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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 医学部医学科 ・生体の構造と機能 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 組織学 | |
そしきがく | ||
Histology | ||
単位数 | 「生体の構造と機能」として18 単位 | |
ナンバリングコード | medc-medc-ANAT-2201-001
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
スケジュール表による 5月より10月までで、開講曜日は月によって変化するため、詳細はスケジュール表を参照(予備日を10月に2回設定しているが、これは台風などによって講義・実習が実施できなかった場合に行う)。本試験は10月、再試験は11月の予定であるが、普段の講義・実習日と曜日が異なるので、必ず、スケジュール表を参照のこと。 |
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開講時間 |
火曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 水曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限; 木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限 講義・実習の実施日は月によって異なるので、スケジュール表を参照のこと。 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 講義(先端医科学教育研究棟 3階 基礎第2講義室) 対面実習(先端医科学教育研究棟 3階 多目的実習室) バーチャル実習(先端医科学教育研究棟 3階 基礎第2講義室) |
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担当教員 | ◯後藤英仁, 稲葉弘哲, 大森拓, 杦本由香, 澤田博文(医学部) 溝口明(産官学連携講座個別化がん免疫治療学) 松原年生(非常勤講師) 下野洋平(非常勤講師) 木村一志(非常勤講師) | |
◯GOTO, Hidemasa INABA, Hironori OMORI, Taku SUGIMOTO, Yuka SAWADA, Hirofumi MIZOGUCHI, Akira MATSUBARA, Toshio SHIMONO, Yohei KIMURA, Kazushi | ||
実務経験のある教員 | 後藤英仁は小児科医として5年程度勤務した経験がある。大森拓、杦本由香は10年以上内科医としての勤務経験がある。澤田博文は10年以上小児科医としての勤務経験がある。松原年生は10年以上脳神経外科医としての勤務経験がある。当該授業は正常の解剖学構造を取り扱い、実務経験と直接関係がある。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 今年度は特別講義を6回予定しているので、授業のスケジュール表を確認しておくこと(特別講義の日には実習を予定していない)。実習については、2班に分けて(班分けはMoodleで公開予定)、半数を実習室での顕微鏡実習(対面実習)、半数をバーチャルスライドでの実習(バーチャル実習:講義室で自身のPC、タブレットなどを用いて行う)とする。ただし、各班とも2回のうち1回は対面実習を行う。なお、社会状況などにより、講義および実習の形態は柔軟に変更する可能性がある。変更がある場合はMoodleを介したメールで通知する。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 人体における組織構築について学ぶ。 正常な組織構築を学ぶことで、疾患等で引き起こされる組織構築の異常を理解できるようにする。 |
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学修の目的 | 人体がどのような組織から構築されているかを理解できるようになることを目的とする。具体的には、それぞれの組織がどのような細胞から構築されているかについて詳細に知り、組織構築と機能の関係について考察できるようになる。 |
学修の到達目標 | 組織標本を観察することで、正常の組織構築だけでなく、正常でも認められる(染色条件の変化などによる)標本間の差もはっきりと理解できるようになる。このような正常における標本の多様性を学ぶことで、疾病等で引き起こされる病理的変化と鑑別できる観察眼を養う。 医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の項⽬が学習到達⽬標となる。 A. 医師として求められる基本的な資質・能⼒ A-1) プロフェッショナリズム A-2)医学知識と問題対応能力 A-8)科学的探求 A-9) 生涯にわたって共に学ぶ姿勢 ご献体をご提供いただいた故人およびその家族の尊いお気持ちを深く理解することで、人に対する尊厳を学び、医師の職責を自覚する。また、医学的問題を議論する際に正しい医学的ソースから常に新しい情報を入手し、問題を解決できるようになる。 C. 医学一般 C-1) 生命現象の科学 C-2) 個体の構成と機能 細胞および組織の正常形態を正確に理解できる。 D. 人体各器官の正常構造と機能、病態、診断、治療 D-1) 血液・造血器・リンパ系 D-2) 神経系 D-3) 皮膚系 D-4) 運動器(筋骨格)系 D-5) 循環器系 D-6) 呼吸器系 D-7) 消化器系 D-8) 腎・尿路系(体液・電解質バランスを含む) D-9) 生殖機能 D-10) 妊娠と分娩 D-11) 乳房 D-12) 内分泌・栄養・代謝系 D-13) 眼・視覚系 D-14) 耳鼻・咽喉・口腔系 上記組織の正常構造を理解し、各器官の組織形態が機能にどのように影響を与えているかについて理解できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 試験の受験資格は学部の規定(講義の2/3以上の出席およびバーチャル実習を含む全ての実習の出席)を満たすことで初めて得られる。各実習の評価点の平均点(最大25点)+本試験の成績(最大75点)の合計(100点満点)で評価し、60点以上を合格とするが、成績評価の詳細はMoodleで確認すること。なお、再試験の配点も本試験と同様で60点以上を合格とするが、その際の最終評点は60点とする。講義出席の認定方法は、カードキーによる講義出欠管理システムを用いる(認定方法の詳細はMoodle上に示す)。実習は課題の提出をもって出席と認定する。なお、今年度は特別講義(出席の認定方法は同じ)を6回予定しているが、特別講義の開催日には実習は予定していない。 |
授業の方法 | 講義 実習 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 組織実習の評価点が低いとの意見が多かったので、20点から25点に上昇させました。ただし、各講義後の宿題(小テスト)の配点が高い、試験の点数が低いという意見も多かったので、今年度は小テストを廃止し、試験の点数を60点から75点に上げました。ただし、昨年度に使用した小テストは各講義終了時までに開示する(提出義務はないが、家での復習やテスト前の勉強等に使用してください)。 |
教科書 | 特定の教科書を指定しないが、生協から配布される「三重大学医学科推薦図書目録」を参照し、自分に合う教科書を最低一つ選ぶことを推薦する(参考図書も参照)。 |
参考書 | バーチャルスライド 組織学(羊土社) ジュンケイラ組織学(丸善出版) Ross組織学(南江堂) 標準組織学(総論・各論)(医学書院) 組織細胞生物学(南江堂) 入門組織学(南江堂) ラングマン人体発生学(メディカル・サイエンス・インターナショナル) ギルバート発生生物学(メディカル・サイエンス・インターナショナル) ムーア人体発生学(医歯薬出版) |
オフィスアワー | 必ず、事前に予約を取ること。e-mail(連絡先 kaibo-1@med.mie-u.ac.jp)での連絡そのものはいつでも可能であるが、こちらがすぐに対応できない場合もあるので、時間的に余裕をもって連絡すること。面談の場合は返信時に場所および時間を伝える。 |
受講要件 | 2回に1回は、バーチャルスライドによる組織実習を行う。バーチャル実習時は、講義室で自身のPC、タブレットなどを用いて行うため、必ず、Web上でバーチャルスライドにアクセスできる電子機器を持参すること。また、対面実習でも、Zoomを介した実際の顕微鏡像像の配信を予定しているので、Web上でZoomにアクセスできる電子機器を持参すること。 |
予め履修が望ましい科目 | 発生学 |
発展科目 | 病理学 |
その他 |
本学の教育⽬標である4つの力に対して、以下のウェイトをおいた授業を⾏います。 「感じる力」=30% 「考える力」=30% 「コミニュケーション力」=20% 「生きる力」=20% |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=16373 |
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キーワード | 血液、結合組織、骨・軟骨組織、上皮組織、神経組織、筋組織、表皮・脈管組織、舌・唾液腺、食道・胃、小腸・大腸、肝胆膵、呼吸器、泌尿器、感覚器、免疫組織、男性生殖器、女性生殖器、内分泌組織 |
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Key Word(s) | Blood cells, Connective tissues, Bone & Cartilage, Epithelia, Nervous system, Muscles, Epidermis & Vascular tissues, Tongue & Salivary glands, Esophagus & Stomach, Small & large intestines, Liver, Gall bladder & Pancreas, Respiratory system, Urinary system, Sensory Organs, Immune system, Male genital organs, Female genital organs, Endocrine system |
学修内容 | 組織学総論(講義および実習[バーチャル実習を含む]) 計6回 1)血液、2)結合組織、3)骨・軟骨組織、4)上皮組織、5)神経組織、6)筋組織 組織学各論(講義および実習[バーチャル実習を含む]) 計12回 7)表皮・脈管組織、8)消化器1(舌・唾液腺)、9)消化器2(食道・胃)、10)消化器3(小腸・大腸)、11)消化器4(肝胆膵)、12)呼吸器、13)泌尿器、14)感覚器、15)免疫組織、16)男性生殖器、17)女性生殖器、18)内分泌組織 この他、特別講義を6回行うが、特別講義の開催日には実習はしない。また、特別講義の前に通常の組織学の講義(多臓器が連関する血圧調節)が入ることが一回ある。参考までに、特別講義の前に「神経解剖学」の脳実習講義が入ることが3回あるので注意すること。 |
事前・事後学修の内容 | 予習:Moodle上にアップロードした授業資料(必要であれば、参考図書)を読んで、事前に予習しておくこと。 復習:(バーチャルのものを含む)スライドを観察し、スケッチすることで自分が学んだ内容への理解を深めること。また、実際の組織標本と授業資料の組織写真の違いを理解し、標本間の差を理解することで正常における多様性を認識すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:240分/回 |