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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 人文学部法律経済学科 | |
受講対象学生 |
2023年度以前入学生対象 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 経営管理論 | |
けいえいかんりろん | ||
Business Management | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | humn-laec2230-005
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岩田 一哲 | |
Ittetsu Iwata | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | 受講生多数の場合は、50名を基準に受講生の選抜を行います。なお、2年次、3年次、4年次、過年次の順に受講を許可します。人数の余裕があれば、3年次、4年次も受講可能です。 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 経営管理とは、企業等の組織の管理運営を研究する学問である。経営学の一分野として発展してきているが、その内容は、経営学の根幹をなす内容の一つであるといってよい。経営管理は、アメリカを中心とする国々の研究者によって発展を遂げてきたが、この点を学説史的に取り扱うことが、第一の授業の概要である。また、この授業では、内部組織のマネジメントと外部組織のマネジメントの両者を大きな枠組みとして検討していく。内部組織のマネジメントとは、企業組織内部のダイナミズムを検討する内容である。外部組織のマネジメントとは、企業を取り巻く環境への適応を進めるために必要な内容となる。以上の内容を検討した後に、日本企業のマネジメントについての検討を行う。ここでは、日本企業のマネジメントの特徴である日本的経営について、管理運営、人的資源、財務管理の3つの観点から検討する。 |
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学修の目的 | 学修の目的の第一は、経営管理の学説史的な理解である。経営学の歴史は約120年といわれており、経営管理も同年数ほどの歴史を持っている。この歴史の中で、どのような学説が登場してきたのか、また、その学説がなぜ新しい学説にとってかわられたのか、この点について理解することが主要な目的である。学修の目的の第二は、内部組織のマネジメントと外部組織のマネジメントの両者の包括的な理解である。内部組織のマネジメントとは、企業組織内部のダイナミズムを検討し、外部組織のマネジメントとは、企業を取り巻く環境への適応を進めるものである。両者の関係を総合的に理解することを目的とすることで、経営管理の包括的な理解につながる。学修の目的の第三は、日本企業のマネジメントについての理解である。日本企業のマネジメントの特徴として、日本的経営について、管理運営、人的資源、財務管理の3つの観点があることを指摘したが、これらの内容の包括的な理解がその目的となる。 |
学修の到達目標 | 学修の到達目標の第一は、経営管理の学説史的な理解ができることである。経営学の歴史は約120年といわれており、経営管理も同年数ほどの歴史を持っている。この歴史の中で、どのような学説が登場してきたのか、また、その学説がなぜ新しい学説にとってかわられたのか、この点について理解できることを到達目標とする。学修の到達目標の第二は、内部組織のマネジメントと外部組織のマネジメントの両者の包括的な理解ができることである。内部組織のマネジメントとは、企業組織内部のダイナミズムを検討し、外部組織のマネジメントとは、企業を取り巻く環境への適応を進めるものである。両者の関係を総合的に理解し、経営管理の包括的な理解をすることを到達目標とする。学修の到達目標の第三は、日本企業のマネジメントについての理解ができることである。日本企業のマネジメントの特徴として、日本的経営について、管理運営、人的資源、財務管理の3つの観点があることを指摘したが、これらの内容の包括的な理解ができることを到達目標とする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 期末テストによって評価する。期末テストの形式は、第一回オリエンテーションにて提示する。 |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 |
Moodleを活用する授業 キャリア教育の要素を加えた授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 日本企業の経営管理は、一般的な経営管理論で展開される内容を基礎としているものの、独自の発展を遂げてきた側面がある。日本的経営に代表されるような、日本において理論的・実践的に発展してきた内容についても検討の課題とし、日本的雇用慣行、日本企業の工場管理の方法としての生産管理、日本企業の財務管理と企業統治といった問題も含めて議論することによって、経営管理の包括的・原理的理解を図るよう授業を展開する。 |
教科書 | 上野恭裕・馬場大治編『経営管理論』 中央経済社,2016年。 |
参考書 | 一般社団法人日本経営協会編『マネジメント検定試験公式テキスト(II級)マネジメント実践』 中央経済グループパ ブリッシング,2023年。 塩次喜代明・高橋伸夫・小林敏男『新版 経営管理』有斐閣, 2009年。 佐久間信夫・坪井順一『現代の経営管理論 第3版』学文社, 2016年。 |
オフィスアワー | 毎週月曜日12:00~13:00 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 経営学に関する科目の受講。 |
発展科目 | 経営組織論,人的資源管理論 |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18942 |
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キーワード | マネジメント、モチベーション、リーダーシップ、環境適応理論、日本企業のマネジメントシステム |
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Key Word(s) | Management,Motivation,Leadership,Contingency Theory,Management Systems in Japanese Companies |
学修内容 | 以下の内容の授業を行います。 第1回:オリエンテーション 第2回:経営管理論と企業 第3回:マネジメントの誕生 第4回:組織マネジメントの展開 第5回:モチベーション論 第6回:リーダーシップ論 第7回:組織構造のマネジメント 第8回:組織文化のマネジメント 第9回:経営組織の環境適応 第10回:企業戦略のマネジメント 第11回:競争戦略のマネジメント 第12回:イノベーションのマネジメント 第13回:日本企業における人のマネジメント 第14回:生産管理とその日本的特徴 第15回:まとめ |
事前・事後学修の内容 | 事前学習は、経営管理の学説史的理解を教科書の熟読によって身に着けることと、内部組織のマネジメントと外部組織のマネジメントの両者の理解を進めておくことである。後者は、ステークホルダーが誰かについて認識した上で、各トピックの内容を理解することが重要である。事後学修は、事前学習の復習として、課題を授業内で提示する場合があるため、この内容を検討・解釈することに費やしてもらいたい。また、日本企業のマネジメントについての検討も視野に入れているため、日本企業に置き換えた場合に、経営管理の各理論・トピックがどのような関係にあるのかについて復習することが重要となる。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |