三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・共通科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 学校改革の中の現代教師論
がっこうかいかくのなかのげんだいきょうしろん
Teachers in the School Reform
単位数 2 単位
受講対象学生
選択・必修
授業科目名
単位数 単位
ナンバリングコード
EDUC-Prac5110  
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教職支援センター レクチャールーム

担当教員 〇園部友里恵(教育学研究科), 田中里佳(教育学研究科), 大日方真史(教育学部)

SONOBE, Yurie; TANAKA, RIka; OBINATA, Masafumi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代社会の激しい変化の中で、学校の役割も大きく変わろうとしている。子どもたちにとって「安心・安全な空間」を、また「対話的な学びの空間」をどうつくりあげていくかが課題となっている。教師はそこにどのように関わっていけるだろうか。この授業は、[学習指導][生活指導][教師]の3つの視点から検討していく。
学修の目的 この授業の3つの視点はすべて「省察」というキーワードによって結びついている。[学習指導編]では、「対話型模擬授業検討会」と呼ばれる模擬授業検討会のモデルを学び、その体験から学校における同僚性について検討する。続く[生活指導編]では、いじめや保護者対応をめぐる学校と教師の課題について、「事例検討会」の可能性を探究する。そして[教師編]では、教師や学校の「変容」と「つながり」を手がかりに学校改革の事例研究を行う。以上を通して、学校改革の担い手としての教師のあり方を検討することがこの授業の目的である。
学修の到達目標 ・現代社会における学校及び教師の役割について、その重要性や課題を説明することができる。
・他者とともに省察を深めることが可能となる場のつくり方を構想・実践することができる。
・学校改革との関連から教師としての自己を省察することによって、教師のあり方を検討し、今後の展望を持つことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・平常点(授業への参加および授業後の「振り返りコメント」のmoodle投稿)40%
・授業内課題の実施40%
・最終レポート20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 ・授業内で適宜指示する。
参考書 ・田中里佳『教師の実践的知識の発達』学文社, 2019年
・渡辺貴裕『授業づくりの考え方:小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ』くろしお出版, 2019年
オフィスアワー 随時(メールで事前連絡をお願いします)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/user/index.php?id=19119
キーワード 学校改革 学校文化 教師の自己変革 同僚性 省察
Key Word(s) School reform, School culture, Teacher's personal change, Collegiality, Reflection
学修内容 第1回 ガイダンスとイントロダクション
第2回[学習指導編1]対話型模擬授業検討会を学ぶ
第3回[学習指導編2]対話型模擬授業検討会をやってみる
第4回[学習指導編3]対話型模擬授業検討会を深める
第5回[学習指導編4]対話型模擬授業検討会を改善する
第6回[学習指導編5]対話型模擬授業検討会と同僚性の構築
第7回[生活指導編1]生活指導をめぐる学校改革の現状を確かめる
第8回[生活指導編2]生活指導をめぐる事例検討会の可能性を探る
第9回[生活指導編3]生活指導をめぐる事例検討会の方法を追求する
第10回[生活指導編4]生活指導をめぐる事例検討会の意義を確かめる
第11回[生活指導編5]生活指導をめぐる事例検討会の課題を確かめる
第12回 [教師編1]学校改革の事例研究1 教師の変容を検討する
第13回 [教師編2]学校改革の事例研究2 学校の変容を検討する
第14回 [教師編3]学校改革の事例研究3 教師のつながりを検討する
第15回 [教師編4]まとめと振り返り
事前・事後学修の内容 ・事前配布資料や文献の精読
・課題(振り返りコメント、模擬授業案、最終レポートの作成等)
・グループ発表に向けた準備(模擬授業や事例検討会の計画等)と省察
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:90分/回

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