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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・特別支援に関する科目群 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 肢体不自由児の理解と支援 | |
したいふじゆうじのりかいとしえん | ||
Educational Support with Physically Handicapped Children | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | EDUC-Prac5271
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 教育学部専門校舎2号館5階 S-PBL51教室 | |
担当教員 | 菊池紀彦 | |
KIKUCHI Toshihiko | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 視聴覚教材を用いながら肢体不自由児に多く見られる障害および疾患とその臨床像について説明する。その上で、特別支援学校等や医療型障害児入所施設・療養介護施設の見学を通し、「個別の指導計画」の作成や実際の指導に関する概略と特徴を理解する。 |
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学修の目的 | 肢体不自由領域における障害および疾患の特徴と臨床像、心理特性について理解するとともに、支援方法に関する理論を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 【現職教員学生】 1)肢体不自由児の障害および疾患の特性と臨床像、心理特性について理解を深めることができるようになる。 2)障害および疾患を理解した上での支援方法を検討し、「個別の指導計画」を作成することができるようになる。 【学部新卒学生】 1)肢体不自由児の障害および疾患の特性と臨床像、心理特性について理解を深めることができるようになる。 2)障害および疾患を理解した上での支援方法を検討し、「個別の指導計画」を作成するための基礎知識を修得することができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | プレゼンテーション(35%)およびレポート(65%)により評価する。 |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 Moodleを活用する授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | |
参考書 | 飯野順子(編). 障害の重い子どもの授業づくり−授業の質を高める授業改善10のポイント−. ジアース教育新社, 2015. 朝倉次男(監). 重症心身障害児のトータルケア−新しい発達支援の方向性を求めて−. へるす出版, 2017. 高谷 清. 重い障害を生きるということ. 岩波新書, 2011. 山崎光祥. 子を看るとき、子を看取るとき−沈黙の命に寄り添って−. 岩波書店, 2014. 岩崎 航. 岩崎航エッセイ集 日付の大きいカレンダー. ナナロク社, 2015. |
オフィスアワー | 毎週水曜日 9:00〜10:00 教育学部専門校舎2号館5階 特別支援(心理)第1研究室 菊池紀彦 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 授業研究の理論と方法(特別支援教育) |
発展科目 | 特別支援教育の課題解決演習Ⅲ |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 肢体不自由児、個別の指導計画、障害理解 |
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Key Word(s) | Physically handicapped children, Individualized Education Program, understanding special needs |
学修内容 | 1) 視聴覚教材を活用した講義、特別支援学校等や医療型障害児入所施設・療養介護施設の見学を行う。 2) 事例検討、グループディスカッションを合わせながら臨床像の理解と指導計画を立案する。 第1回:肢体不自由児の特徴の理解① 脳性疾患および障害の特徴と理解 第2回:肢体不自由児の特徴の理解② 神経・筋疾患および障害の特徴と理解 第3回:肢体不自由児の特徴の理解③ 遺伝性疾患および障害の特徴と理解 第4回:肢体不自由児の特徴の理解④ 重複障害の特徴と理解 第5回:肢体不自由児の特徴の理解⑤ 特別支援教育における肢体不自由教育の現状 第6回:肢体不自由児の特徴の理解⑥ 障害および疾患の特性と心理特性の把握 第7回:肢体不自由教育の現状理解① 特別支援学校(肢体不自由)の見学 第8回:肢体不自由教育の現状理解② 医療型障害児入所施設・指定医療機関の見学 第9回:肢体不自由児に対する指導(支援)方法の検討① 実態把握と「個別の指導計画」の作成方法 第10回:肢体不自由児に対する指導(支援)方法の検討②「個別の指導計画」の作成と他職種との連携 第11回:肢体不自由児に対する指導(支援)方法の検討③「個別の指導計画」に基づいた授業の立案と障害(疾患)特性への配慮 第12回:肢体不自由児に対する指導(支援)方法の検討④ 医療的ケア 第13回:肢体不自由児に対する指導(支援)方法の検討⑤ 卒業後と進路指導 第14回:受講者によるプレゼンテーション① 第15回:受講者によるプレゼン−ション②および授業のまとめ |
事前・事後学修の内容 | それぞれの授業について、参考書をもとに障害特性や支援方法等について調べておくこと。授業終了後は、配付資料及びノートの確認・整理を行うこと。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |