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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 がん看護実習Ⅱ
がんかんごじっしゅうに
Advanced Practice in Oncology Nursing Ⅱ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 角甲純(看護学専攻),坂口美和(看護学専攻),福永雅子(三重大学医学部附属病院 がん看護専門看護師),堀口美穂(三重大学医学部附属病院 がん看護専門看護師),辻井絵美(三重大学医学部附属病院 がん看護専門看護師),松原貴子(三重大学医学部附属病院 緩和ケアセンター)

実務経験のある教員 角甲純,坂口美和,福永雅子,堀口美穂,辻井絵美は看護師免許を有し、がん看護実習の指導を行った経験がある。角甲純,福永雅子,堀口美穂,辻井絵美は、がん看護専門看護師であり、がん看護専門看護師としての実務経験を有す。松原貴子は医師であり、緩和ケアセンターで実務経験を有する。がん看護CNSコースの実習生の指導経験を有する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 緩和ケアチームのがん看護専門看護師の活動に参加し、がん看護専門看護師が果たしている役割、具体的な活動内容、チームメンバーとの連携・協働のあり方を学ぶ。また、複雑で対応困難な事例を扱う緩和ケアチームカンファレンスに参加し、医師の診断・治療に伴う臨床判断を学び、多職種の見地を統合して包括的に事例を捉え、キュアとケアを統合した看護方略を導き出す能力を養う。さらに、地域全体の緩和ケアの質の向上を目指す多施設協働カンファレンスに参加し、緩和ケアチームのがん看護専門看護師が担う役割の発展について探究する。
学修の目的
学修の到達目標 1.緩和ケアチームのがん看護専門看護師が果たしている役割、活動を理解する。
2.がん看護専門看護師がどのように緩和ケアチームメンバーと連携・協働しているのかを理解する。
3.緩和ケアチームのカンファレンスにおいて、臨床指導医のもと事例の患者の診断・治療に伴う臨床判断を理解し、身体状況を捉える。
4.緩和ケアチームのカンファレンスにおいて、多職種の視点を統合し、事例を全人的、包括的に捉え、キュアとケアを統合した方略を導き出す。
5.多施設協働カンファレンスに参加し、緩和ケアチームのがん看護専門看護師が担う役割の発展について探求する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 実習目標の達成状況、実習に取り組む姿勢、臨床指導者の評価、カンファレンス内容、実習記録、実習の目的目標に沿って作成したレポートの内容により総合的に評価する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 井部俊子・大生定義監修:専門看護師の思考と実践,医学書院,2015.
井部俊子・村上靖彦:現象学でよみとく 専門看護師のコンピテンシー,医学書院,2019.
オフィスアワー
受講要件 原則として、がん看護対象論Ⅰ~Ⅲおよびがん看護援助論Ⅰ~Ⅲを履修ずみであること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 緩和ケア、チーム、多職種連携
Key Word(s) palliative care, team, inter-professional work,
学修内容 【実習時期】
1年次 2月~3月
【実習場所】
三重大学医学部附属病院 緩和ケアセンター

【実習内容】
1)緩和ケアチームのがん看護専門看護師の活動を理解する。
 ①緩和ケアチームのがん看護専門看護師の役割、活動の実際を理解する。
 ②緩和ケアチームメンバーとの連携・協働の実際や留意点を理解する。
2)緩和ケアセンターのチームカンファレンスに参加する。
 ①臨床指導医のもと患者の診断・治療に伴う臨床判断を学び、現在の身体状況、および今
  後の病状変化について理解する。
 ②事例に対する見解をチームメンバーと共有する。
 ③チームメンバーとともに、多職種の見地を統合して、課題の焦点化と、課題の解決に向け
  た方略を見出す。
3)地域における多施設協働カンファレンスに参加する。
 ①臨床指導医のもと患者の診断・治療に伴う臨床判断を学び、現在の身体状況、および今
  後の病状変化について理解する。
 ②事例検討から包括的なアセスメントと方略をメンバーと一緒に見出す。
 ③緩和ケアチームのがん看護専門看護師としての役割の発展について検討する。

【実習方法】
・がん看護専門看護師の指導のもと、院内のラウンドや緩和ケアチームカンファレンス、多施
 設協働カンファレンス等、チーム活動に参加して行う。
・カンファレンス内の事例の話し合いに参加し、学生もチームメンバーの一員として事例の課
 題解決に向けて多職種と意見交換をする。
事前・事後学修の内容 実習に先立ち、十分に学習をしてから実習に臨む。実習内容を記述することで、思考の整理をし、実習目標達成に向けて学びを進める。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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