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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 美術史A
びじゅつしえー
Art History A
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-063
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 藤田伸也(人文学部)

FUJITA, Shinya

sfujita@human.mie-u.ac.jp

実務経験のある教員 日本東洋美術を専門とする私立美術館、大和文華館で10年余り、学芸員として美術作品の研究・収集・保存・展示に携わりました。その実務経験がこの授業には反映されています。

SDGsの目標
連絡事項 2024.3.31〈テキストについて〉
『絵画を読む イコノロジー入門』(若桑みどり著)は現在、ちくま学芸文庫から出版されています。内容はNHKブックス版と同じですので、どちらを選んでも問題ありません。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 西洋絵画史入門編の授業である。
イコノロジー(図像解釈学)の視点から、絵画の意味や背後の思想について考察する。
学修の目的 美術史について基本的知識を習得する。
絵画の見方と視覚について理解する。
イコノロジー(図像解釈学)について理解する。
美術作品を通して人と文化を理解することを学ぶ
学修の到達目標 西洋絵画の表現内容について体系的に理解する。
絵画の機能と価値について説明することができる。
文化における美術の重要性について説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業時のコメント20%、テスト40%、レポート40%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 視覚資料や展覧会見学等により、実作品に対する受講生の興味を高め、理解を深める。
教科書 『絵画を読む イコノロジー入門』若桑みどり著、NHKブックス658、1993年
参考書 授業中適宜示す。
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:00、水曜日12:00~13:00/藤田研究室(教養教育2号館2階)
受講要件 美術、文化等に関心を有する者
予め履修が望ましい科目
発展科目 美術史B、美術理論・美術史演習E、F
その他 機会があれば、展覧会の見学を休日に日帰り圏内で行う。
その際の交通費・入館料等は各自の負担となる。学生教育研究災害傷害保険には必ず加入していること。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18911
キーワード 美術史 西洋絵画史 イコノロジー(図像解釈学)
Key Word(s) art history, European paintings, iconology
学修内容 『絵画を読む ーイコノロジー入門ー』(若桑みどり著、NHKブックス)を教科書として、西洋絵画の思想や意味について考察する。
第1回 授業の概要  イコノロジー(図像解釈学)とは
第2回 西洋絵画史の特徴
第3回 1.カラヴァッジョ「果物籠」
第4回 2.ティツィアーノ「聖なる愛と俗なる愛」
第5回 3.ボッティチェッリ「春」
第6回 4.ニコラ・プサン「われアルカディアにもあり」
第7回 5.ミケランジェロ「ドーニ家の聖家族」
第8回 6.フラ・アンジェリコ「受胎告知」
第9回 7.レンブラント「ペテロの否認」
第10回 8.ブロンズィーノ「愛のアレゴリー」
第11回 9.ジョルジョーネ「テンペスタ(嵐)」
第12回 10.デューラー「メレンコリアⅠ」
第13回 11.バルドゥング・グリーン「女の三世代」
第14回 12.ピーテル・ブリューゲル「バベルの塔」
第15回 まとめ
第16回 試験
事前・事後学修の内容 授業中に取り上げた作品については、参考図書で図版をよく見ておく。
専門用語や画家名・作品名の読みや意味は予習するとともに復習し理解すること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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