三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 浅海増殖学演習
せんかいぞうしょくがくえんしゅう
Seminar on Shallow Sea Aquaculture
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5372-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間 火曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 開講教室は掲示等にて確認すること。

担当教員 筒井 直昭(生物資源学研究科)、松田 浩一(附帯施設水産実験所・生物資源学研究科)、山本 康介(附帯施設水産実験所・生物資源学研究科)

TSUTSUI, Naoaki, MATSUDA, Hirokazu, YAMAMOTO Kosuke

実務経験のある教員 担当する筒井直昭教授、松田浩一教授ともに公設研究所での勤務経験を有する。筒井直昭:国立研究開発法人国際農林水産業研究センター、松田浩一:三重県水産研究所。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 浅海域において海洋生物の増殖を行っていくための技術の現状や課題、対象生物の生理・繁殖・行動・環境対応等について文献紹介や議論を通して学び、理解を深める。特に有用魚介類の増養殖等に関わる技術やその課題などを総合的に考察できる能力を身につける。プレゼンテーションの技術の向上も目指す。
学修の目的 有用魚介類の資源管理や増養殖に関連する新旧の研究事例を理解し、手法や考え方を自身の研究活動に応用できるようになる。プレゼンテーションの技術が向上し、日本語だけでなく英語でもプレゼンテーションや討論ができるようになる。
学修の到達目標 有用魚介類の増養殖と種苗生産技術を総合的に理解できるようになる。増養殖や種苗生産に関する研究計画を立て、遂行することができるようになる。
(知識)
様々な有用魚介類に対応した増養殖技術や種苗生産技術に関連する研究手法や結果を詳細に理解し、説明できる。
(態度)
取り扱う研究例が、どのように水産資源の増殖や管理につながるかを意識し、議論できる。
(技能)
取り扱う研究手法を、自身の研究に応用したり、問題点や改善点を指摘したりできる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 知識、態度、技術の要素は、いずれも与えられた課題についての理解度、プレゼンテーション能力、討論への取り組み態度などをもとに評価する(討論の態度や理解度:50%、作成資料やレポート等の内容:50%)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生、学生相互のやり取りの一部が英語で進められる授業
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 最新の学術論文を可能な限り用いる。学生の要望には臨機応変に対応する。
教科書 指定しない。
参考書 適宜資料を配布する。
オフィスアワー 随時対応するのでメールで連絡してください。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 水産生物学特論、浅海増殖学特論
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 浅海域、増養殖、種苗生産、有用魚介類、初期餌料生物
Key Word(s) Shallow waters, Aquaculture, Seed production, Aquatic Animals, Live foods
学修内容 1.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類1
2.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類2
3.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類3
4.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン1
5.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン2
6.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン3
7.二枚貝類の摂餌特性‐1
8.二枚貝類の摂餌特性‐2
9.二枚貝類の摂餌特性‐3
10.二枚貝類の成長と栄養-1
11.二枚貝類の成長と栄養-2
12.貝類の生殖制御機構‐1
13.貝類の生殖制御機構‐2
14.甲殻類の生殖制御機構‐雌1
15.甲殻類の生殖制御機構‐雌2
16.甲殻類の生殖制御機構‐雌3
17.甲殻類の生殖制御機構‐雄
18.甲殻類の性決定機構‐1
19.甲殻類の性決定機構‐2
20.水圏生物の成長の内分泌制御(魚類)
21.水圏生物の成長の内分泌制御(介類)
22.水圏生物のホメオスタシス(魚類)
21.水圏生物のホメオスタシス(介類)
22.遺伝情報の分析手法
23.遺伝情報データベースの活用方法
24.タンパク質や脂肪酸などの分析手法
25.ライフサイエンスウェブツールの活用方法
26.実践研究内容紹介‐1
27.実践研究内容紹介‐2
28.実践研究内容紹介‐3
29.実践研究内容紹介‐4
30.実践研究内容紹介‐5

上記した話題に関する学術論文や専門書などを用いた輪読を行い、内容について討論を行うことで理解を深める。
実践研究内容紹介では自身の関連する研究内容を説明して問題点を洗い出す。
項目は前後することがある。
事前・事後学修の内容 以下の内容に関連する論文、総説、資料などを配布するので、事前に予習しておく。
演習後には使用されたプレゼンテーション資料が配布されるので、それを利用して復習する。
1.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類1
2.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類2
3.初期餌料生物の種類と特性-微細藻類3
4.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン1
5.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン2
6.初期餌料生物の種類と特性-動物プランクトン3
7.二枚貝類の摂餌特性‐1
8.二枚貝類の摂餌特性‐2
9.二枚貝類の摂餌特性‐3
10.二枚貝類の成長と栄養-1
11.二枚貝類の成長と栄養-2
12.貝類の生殖制御機構‐1
13.貝類の生殖制御機構‐2
14.甲殻類の生殖制御機構‐雌1
15.甲殻類の生殖制御機構‐雌2
16.甲殻類の生殖制御機構‐雌3
17.甲殻類の生殖制御機構‐雄
18.甲殻類の性決定機構‐1
19.甲殻類の性決定機構‐2
20.水圏生物の成長の内分泌制御(魚類)
21.水圏生物の成長の内分泌制御(介類)
22.水圏生物のホメオスタシス(魚類)
21.水圏生物のホメオスタシス(介類)
22.遺伝情報の分析手法
23.遺伝情報データベースの活用方法
24.タンパク質や脂肪酸などの分析手法
25.ライフサイエンスウェブツールの活用方法
26.実践研究内容紹介‐1
27.実践研究内容紹介‐2
28.実践研究内容紹介‐3
29.実践研究内容紹介‐4
30.実践研究内容紹介‐5
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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