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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 4年次
海洋生物資源学科海洋生物資源学教育コース対象
選択・必修 必修
学部必修
授業科目名 卒業研究
そつぎょうけんきゅう
Graduation Thesis
単位数 4 単位
ナンバリングコード
BIOR-Comn-4015-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 石川輝(海洋生物資源学科),〇一色正(海洋生物資源学科),木村妙子(海洋生物資源学科),河村功一(海洋生物資源学科科),宮崎多恵子(海洋生物資源学科),倉島彰(海洋生物資源学科),筒井直昭(海洋生物資源学科),北村真一(海洋生物資源学科),淀太我(海洋生物資源学科),金岩稔(海洋生物資源学科),森川由隆(海洋生物資源学科),船坂徳子(海洋生物資源学科),伯耆匠二(海洋生物資源学科),森阪匡通(附属鯨類研究センター),松田浩一(水産実験所),岡辺拓巳(水産実験所),山本康介(水産実験所)

ISHIKAWA, Akira; 〇ISSHIKI, Tadashi; KIMURA, Taeko; KAWAMURA, Kouichi; MIYAZAKI, Taeko; KURASHIMA, Akira; TSUTSUI, Naoaki; KITAMURA, Shin-ichi; YODO, Taiga; KANAIWA, Minoru; MORIKAWA, Yoshitaka; FUNASAKA, Noriko; HOUKI, Shoji; MORISAKA, Tadamichi; MATSUDA, Hirokazu; OKABE, Takumi; YAMAMOTO, Kosuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  所属する教育研究分野の海洋生物資源学関係の研究課題における研究背景を把握し,各自の卒業研究テーマや目的の設定を行います。そして研究テーマに応じた研究手法の調査と計画の立案を行い,計画に沿って調査や観察,実験を行います。得られた結果をまとめて解析など行い,これまでの研究知見をふまえ議論します。それらを卒業論文として記載,論述します。これらの卒業研究の過程を通じて,基本的な科学的認識の手法を学び,今後の海洋生物資源の保全や持続的な利用のあり方について考えていきます。

(育てたい資質や能力)
この科目を通じて,海洋環境や海洋生物資源を取り巻くさまざまな問題に対して多面的な視野からの解決能力を有する人材を育成し,豊かな社会の実現に貢献することを目指します。

(DP,CPとの関係)
この科目は三重大学の目標である4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」を身につけるため,生物資源学部のDPである(1)主体性をもって研究を進め,(2)生命,環境,食料,健康などに関する生物資源学の基本的な知識を積み,(3)専門知識をもとに科学的で論理的な思考を展開し,(4)それらを他者と議論し,論文作成や発表からコミュニケーションを取る能力の取得を目指します。
学修の目的 卒業研究では,海洋生物資源学関係の研究テーマの設定と計画の立案,それに応じた研究手法の展開,結果の解析,得られた結果をふまえた議論等を主体的に行い,成果を卒業論文としてまとめ,口頭発表を行うことを目的としています。この科目を受講する学生は,海洋生物資源の生産や利用,その生産を支える環境の保全に貢献できる能力を身につけるための研究手法を学んでいきます。
学修の到達目標  この科目を受講する学生は,与えられた制約のもとで計画的・自主的・継続的に研究を行い,専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力を養うとともに,実験デザイン能力やコミュニケーション能力も身に付けることができます。そのために,以下の学修到達目標を設定します。

(知識)
 自身の研究テーマの背景を文献など読み,自身の研究結果と比較できるようになります。また,研究手法や結果の解析手法を理解し,論理的に考察することができるようになります。

(態度)
 研究を計画的,自主的に進め,他人と協力して実験や調査などを行うことができるようになります。また,研究についての発表や,複数の意見についての議論を通じて,お互いの意見に対して理解を示すとともに,適切な質疑を行うことで研究内容を深めることができます。

(技能)
事前事後学習や研究中の発表や議論を通じて,海洋環境や海洋生物資源に関する知識およびそれらを取り巻く問題について,自ら調べることができるようになり,それを他者に伝える技術が習得できます。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 取り組み(50%),プレゼンテーション(20%),卒業論文(30%)。
これらについて以下の方法に基づいて評価を行う。
このうち,複数教員による評価を卒業論文発表会において取り入れる。
(知識)
・日常的な研究室での指導教員との議論(10%)
・卒論発表(10%)
・卒業論文(10%)
(態度)
・日常的な研究室での研究活動状況(20%)
(技能)
・日常的な研究室での研究活動および指導教員の卒論指導(20%)
・卒論発表(10%)
・卒業論文(20%)
授業の方法 演習 実験 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 学生が教務を持てるような新しい話題や教材を積極的に取り入れる。
教科書 指導教員から指示する
参考書
オフィスアワー 各受講生の配属先教育研究分野・指導教員の教員室および研究室にて随時.
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 コースが指定する必修科目や選択必修群科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 実験計画,情報収集,実験・分析,データ解析,プレゼンテーション,論文作成
Key Word(s) Plan, Survey, Examination, Analysis, Presentation, Academic writing
学修内容 指導教員と相談の上,個別に論文課題を決定し,卒業研究を実施する.
各教育研究分野の指導教員と,自分の興味あることや自分の将来についての希望ならびに教育研究分野の中の研究テーマの方向性を話し合い,よく検討する.研究のテーマを決め,その目的と到達目標定める.研究の実施計画を立案する.研究を進める上に必要な手法や文献情報を検索し収集する.実験や調査を段階的に遂行する.一連の実験や調査で得られたデータを整理・解析しながら,計画に沿って実験や調査を進める.最終的に得られた成果を文献資料とも比較しながら解析して取りまとめ,卒業論文を仕上げる.また,その成果についてのプレゼンテーションを卒業論文発表会で行う.

1 卒論研究の進め方 卒論研究の進め方を解説する シラバスを読む
2 研究テーマの探索1 研究テーマを探索する 文献検索方法を修得する 配布資料の熟読
3 研究テーマの探索2 研究テーマを探索する 配布資料の熟読
4 研究計画の立案1 研究テーマの絞込み 配布資料の熟読
5 研究計画の立案2 研究の背景や目的を明確にする 配布資料の熟読
6 研究計画の立案3 実際の実験内容を設計する 配布資料の熟読
7 研究計画の立案4 実際の実験内容を設計する 配布資料の熟読
8 研究計画の立案5 得られる結果や期待される成果を明確にする
9 研究計画の立案6 研究計画書を作成する 資料の取りまとめ
10 研究計画の立案7 研究計画書を完成させる 配布資料の熟読
11 研究のための準備1 実験や調査で使用する資材や機器の取り扱い、入手方法などを確認する。 配布資料の熟読
12 研究のための準備2 実験や調査で使用する資材や機器の取り扱い、入手方法などを確認する。 配布資料の熟読
13 研究のための準備3 実験や調査で使用する資材や機器の取り扱い、入手方法などを確認する。 配布資料の熟読
14 研究のための準備4 実験や調査で使用する資材や機器の取り扱い、入手方法などを確認する 配布資料の熟読
15 実験・調査実施1 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
16 実験・調査実施2 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
17 実験・調査実施3 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
18 実験・調査実施4 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
19 実験・調査実施5 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
20 中間報告 これまでの研究結果についての中間報告を行う 配布資料の熟読
21 実験・調査実施6 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
22 実験・調査実施7 研究課題に応じて実験調査を行う 配布資料の熟読
23  統計処理による結果の解析1 統計処理による結果の解析を行う。 配布資料の熟読
24 統計処理による結果の解析2 統計処理による結果の解析を行う。 配布資料の熟読
25 論文の書き方1 理系論文の書き方を確認し、自分の結果と照合させる。 配布資料の熟読
26 論文の書き方2 理系論文の書き方を確認し、自分の結果と照合させる。 配布資料の熟読
27 プレゼン資料の作成方法 パワーポイントを用いたプレゼン方法を習得する。 配布資料の熟読
28 論文校正1 各項目の記載内容を確認し、文章を校正する。 配布資料の熟読
29 論文校正2 論文全体の構成を確認し、細部にわたるチェックを行う 配布資料の熟読
30 卒業論文発表会 これまでの成果を10分程度にまとめるプレゼンを行う。 配布資料の熟読
事前・事後学修の内容 課題に関し,計画・立案・実験の実施・取りまとめ・資料収集・解析・プレゼンテーション・論文作りなど,指導教員と良く相談しながら積極的な姿勢で取り組む.教員と論議を行い、適宜、解析方法、プリゼンテーション、論文等、不断の努力でより良い研究にしていく姿勢が重要である。
事前学修の時間:240分/回    事後学修の時間:240分/回

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