三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 日本語学B
にほんごがくB
Japanese Linguistics B
授業テーマ 日本語史
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-JLIN1121-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化
分類・領域

教養統合科目・地域理解・日本理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 川口敦子(人文学部)

KAWAGUCHI, Atsuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 中世口語資料のうち、狂言とキリシタン資料を題材に、資料から読み取れる言語現象について取り上げ、現代語にもつながる日本語の諸問題について理解を深める。
学修の目的 狂言(台本及び映像)とキリシタン資料を通して、音韻や表記(ローマ字)等、特に中世日本語の諸問題に関する知識を得る。
得た知識を基に、現代語に至る日本語について考察し、理解を深める。
学修の到達目標 古語と現代語を含む日本語の様々な様相について、理解を深め、授業で取り上げたそれぞれの言語事象について、具体的に自分の言葉で説明することが出来る。狂言及びキリシタン資料それぞれについて、知識と理解を深め、具体的に説明することが出来る。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験(80%)、提出物と受講態度(20%)で総合的に判断する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 毎時間、リアクションペーパーで質問・感想等を受け付け、回答する。
教科書 基本的にプリントと映像教材を使用する。
参考書 小林責監修・油谷光雄編『狂言ハンドブック』(第3版、三省堂2008)
茂山宗彦・茂山逸平『茂山宗彦・茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社2001)
H.チースリク監修・太田淑子編『日本史小百科 キリシタン』(東京堂出版1999)
海老沢有道『キリシタン南蛮文学入門』(教文館1991)
豊島正之編『キリシタンと出版』(八木書店2013)
岸本恵実・白井純編『キリシタン語学入門』(八木書店2022)
オフィスアワー 随時(必ず事前にメール等でアポイントメントを取ること)
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本語学A(受講要件ではないが、関連科目として理解を深めるために)
発展科目
その他 金曜日3-4時限開講の「日本語学B」とは基本的に同じ内容だが、成績評価は別授業としてそれぞれに行う。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18841
キーワード 中世後期の日本語資料の世界
Key Word(s) Japanese language in 16-17th centuries
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 狂言概要
第3回 狂言の言葉:被覆形と露出形
第4回 同:方言周圏論
第5回 同:連声
第6回 同:オノマトペ
第7回 同:待遇表現
第8回 キリシタン資料とは
第9回 活版印刷技術とキリシタン版
第10回 キリシタン版の言葉:ローマ字
第11回 同:文学書の翻訳
第12回 同:辞書
第13回 同:文語と口語
第14回 同:宗教書の翻訳
第15回 同:方言
事前・事後学修の内容 狂言台本およびキリシタン資料の使用テキストを配布する。
狂言については、授業で映像を指定して鑑賞してもらうが、機会があればぜひテレビや生の舞台を見て欲しい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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