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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 中国の言語D
ちゅうごくのげんごD
Lecture on Chinese Linguistics D
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 中国語学特論D
ちゅうごくごがくとくろんD
Lecture on Chinese Linguistics D
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult1100-018
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 白石將人(人文学部文化学科)

SHIRAISHI.Masato

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 本講義では、中国人自身による中国語研究である「小学」と呼ばれる分野の歴史について講義する。中国における学術の歴史全体の中で中国語の研究がどのように行われてきたのかに注意しつつ説明して行きたい。清代に『四庫全書総目提要』という書物の解題書(その本がどんな性質なのかを解説した本)ができた。この本は、中国の学問の歴史を振り返るには便利であるので、今回の授業ではこの『総目提要』に依拠しつつ授業を進めたい。
学修の目的 「小学」と中国学術の歴史について、全体的な知見を得る。
学修の到達目標 中国人自身がどのように中国語を理解してきたかということを中国学術全体の変遷の中において理解できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業参加および小テスト(30%)、期末試験(70%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 学習内容の理解を促すべく、毎回簡単なまとめを提出してもらう。
教科書 必要に応じて授業中に資料を配布する。
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 在室時はいつでもかまいません。
受講要件 この授業は、国語科教員免許の漢文学に該当する。
予め履修が望ましい科目
発展科目 中国語学概論A~B(旧言語科学概論C~D)、中国語学演習A~F(旧中国語学演習A~F)、中国語学特論A~C(旧中国の言語A~C)
その他 中国語の未修者も受講を歓迎する。また、単位取得を目的とせず、聴講のみを希望する場合でも、極力許可するつもりである。個別に連絡して下さい。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18860
キーワード 中国語,言語学
Key Word(s) Chinese,Linguistics
学修内容 ①ガイダンス 『四庫全書総目提要』について
②昨年度までの復習
③~⑦宋元の小学
⑧~⑩明代の小学
⑪~⑭清代の小学
⑮まとめ
⑯試験
事前・事後学修の内容 普段使っている漢和辞典であっても、中国の字書の伝統を色濃く残している。日本語に関して当たり前と思われていることが、実は中国の学問的常識に由来することが多いので、そのことを念頭におきつつ、日常的に日本語を改めて振り返ってみる。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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