三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 ドイツの文学B
どいつのぶんがく ベー
German Literature B
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名  ドイツ語圏の文学B
どいつごけんのぶんがく ベー
German Literature B
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 開放科目    
  他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 白坂 彩乃(人文学部)

SHIRASAKA, Ayano

SDGsの目標
連絡事項 Moodleは後日作成。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「女性と文学、女性の文学」
女性は長きにわたって文学を書く側ではなく、文学のなかで書かれる側にとどまっていました。男性作家の想像力によって目くるめく多彩な女性像が生み出された一方で、現実を生きる女性たちの存在は等閑に付されてきたことが指摘されています。
この授業では、女性作家のものも男性作家のものも含め、女性を主人公とした作品を取り上げます。女性を主人公にして物語を書いた男性は、女性にどのようなイメージを仮託したのでしょうか。また女性たちはそうした男性中心的な文学史のなかで何を書いたのでしょうか。ドイツ語圏のさまざまな作品の読解をとおして検討します。
学修の目的 ドイツ語圏の文学テクストのなかで女性がどのように描かれてきたかを理解する。
文学テクストを歴史的・社会的文脈のなかに置き、批判的に読解する。
学修の到達目標 文学テクストのなかでどのような女性像が描かれているか分析し、自分の言葉で説明できるようになる。
自身の視点を持ってテクストを読み、考えを説得的に伝えられるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末レポート60%、授業での発言・ミニッツペーパー40%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 授業資料を配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー メールかMoodleでお問い合わせください。
受講要件 ドイツ語圏の文学に興味があること。テクストは翻訳で読むので、ドイツ語を学習していない方も歓迎します。
予め履修が望ましい科目
発展科目 ドイツ文学演習、ドイツの文学、文学概論
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ドイツ文学、オーストリア文学、文学における女性像
Key Word(s) German Literature, Austrian Literature, Images of Women in Literature
学修内容 文学における女性像をテーマに、ドイツ文学に限らず思想書も取り上げます。適宜視聴覚資料も用います。なお、扱う作品は変更する可能性があります。
第1回 イントロダクション(ジンメル『男女両性の哲学に寄せて』)
第2回~第3回 レッシング『エミーリア・ガロッティ』
第4回 クライスト『ペンテジレーア』
第5回~第6回 ヴァイニンガー『性と性格』
第7回~第9回 ムージル『愛の完成』、『特性のない男』
第10回 ハントケ『左ききの女』
第11回~第12回 バッハマン『マリーナ』
第13回~第14回 イェリネク『快楽』
第15回 まとめ・レポートの書き方
事前・事後学修の内容 事後学習として、講義で扱った作品や関連する文献を実際に手に取って読むことを勧めます。講義での内容と実際に読んで感じたことを比較しながら、期末レポートにむけて自分の考えをまとめておくこと。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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