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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・成人看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 成人看護学Ⅲ
せいじんかんごがくさん
Adult Health Nursing Ⅲ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-ADLT-2231-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4, 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 看護学科棟第3講義室

担当教員 坂口美和,角甲純,竹内佐智恵,犬丸杏里(医学部看護学科),武田佳子(医学・看護学教育センター)

実務経験のある教員 看護師

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 この授業では、病いとともに生きる人と、生活をともにする家族の全人的な理解と支援を学ぶ。成人看護学Ⅰ、成人看護学Ⅱで学んだ同じ事例を用いて、「退院後、外来通院をしながら自宅で生活をし、病状が進行して再入院をした」時期の看護を、慢性の病いにおけるケアの視点、緩和ケアの視点から学ぶ。
学修の目的 病いとともに生きる人と、生活をともにする家族の全人的な理解と支援を理解する。成人看護学Ⅰ,Ⅱと同じ事例を用いて、「外来通院をしながら自宅で生活をし、病状が進行して再入院をした」時期の看護を、慢性の病いにおけるケアの視点、緩和ケアの視点から理解する。
学修の到達目標 1.慢性の病いとともに生きる人の理解に近づくための視点と看護の要点が分かる。
2.病いとともに生きる人の身体で起こっていることを推測し、急性増悪の要因とそれを予防するための看護が分かる。
3.病いとともに生きる人の「病みの軌跡」をたどり、軌跡を解釈することで、その人の理解を深め必要な看護を考えることができる。
4.病いとともに生きる人、生活をともにする家族の体験を学び、「セルフマネジメント」を支える援助が分かる。
5.緩和ケアを理解し、緩和ケアの対象となる人・家族のケアの視点が分かる。
6.緩和ケアの対象となる人を全人的に捉え、ケアを考えることができる。
7.緩和ケアが必要な人の療養の場の移行支援を考えることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
 人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
 他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
 国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
 看護職としての責任感を持つ。
 科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
 保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 課題(30%)と定期試験(70%)により評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 小松浩子他編:成人看護学総論,医学書院(成人Ⅰで購入済)
鎌倉やよい他:周術期の臨床判断を磨く,医学書院(成人Ⅱで購入済)
参考書
オフィスアワー 開講日12:00-13:00
受講要件
予め履修が望ましい科目 成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅱ
発展科目 地域完結型実習,成熟期看護学実習
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 慢性の病い、緩和ケア、生活者、家族
Key Word(s) chronic illness, palliative care,ordinary person ,family
学修内容 1.ガイダンス、慢性の病いと看護
2.情報を病態生理に基づき整理し、身体に起こっていることを推測し看護を考える講義・演習
3.放射線治療を受ける人の看護
4.外来で化学療法を受ける人の看護
5.慢性の病いとともに生きる人の理解(病みの軌跡)講義・演習
6.セルフマネジメント
7.セルフマネジメントを支える援助
8.家族への支援
9.セルフマネジメントを支える援助 演習
10.緩和ケア総論、緩和ケアの視点とケア
11.家族の悲嘆とケア
12.意思決定を支える
13.トータルペイン 演習
14.当事者の経験に学ぶ、がんとともに自分の人生を生きていけるように 演習 
15.移行支援、看護をつなげる
事前・事後学修の内容 事前学修、事後学修はガイダンス時に伝える。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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