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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
医学部はもちろん、医学部以外の学部からの受講も積極的に勧める。
授業科目名 医学医療B2 (旧:医学医療B)
いがくいりょうびーつー
Medical Science and Care B2
授業テーマ 健康科学
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-MEDN1143-002
開放科目 非開放科目    
分野 環境・科学, 健康・医療・福祉, 教育・公共
分類・領域

教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教養教育校舎3号館 1階 1121番教室

担当教員 ○小林由直(保健管理センター),谷井久志(保健管理センター),古田範子(保健管理センター),松本龍介(医学附属病院),城山隆(医学附属病院),斎木晴子(医学附属病院),高橋佳紀(医学附属病院),楠本みちる(三重県こころの医療センター所長,非常勤講師)

○KOBAYASHI, Yoshinao TANII, Hisashi FURUTA Noriko MATSUMOTO, Ryusuke SHIROYAMA,Takashi SAIKI, Haruko TAKAHASHI, Yoshinori KUSUMOTO, Michiru

実務経験のある教員 授業担当者はすべて、保健管理センター・附属病院・県立の医療センターのいずれかに所属し、医療者・医学研究者としての実務経験を有する。

SDGsの目標
連絡事項 状況により、ハイブリッド授業やオンライン授業に切り替わる可能性あり。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生理学や病理学の膨大な知識の中から、キャンパスライフにおける健康に役立つ話題について実践的に学ぶ。「心(メンタル)」と 「身体(フィジカル)」両面の健康に関連した講義を通して、心身の健康に対する自己管理能力を習得する。
学修の目的 学生生活において遭遇しうる様々な疾病やメンタルの問題に対処する行動を取ることができる。
普段の生活の中で、生活習慣に関心を持ち、健康増進に向けて能動的に取り組むことができる。
学修の到達目標 現実に即した医学知識を学び、心身の健康維持と危機管理能力を習得する。

(1)学生生活において身近な精神的問題について学ぶ。特に、自殺、睡眠障害、女性特有のメンタルヘルスの課題、地域におけるメンタルヘルスの課題について学ぶ。これらの学習を通じて、学生生活における精神の健康について考察できる。

(2)薬物やアルコールの依存について精神科的な側面から理解を深め、その予防について考察することができる。

(3)感染症の定義と感染症が成立するための因子について理解する。結核やインフルエンザなど学校健康法で指定されている感染症や性感染症、渡航時に知っておくべき感染症および新型コロナウイルス感染症について正しい知識と予防法を学び、日々の生活に活かすことができる。

(4)タバコによる健康被害について学び、禁煙の意義を考察できる。

(5)薬物やアルコールの代謝について、肝臓を中心とした解毒機構を学ぶ。アルコールによる肝障害、アルコール中毒の症状や対処法について理解し、それらの予防について考察することができる。

(6)肥満、糖尿病、メタボリック症候群など生活習慣に関連する病気について基本的な医学知識を学び、それらの予防についても考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 全体の2/3以上の出席にて受験資格ありとし、定期試験を行い、60%以上の得点を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 なし
参考書 なし
オフィスアワー 毎週金曜日 12:00~13:00、 事前にメールでアポを取ってください。場所を指定します (メール送信先:小林由直)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 なし
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 学生の健康管理とセルフケア
Key Word(s) Phisical and mental health
学修内容 学生生活において心身の健康状態を管理するための知識を整理し、統合する。
各自の健康状態における問題点のみならず、社会全体における健康問題についても考察する。
そのうえで、今後の健康管理にためにどのような行動が必要かを考えていく。

第1回 ガイダンス: 健康とは何か。生理学と病理学について。学生生活での健康管理について  
第2回 キャンパスのメンタルヘルス    
第3回 薬物とアルコールの依存について     
第4回 高齢者のメンタルヘルス  
第5回 地域のメンタルヘルス   
第6回 大学生の自殺   
第7回 女性とメンタルヘルス 
第8回 大学生のための感染症      
第9回 糖尿病は先手必勝
第10回 たかがメタボ、されどメタボ   
第11回 タバコによる健康被害   
第12回 肺の感染症 -インフルエンザと結核、新型コロナウイルス
第13回 大学生のため肝臓学 
第14回 生活習慣と肝臓病
第15回 定期試験
事前・事後学修の内容 事前学修:講義タイトルのキーワードを図書・インターネットで調べると同時に、自分の心や体の状態などで合致する項目があれば、調べた内容をもとに質問事項も考えておく。
事後学修:講義内容を振り返り、図書・インターネットで関連事項も含め理解を深めると同時に、自分の生活の中で、健康管理について具体的で前向きに考える姿勢を身に着ける。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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