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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 共通教育・教養基礎科目 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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授業科目名 | 自然科学概論2 | |
しぜんかがくがいろん2 | ||
Lecture Course in Natural Science 2 | ||
授業テーマ | 食品の科学・食品機能 | |
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 2022年度以前の入学生向けの科目名 自然科学概論 食品の科学・食品機能 |
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授業科目名 | 自然科学概論 | |
しぜんかがくがいろん | ||
Lecture Course in Natural Science | ||
授業テーマ | 食品の科学・食品機能 | |
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | gedu-libr-NLEC1122-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
分野 | 環境・科学, 健康・医療・福祉, 教育・公共 | |
分類・領域 |
教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象) |
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開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 全学共通教育センターが配付する時間表に記載. | |
担当教員 | ○柴田 敏行(大学院生物資源学研究科),磯野 直人(大学院生物資源学研究科),勝崎 裕隆(大学院生物資源学研究科),苅田 修一(大学院生物資源学研究科),西尾 昌洋(大学院生物資源学研究科),田中 晶善(非常勤講師) | |
○SHIBATA, Toshiyuki, ISONO, Naoto, KATSUZAKI, Hirotaka, KARITA, Shuuichi, NISHIO Masahiro, TANAKA, Akiyoshi | ||
実務経験のある教員 | 柴田 敏行:盛田株式会社品質管理課,マルキンバイオ株式会社開発IIチーム,苅田 修一:大関株式会社総合研究所,西尾 昌洋:株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 担当教員の中で,上記の教員は,発酵食品や機能性食品,創薬のメーカーにて開発や品質管理の部門での実務経験を持っている.この講義は「食品の科学と食品機能」を授業のテーマとしており,最新の学術成果に加え,企業の開発動向や市場の動向も取り入れた授業を行う. |
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SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 食品には,一次機能(栄養面での機能),二次機能(味や香りなど嗜好面での機能),三次機能(病気のリスクを低減させる機能)があり,私たちの食生活の豊かさや心身の健康の維持に極めて重要な役割を果たしている.この講義では,「食品の科学」と「食と健康(食品の機能)」を授業テーマとし,糖質,脂質,タンパク質など食品に含まれる栄養成分とポリフェノール類など非栄養性成分の構造と生理機能について,学修する.さらに,それらが健康の維持へ及ぼす影響や生活習慣病に対する効果,遺伝子と生活習慣病との関わりなど,基礎研究を行っている第一線の研究者達が分かりやすく解説する. |
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学修の目的 | 食品を構成する栄養成分,非栄養性成分について,分子レベルの基本的な構造や生理機能,健康の維持へ及ぼす影響について知識を得ることを目的とする.学修した内容を踏まえて,健康食品やサプリメントについて批評出来る力を養う. |
学修の到達目標 | 食品を構成する栄養成分,非栄養性成分について,分子レベルの基本的な構造や生理機能,健康の維持へ及ぼす影響について説明出来るようになる.学修した内容を踏まえて,健康食品やサプリメントについて批評出来るようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | レポート100%.毎回の講義で,学修内容に関する課題を提示する.期限内に提出されたレポートを採点し評価点とする. |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
プロジェクト型PBL Moodleを活用する授業 地域理解・地域交流の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) |
授業アンケート結果を受けての改善点 | プレゼンテーションの資料や板書について,受講生が理解しやすいように方法と内容について検討する.課題のレポートでは,受講生からの質問や意見,希望の記入欄を設ける.記入された内容について可能な限り対応と改善を行う. |
教科書 | 該当なし.毎回の講義で,資料などを配付する. |
参考書 | 必要に応じて,各回の担当教員から案内をする. |
オフィスアワー | 毎週火曜日18:00~19:00.講義終了後の講義室または担当した教員の教員室.メールでの質問にも対応する. |
受講要件 | 糖質,脂質,タンパク質の基本的な構造など生物化学に関連した知識を持った人,知識が無い場合,積極的に予習する意欲を持った人の受講が望ましい. |
予め履修が望ましい科目 | 化学基礎や生物基礎など化学系,生物系の基礎科目. |
発展科目 | 生化学や食品化学,それに関連した分野の講義や実験・実習. |
その他 | 該当なし. |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 食品機能,生活習慣病,保健機能食品,発酵食品,水産食品,糖質,脂質,フィトケミカル,フードマイレージ,食品ロス,SDGs |
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Key Word(s) | Food function, Lifestyle-related diseases, Health-promoting food, Fermented food, Marine food, Carbohydrate, Lipid, Phytochemical, Food mileage, Food loss, SDGs |
学修内容 | 第一回:「食品の科学」,「食品機能」,「食と健康」についてのガイダンスと全体的な概論,成績評価の説明 第二回:食糧と環境問題(フードマイレージ,食品ロス,SDGs)① 第三回:食糧と環境問題(フードマイレージ,食品ロス,SDGs)② 第四回:食事のバランスと摂取基準 第五回:栄養素各論① 第六回:栄養素各論② 第七回:食品の三次機能 第八回:発酵食品と健康 第九回:炭水化物の科学(機能性糖質) 第十回:農産物の機能性 第十一回:日本における水産業の現状と水産物の消費動向 第十二回:魚食と健康(脂質の科学) 第十三回:食品の三大栄養素とポリフェノールの関係性 第十四回:食品のポリフェノールと遺伝子調節 第十五回:ポリフェノールの生理学的意義,全体のまとめ |
事前・事後学修の内容 | 予習:資料や講義スライドをMoodleへアップするのでダウンロードを行うこと.ダウンロードしたファイルは,講義開始までに目を通しておく.「食糧問題」や「食品の機能性」,「生活習慣病」に関連したトピックスについて関心を持ち,開講日の前日に2時間かけて,文献検索や情報の収集(新聞記事など)を行い内容を整理する(計30時間). 復習:予習した内容と講義の内容について整理を行い,各回の学修内容について理解を深める.疑問点が生じた場合,解決するために更なる文献検索や情報の収集を行う.必要に応じて教員へ質問をすること.整理した全ての内容は,課題のレポートに反映させる(計30時間).成績評価にレポートの評価点を用いるため,内容に加え文章の体裁にも十分注意する. |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |