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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(博士課程)生命医科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | ゲノム医療学Ⅱ | |
げのむいりょうがくⅡ | ||
Genomic Medicine and Genetic Counseling Ⅱ | ||
単位数 | 6 単位 | |
ナンバリングコード | medc-medc-EMDM7201-002
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
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授業形態 |
* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | ○奥川喜永(医学部附属病院) | |
YOSHINAGA,Okugawa | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 受講生の専門性を尊重し、下記学修内容の内から、年度ごとにテーマを調整する。 |
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学修の目的 | ゲノム医療学の研究者として必要な幅広い視野と思考力を身につける。 |
学修の到達目標 | ゲノム医療学の研究に必要な理論を組み立てられる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 授業への参加姿勢、課題の達成度、プレゼンテーション、レポートなどを総合的に評価する。 |
授業の方法 | 講義 演習 実験 実習 実技 |
授業の特徴 |
教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 学修の進捗状況に基づき、継続的な改善を行う。 |
教科書 | 授業中に適宜指示する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
オフィスアワー | 各授業担当教員により異なる。 |
受講要件 | 修士課程修了程度の基礎知識があることが望ましい。 |
予め履修が望ましい科目 | 医学・生物学の基礎知識を持っていることが望ましい。 |
発展科目 | ゲノム医療学Ⅲ |
その他 | ジョブ型研究インターンシップを行った場合は、この科目の評価に含むことができる。 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 生命医科学、基礎医学、臨床医学、社会医学 |
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Key Word(s) | "Medical Life Science,Basic Medicine,Clinical Medicine, Public Health and Social Medicine" |
学修内容 | 【研究内容】 1) がん個別化医療に向けたゲノム・エピゲノムバイオマーカーの開発 2) あらたな治療標的開発に向けたがん進展機序解明 3) がんゲノム医療リアルワールドデータにもとづく新たな臨床的意義の解明 4) がんと宿主の相互反応に着目したがん随伴症候群の機序解明と治療法の開発 5) 遺伝性腫瘍のリアルワールドデータにもとづくあらたな臨床的意義の解明 6) 稀少な遺伝性疾患のあらたなバリアントの病因解明 【指導内容】 ゲノム医療学ではこれまで培ってきた橋渡し研究の経験を生かし、胃癌・大腸癌などの消化管悪性腫瘍を中心に、診療科横断的な、様々な固形癌におけるあらたなエピゲノムバイオマーカー研究を進めております。それに伴う、分子生物学的な手技を習得し、蛋白レベルから、RNAレベル、DNAレベルにいたるさまざまな分子を用い、その定量化の方法を取り組んでいただくことで、がん治療の個別化につながるような、あらたなバイオマーカーの開発を進めてもらいます。 また臨床面においては、三重大学医学部附属病院はがんゲノム医療を中心的に行っており、その結果の解釈方法を理解することでがんゲノム医療の理解を進め、そのリアルワールドデータを用いることで新たな臨床的意義、個別化医療の実践を行ってもらうことを目標とします。また臨床遺伝に関しては、三重県内の遺伝性疾患患者に対し、遺伝カウンセリングを提供しており、そのカウンセリング技術を学ぶとともに、そのプロセスに伴うさまざまなデータを観察することで、遺伝カウンセリングプロセスにおけるあらたな課題を抽出しその解決法を探索してもらいます。また遺伝性腫瘍含む遺伝性疾患における未知のバリアントの病的意義をIn vitro/In vivoで証明するための基本技術を学べます。 そして腫瘍宿主相互関係に着目し、がんに随伴する低栄養・悪液質やそれ以外の様々な疾患の病因を解明するための分子生物学的な手技を学ぶことで、担癌宿主に目を向けた新たな個別化医療の開発に努めていただけます。 |
事前・事後学修の内容 | 授業中に適宜指示する。 |
事前学修の時間: 事後学修の時間: |