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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習D
にほんぶんがくえんしゅう でー
Seminar in Japanese Literature D
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本文学演習D
にほんぶんがくえんしゅう でー
Seminar in Japanese Literature D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 亀田 夕佳(人文学部)

KAMEDA, Yuka

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18957

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 平安時代の和歌文学である『伊勢物語』の後半を精読する。『源氏物語』以後の作品に多大な影響を与えた本作品について、どのような表現構造として成り立っているのか、和歌が必要とされたのはなぜか、について読解する。また、問題提起した課題について熟考した結果を発表する。発表にあたっては、和歌や漢詩、物語等のさまざまな資料を調査するとともに、諸注釈における解釈上の問題点にも留意する。
学修の目的 古典文学を自ら理解する際に修得すべき調査方法や読解技術を身につける。
レジュメの作成方法や発表の方法を修得する。
学修の到達目標 さまざまな資料を適切に用いて、原文を自力で解釈することができる。
和歌文学および和歌についての知見を確実なものとする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題提出20%、発表50%、討論への参与30%で評価(合計が60%以上で合格)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業中の課題の提出状況に応じて、学生の理解度を確認し、授業にフィードバックする。
教科書 プリントを配布する。
参考書 溝口彰子『BL研究者によるジェンター批評入門』(笠間書院、2023年)、福田智子・南里一郎・矢野環編著『香道籬之菊 盤物の雅び』(風間書房、2023年)、妹尾好信『平安文学を読み解く』(和泉書院、2023年)、飯塚ひろみ『源氏物語歌ことばの時空』(翰林書房、2011年)、針本正行『平安女流文学論攷』(翰林書房、2023年)、阿部真司『古代の産鉄神話と伝承』(翰林書房、2023年)、張利利『日本和歌文學作品解析』(翰林書房、2023年)、板野みづえ『新古今時代の和歌表現』(花鳥社、2024年1月)
オフィスアワー 木曜日の昼休み。長い時間が必要な場合は、事前にメール等で相談して下さい。
受講要件 発表準備にあたり、多くの資料を調査し、読み込んだ上で整理する必要が生じます。その労を厭わず取り組むことができるもの。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18957
キーワード 和歌文学、中古文学(平安文学)、伊勢物語
Key Word(s) Waka Literature, Classical Japanese Literature(Heian Literature),Tale of Ise
学修内容 第1回 ガイダンス(『伊勢物語』の注釈史についての概説、授業の進め方、成績評価の方法などを説明、資料配布)
第2回 平安文学における研究方法について(調査の仕方と参考書の紹介)
第3回 発表資料作成について(注釈のつけ方等の説明)
第4~14回 範囲を分担して注釈や現代語訳の比較検討、考察などの発表を行う。
第15回 まとめ
事前・事後学修の内容 事前学修:予習として該当作品箇所を読み、わからない語句等を調べておく。
事後学修:授業で学んだ内容をふまえ、一語一語の表現価値について自分の理解をまとめる。授業中に示した参考文献を確認する。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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