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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 特殊講義 ソーシャルイノベーション論
とくしゅこうぎ そーしゃるいのべーしょんろん
Social Innovation
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 洪 性旭(ホン ソンウク、人文学部)

HONG, Sung Wook

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19027

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 地球環境、貧困、少子高齢化、障害者雇用といった社会的課題の解決に向けて、ビジネスをはじめとする様々な領域で起こされるイノベーションのことを「ソーシャルイノベーション」と呼びます。ソーシャルイノベーションは、一般的にイメージされる営利ビジネスにとどまらず、社会福祉に関する事業や公的事業などにおいても見ることができます。
本講義では、イノベーション理論の基礎を確認した上で、ソーシャルイノベーションの定義と捉え方を学習します。なお、ソーシャルイノベーションを起こしている様々な事例を検討し、理解を深めます。
※本授業は、人文学部法律経済学科のディプロマポリシーのうち、とりわけ3、4、5と高い関連性を持ちます。
学修の目的 本講義の目的は以下の通りです。
①ソーシャルイノベーションの定義と捉え方に関する知識を得る。
②経営学はじめ複数の学問的視座(社会学、社会政策論等)からのソーシャルイノベーションの捉え方を学習する。
学修の到達目標 本講義では、以下の3点を履修者の到達目標とします。
①グローバル及び国内レベルでのソーシャルイノベーションの登場と動向について説明できるようになる。
②ソーシャルイノベーションによってもたらされるインパクト(ソーシャルインパクト)の定義及び基本的な測定方法に関する知識を得る。
③上記①~②の理解を基に、具体的なソーシャルイノベーションの事例について自分の言葉で説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
○現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
○自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業及びディスカッションへの参加40%、期末レポート60%、計100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 クレイトン・クリステンセン、マイケル・レイナー、2003『イノベーションの解』玉田俊平太・櫻井祐子訳、翔泳社
フランシス・ウェストリーほか、2008『誰が世界を変えるのか―ソーシャルイノベーションはここから始まる』東出顕子訳、英治出版
塚本一郎,関正雄編著,2012『社会貢献によるビジネス・イノベーション:CSRを超えて』丸善
谷本寛治, 大室悦賀, 大平修司, 土肥将敦, 古村公久,2013『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』NTT出版
谷本寛治編著、2015『ソーシャル・ビジネス・ケース』中央経済社
高橋勅徳・木村隆之・石黒督朗、2018『ソーシャル・イノベーションを理論化する―切り拓かれる社会企業家の新たな実践―』文真堂
オフィスアワー 火曜日13:00-14:30、洪研究室(人文学部5階)
受講要件
予め履修が望ましい科目 ソーシャルビジネス論、非営利組織論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19027
キーワード ソーシャルイノベーション、ソーシャルインパクト、ソーシャルビジネス、ソーシャルエンタープライズ、社会起業家
Key Word(s) Social Innovation, Social Impact, Social Busines, Social Enterprise, Social Entrepreneur
学修内容 第1回 ガイダンス:講義概要、成績評価方法、テキスト等について
第2回 イノベーション理論の基礎①ドラッカーのイノベーション論
第3回 イノベーション理論の基礎②ドラッカーのイノベーション論
第4回 イノベーション理論の基礎③イノベーションのジレンマほか
第5回 イノベーション理論の基礎④イノベーションのジレンマほか
第6回 ソーシャルイノベーションの創出①理論と事例
第7回 ソーシャルイノベーションの創出②理論と事例
第8回 ソーシャルイノベーションの普及①理論と事例
第9回 ソーシャルイノベーションの普及②理論と事例
第10回~第14回 ソーシャルイノベーションの様々な捉え方:理論と事例
第15回 学習内容の振り返りと今後の展望
事前・事後学修の内容 第1回:履修希望者は必ず出席のこと。
第2回から第14回までは、イノベーション理論及びソーシャルイノベーションと関連概念をめぐる全般的な議論と事例について学習します。毎回、配布資料を復習すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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