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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 ジェンダーとセクシュアリティの人類学
じぇんだーとせくしゅありてぃのじんるいがく
Special Lecture on the Anthropology of Gender and Sexuality
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 ジェンダーとセクシュアリティの人類学
とくしゅこうぎじぇんだーとせくしゅありてぃのじんるいがく
Special Lecture on the Anthropology of Gender and Sexuality
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 深海菊絵(非常勤講師)

Kikue Fukami

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、世界の民族誌的な事例や日本社会の事例を取り上げながら、ジェンダー人類学とセクシュアリティの人類学の視座を学ぶ。受講者はジェンダー人類学やセクシュアリティの人類学の視座を用いながら、当該社会の特性や当該社会を生きる人ひとかいかに世界と関わっているのか(いたのか)を明らかにする力を身につけると同時に、身の周りの出来事を批判的に考察できるようになる。なお、本講義では映画やボードゲームなどを用いて、授業の内容を深めていく予定である。最終日に受講者によるプレゼンテーションを行う。
学修の目的 人類学的な視点からジェンダーやセクシュアリティについての基本的な知識を習得する。ジェンダーの平等や多様性を尊重しながら他者と共生していくために必要となる知識や批判力、構想力を養う。
学修の到達目標 ○ジェンダー人類学・セクシュアリティの人類学の視座を理解することができる。
○ジェンダー概念およびセクシュアリティ概念から、社会問題や身の周りの出来事を批判的に考察できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
○変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
○国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 平常点(発言による参加頻度、コメントシート)40%、プレゼンテーション60%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 特定の教科書は使用しない
参考書 『ジェンダーで学ぶ文化人類学』2005、田中雅一・中谷文美(編)、世界思想社。
その他の参考文献については適宜、授業内で紹介する。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 比較文化論、文化人類学概論、オセアニアの民族と文化A、Bなど
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19079
キーワード ジェンダー、セクシュアリティ、家族、多様性、文化人類学
Key Word(s) Gender, Sexuality, Family, Diversity, Cultural Anthropology
学修内容 出席を重視する。集中講義の最終日には受講生によるプレゼンテーションを行う。講義は以下のように進める(受講者数によってスケジュールを変更する場合がある)。

1.  イントロダクション:集中講義の進め方、文化人類学の思考法や方法論
2.  ジェンダー人類学、セクシュアリティの人類学の視座
3.  ジェンダー・セクシュアリティと家族
4.  ジェンダー・セクシュアリティと国家①
5.  ジェンダー・セクシュアリティと国家② 
6.  ジェンダー・セクシュアリティとメディア
7.  グローバリゼーションとジェンダー①:女性器切除(FGM/C)
8.  グローバリゼーションとジェンダー②:女性器切除(FGM/C)
9.  ジェンダー・セクシュアリティと教育
10. ジェンダー・セクシュアリティと生の多様性:トランスジェンダー
11. ジェンダー・セクシュアリティと生の多様性:ポリアモリー
12. ジェンダー・セクシュアリティと生の多様性:ポリアモリー
13. プレゼンテーション
14. プレゼンテーション
15. プレゼンテーション
16. 講義まとめ
事前・事後学修の内容 ジェンダーやセクシュアリティの基本的知識を概説書などによって事前に学習しておくことが望ましい。プレゼンテーションのための事前準備の時間を要する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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