びつけ、受講生の理解度を深めるような対応を試みたいと考えています。
教科書 なし(資料配布)
参考書 講義中に指示します。
オフィスアワー 火曜日、金曜日の昼休み。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 証券経済論、国際金融論
その他 2025年度からこの金融論(4単位科目)は、金融論(2単位科目)と地域金融論(2単位科目)に分割することになっています。金融論を深く理解するためにも、4単位で開講の今年度にぜひ金融論を学んで下さい。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19031
キーワード 現代経済社会と金融の役割
Key Word(s) The role of finance in the modern economic society
学修内容 ☆講義の流れは以下の通り。
4月のテーマ:現代の金融のしくみを理解する!
 第1回~第2回 講義紹介およびガイダンス
 第3回~第4回 わが国金融システムの概観~金融の基礎知識の習得~
 第5回~第6回 銀行および証券の機能と役割について
 第7回~第8回 貨幣および金融の歴史について
5月のテーマ:日本経済の発展と金融の役割を理解する!
 第9回~第11回  戦後金融制度確立と高度経済成長における金融の役割
 第12回~第13回 低成長下およびバブル経済下の日本経済と金融の役割
 第14回~第15回 バブル経済崩壊と平成不況下の日本経済と金融の役割
6月のテーマ:現代の金融問題について強くなる!
 第16回~第17回 バブル崩壊後の金融機関の経営破綻
 第18回~第19回 不良債権問題と金融再生のあり方、金融再編
 第20回~第21回 現代日本の金融政策
 第22回~第24回 金融システム改革(日本版ビッグバン)と「貯蓄から投資へ」
7月のテーマ:金融のあるべき姿を考える!
 第25回~第26回 現代の世界金融危機
 第27回~第29回 地域金融のあり方、フィンテック、金融教育など
 第30回 金融のあるべき姿および年間講義のまとめ
 第31回 テスト
事前・事後学修の内容 学習課題については、毎回のポイントを示すこととする。
復習については、毎回の講義用にmoodleにアップする資料を必ず読み返してくることを求めるとともに、予習については、予習用の別資料をmoodleにアップする予定。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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