三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・農業土木学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(農業土木コース)
授業科目名 農村ワークショップ運営実習
のうそんわーくしょっぷうんえいじっしゅう
Rural workshop facilitation training
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-2334-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 7, 8, 9, 10時限
開講場所が学外になるときもあるが講義内で告知する
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 ○森本英嗣(生物資源学研究科),野村廉士(非常勤講師)

○MORIMOTO Hidetsugu, NOMURA Yasushi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 農業農村工学の実践の場では,農家,水土里ネット,行政,建設コンサルタンツ,ゼネコンなど多様な主体と意見を調整しながら物事を進めていく場面が多々ある。
多くの人の意見をまとめるための手法としてワークショップが用いられる。
この講義は,ワークショップ運営力を身に付けるための演習を主体とした講義である。

農村ワークショップ運営実習は、三重大学のディプロマポリシーである4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力「生きる力」を身に付けるため、学部のDPである(4)(5)の習得を目指します。
学修の目的 グループワークを中心に行い,環境教育プログラムの企画・実践,農村地域での住民との意見交換を通して,ワークショップにおける進行役(ファシリテータ)の技術を身に付けるようになることを目的とする。
学修の到達目標 (知識)
 ワークショップを体験し、さらに運営することでワークショップ運営するファシリテーションに関する知識を得る
(態度)
 実際に農村地域へ行き,年齢や役職等立場の違う地域住民(農家,事業主等)との意見交換を通して,協調性(相互理解)とコミュニケーションの能力向上を図る。
(技能)
 農業や水といったキーワードをもとにした環境教育ツールの作成を体験し,効果的なワークショップを企画し実践する技能を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
この科目は,農業土木学教育コースの掲げる学習・教育目標のF,Iに対応し,JABEEの定める共通の学習・教育目標 d, f, iに相当します。
成績評価方法と基準 毎回の振返りによる技術習得確認50%、実践演習50%
(知識)
 ワークショップを体験し、さらに運営することでワークショップ運営するファシリテーションに関する知識を習得したことを振り返りを通じて評価する(25%)
(態度)
 実際に農村地域へ行き,年齢や役職等立場の違う地域住民(農家,事業主等)との意見交換を通して,協調性(相互理解)とコミュニケーションの能力向上を振り返りを通じて評価する(25%)。
(技能)
 農業や水といったキーワードをもとにした環境教育ツールの作成したもの,効果的なワークショップを企画し実践する技能を評価する(50%)。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 ファシリテータ―資格を持つ非常勤講師を招いて、実践的なワークショップ運営力を身に付けるようにします。
教科書
参考書
オフィスアワー 曜日・時間:金曜日の15時~17時
場所:327室(居室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 ガイダンス(実習の進め方,評価方法の説明)とアイスブレイク
授業時間内の学修内容 実習のスケジュールを説明する。基本的にグループワークを中心とした実習であり,学外実習(予定)の主旨を含めた説明を行う。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション
Workshop, Facilitation
事前学修の内容 ワークショップについての事前学習をする。インターネットや書籍で情報収集をする。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中に紹介した書籍やツールについてインターネットや書籍で調べる。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 農業・農村の未来像について考えてみる(マインドマップ:意見の発散)
授業時間内の学修内容 農業農村に関する諸課題についてグループで議論する。
キーワード(Key Word(s)) 農業,農村
Agriculture, Rural area
事前学修の内容 農業農村の諸課題について事前に調べ,自分の関心のある課題を列挙する。具体的な事例を選定しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 ファシリテーションに必要なスキルについて
授業時間内の学修内容 ファシリテーションの基本スキルについて解説する。特に傾聴スキルと記録スキルについて実践する。
キーワード(Key Word(s)) ファシリテーション,傾聴
Facilitation, Attentively listening
事前学修の内容 ファシリテーションについての事前配付資料を熟読しておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 合意形成ワークショップ
授業時間内の学修内容 ファシリテーションの基本スキルについて解説する。特に傾聴スキルと記録スキルについて実践する。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション
Workshop, Facilitation
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 対話(ダイアローグ)による多様な意見の合意形成
授業時間内の学修内容 社会には多様な立場の人々,そして多様な意見がある。それらを踏まえ,どのように対話(ダイアローグ)をし,どのように合意形成を図っていくかを実践する。
キーワード(Key Word(s)) ダイアローグ,合意形成
Dialog, Consensus building
事前学修の内容 対話(ダイアローグ)ならびに合意形成について事前に調べておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 学外実習(@農村地域)
授業時間内の学修内容 農村地域に赴き,農業従事者や事業主など地域住民との意見交換を行う。次回以降のテーマである「持続可能な農村地域のあり方を考える」基礎情報の収集を行う。
キーワード(Key Word(s)) 学外実習
Field work
事前学修の内容 視察先の地勢,文化・歴史についてインターネットで情報収集する。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 農村地域の持続的発展に向けた議論①(マインドマップ:意見の発散)
授業時間内の学修内容 前回の課外実習で得た知見をグループ内で意見交換をする。農村の地域の持続的な発展に向けた解決策についての意見をさらに出し合う(意見の発散)。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,マインドマップ
Workshop, Facilitation, Mind-map
事前学修の内容 前回のワークショップでの自身の課題点を振り返る。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 農村地域の持続的発展に向けた議論②(ブレインストーミング:意見の集約)
授業時間内の学修内容 前回発散した意見をブレインストーミングを用いてグループ内の意見をまとめる。農村の地域の持続的な発展に向けた具体策を考える種を探し出す。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,ブレインストーミング
Workshop, Facilitation, Brain storming
事前学修の内容 前回のワークショップでの自身の課題点を振り返る。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 農村地域の持続的発展に向けた議論③(まとめ・成果報告)
授業時間内の学修内容 農村地域の持続的発展に向けた議論の成果報告を行う。視察した農村地域の地域住民にも参加してもらい,各グループの評価をしてもらう。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション
Workshop, Facilitation
事前学修の内容 成果報告に向けてグループ内で最終確認を行う。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 チームビルディングワークショップ
授業時間内の学修内容 グループワークを効率的に進めるための一つの手段である「チームビルディング」を学ぶ。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,チームビルディング
Workshop, Facilitation, Team building
事前学修の内容 前回のワークショップでの自身の課題点を振り返る。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 環境教育の教材づくりワークショップ①(主旨説明)
授業時間内の学修内容 小学生対象の「農業・農業用水についての学習教材づくり」をテーマとするワークショップを実践する。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,環境教育
Workshop, Facilitation, Team building, Environmental education
事前学修の内容 農業・農業用水について事前にインターネットや書籍等で調べておく。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 環境教育の教材づくりワークショップ②(マインドマップ:意見の発散)
授業時間内の学修内容 小学生対象の「農業・農業用水についての学習教材づくり」をテーマとするワークショップを実践する。これまでのワークショップ運営で実施してきたマインドマップを利用して,グループメンバーのアイデアをたくさん出すことを目的とする。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,環境教育
Workshop, Facilitation, Team building, Environmental education
事前学修の内容 前回のワークショップでの自身の課題点を振り返る。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 環境教育の教材づくりワークショップ③(ブレインストーミング:意見の集約)
授業時間内の学修内容 小学生対象の「農業・農業用水についての学習教材づくり」をテーマとするワークショップを実践する。これまでのワークショップ運営で実施してきたブレストーミングを利用して,グループメンバーのアイデアを形にしていく。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,環境教育
Workshop, Facilitation, Team building, Environmental education
事前学修の内容 前回のワークショップでの自身の課題点を振り返る。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 環境教育の教材づくりワークショップ④(ブレインストーミング:意見の集約)
授業時間内の学修内容 小学生対象の「農業・農業用水についての学習教材づくり」をテーマとするワークショップを実践する。これまでのワークショップ運営で実施してきたをブレインストーミングを利用して,教材の内容を精査していく。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,環境教育
Workshop, Facilitation, Team building, Environmental education
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 環境教育の教材づくりワークショップ⑤(まとめ・成果報告)
授業時間内の学修内容 小学生対象の「農業・農業用水についての学習教材」の成果報告を行う。
キーワード(Key Word(s)) ワークショップ,ファシリテーション,環境教育
Workshop, Facilitation, Team building, Environmental education
事前学修の内容 成果報告に向けてグループ内で最終確認を行う。
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 実習中のグループワーク(ワークショップ)で気づいた点,反省点などを振り返り(Moodle)で記録する。
事後学修の時間 120分
自由記述欄

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