三重大学ウェブシラバス

シラバス表示

　シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる（シラバスの一覧にもどる）

科目の基本情報

開講年度	2024 年度
開講区分	人文学部文化学科

受講対象学生	学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名	美術史Ｂ
	びじゅつしびー
	Art History Ｂ
単位数	2 単位
ナンバリングコード	humn-cult2100-063

開放科目	非開放科目
開講学期	後期
開講時間	火曜日 3, 4時限
授業形態	対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業
開講場所
担当教員	藤田伸也（人文学部）
	FUJITA, Shinya
	sfujita@human.mie-u.ac.jp
実務経験のある教員	日本東洋美術を専門とする私立美術館、大和文華館で10年余り、学芸員として美術作品の研究・収集・保存・展示に携わりました。その実務経験がこの授業には反映されています。
SDGsの目標
連絡事項	* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要	中国絵画史入門。日本絵画の源泉である中国絵画に関する入門的講義である。中国絵画史を概説した後、日本所在の国宝等の名品を取り上げる。絵画史全般について、適宜その基本的な問題について説明を加える。
学修の目的	美術史について基本的知識を習得する。中国絵画の見方と代表的名品について理解する。美術作品を通して文化を理解することを学ぶ。
学修の到達目標	中国絵画史について体系的に理解する。絵画の機能と価値について説明することができる。日本文化・美術における中国美術の重要性について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標 ○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。　変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。 ○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。　変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。 ○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。　国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。 ○ 全学の教育目標感じる力 ○感性 ○共感 ○主体性考える力 ○幅広い教養 ○専門知識・技術 ○論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) 　リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力 ○問題発見解決力　心身・健康に対する意識　社会人としての態度・倫理観
成績評価方法と基準	授業のコメント２０％、テスト４０％、レポート４０％。
授業の方法	講義
授業の特徴	PBL 特色ある教育英語を用いた教育
授業アンケート結果を受けての改善点	視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
教科書	なし。適宜レジュメ・資料を配付する。
参考書	授業中適宜示す。
オフィスアワー	毎週火曜日12:00～13:0０、水曜日12:０0～13:00、藤田研究室（教養教育２号館２階）
受講要件	美術、文化等に関心を有する者
予め履修が望ましい科目	美術史Ａなど美術史科目
発展科目	美術史科目
その他	機会があれば、展覧会の見学を休日に日帰り圏内で行う。その際の交通費・入館料等は各自の負担となる。学生教育研究災害傷害保険には必ず加入していること。

授業計画

MoodleのコースURL	https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18912

キーワード	美術史　中国絵画史
Key Word(s)	art history, history of Chinese paintings
学修内容	最初に中国美術全体の概説を行い、故宮博物院についても概観する。次に中国絵画の歴史と芸術性を、代表的な現存作品によって考察する。そして日本に所在する国宝等の名品について詳しく見ていく。第１回　授業の概要　　中国美術と日本美術第２回　故宮博物院の歴史と紫禁城　第３回　故宮博物院の名品第４回　中国絵画略史　　古代から六朝・唐　第５回　中国絵画略史　　宋・元第６回　中国絵画略史　　明・清第７回　日本における中国絵画の受容　　ー「宋元画」とはー第８回　日本所在の国宝・重要文化財の中国絵画第９回　仏画第１０回　人物画第１１回　花鳥画第１２回　山水画第１３回　南宋院体画と室町水墨画第１４回　禅林の絵画第１５回　中国絵画と日本文化　第１６回　試験
事前・事後学修の内容	配付資料・レジュメをよく読み、予習すること。授業中に取り上げた作品については、参考図書で図版をよく見ておく。専門用語や画家名・作品名の読みや意味は復習し理解すること。
事前・事後学修の内容	事前学修の時間:120分/回　　　事後学修の時間:120分/回