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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択
CNSコースは必修
授業科目名 老年看護学演習Ⅱ
ろうねんかんごがくえんしゅう に
Seminar in Gerontological Nursing Ⅱ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 磯和勅子、平松万由子 他

ISOWA,Tokiko HIRAMATU,Mayuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 認知症高齢者を取り巻く社会の動向を踏まえ、認知症ケアの理念や認知症高齢者の全人的理解と包括的アセスメントに基づいた、生活の質の向上を目指した健康支援のあり方について考察する。また、高齢者施設の演習や急性期病院の認知症ケアチームへの参加を通して、老人看護専門看護師の役割を踏まえた高度な看護実践ができる能力を養う。
学修の目的 認知症高齢者を取り巻く社会の動向や認知症ケアの理念を理解し、認知症高齢者の全人的理解と包括的アセスメントに基づいた、質の高い看護実践のあり方を学ぶ。また、演習を通して認知症の予防方法や認知症症状への対応方法を学ぶとともに、認知症高齢者の倫理、家族支援、終末期ケアについて、現状の課題を踏まえた老人看護専門看護師の役割を理解し、看護実践ができる能力を修得する。
学修の到達目標 1.認知症高齢者を取り巻く社会の動向について説明できる。
2.認知症ケアの理念の理解、認知症をもたらす疾患の理解(病態、検査、治療)、認知
  症高齢者の全人的理解とヘルスアセスメントを基にした、生活の質の向上を目指した
  健康支援の在り方について理解し、看護実践ができる。
3.認知症の予防方法、認知症の症状(中核症状・BPSD)への対応について理解し、
  看護実践ができる。
4.認知症高齢者の倫理、家族支援、終末期ケアについて現状の課題を踏まえて、
  老人看護専門看護師の役割を理解し、看護実践ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション(資料を含む)40%、討議への参加度30%、レポート30%を総合して評価する。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 認知症の人びとの看護 第3版,医歯薬出版,2017
井部俊子・大生定義 監:専門看護師の思考と実践 ,医学書院,2015
認知症ケアガイドブック,日本看護協会出版会,2016
鈴木みずえ著:急性期病院でのステップアップ認知症看護,日本看護協会出版会,2016
その他、随時紹介する。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 老年看護学特論Ⅰ~Ⅲ、老年医学特論
発展科目 老年看護学実習Ⅰ~Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 1 "認知症高齢者の理解
 認知症をもたらす疾患、病態、検査・診断、治療、認知症の中核
 症状・BPSD(最新の文献から現状と課題について理解する)"
2 "認知症認知症高齢者を取り巻く社会の動向
 社会的背景と変遷、法制度、諸外国の動向(最新の文献から現状
 と課題について理解する)"
3-5 "認知症高齢者のアセスメント
 急性期病院の認知症ケアチームの活動に参加し、対象の認知機能
 の評価、ヘルスアセスメント、生活機能評価、環境アセスメントを実
 施し、老人看護専門看護師の役割と対応および他職種との連携の
 在り方について考察し、老人看護専門看護師とディスカッションする
 (演習・事例検討)"
6-8 "認知症高齢者の看護(1)
 認知症高齢者のケアの理念、コミュニケーション(パーソンセンター
 ドケア、ユマニチュード等)
 高齢者施設において、認知症高齢者とのコミュニケーションを理論
 を基に実践し、課題と配慮点について考察しディスカッションする
 (演習・事例検討)"
9-11 "認知症高齢者の看護(2)
 認知症高齢者への健康支援を実施する上での課題と対応(BPSD
 への支援、生活機能向上に向けた支援、環境適応への支援、生活
 リズム調整への支援等)
 高齢者施設で認知症ケアを実践し、健康支援を実施する上での
 老人看護専門看護師の役割と対応について事例を基に考察し
 ディスカッションする(演習・事例検討)"
12-14 "認知症高齢者の看護(3)
 認知症高齢者への健康支援を実施する上での倫理的課題と対応
 (意思決定支援、終末期ケア、ケアの質保証等)
 急性期病院の認知症ケアチームの活動に参加し、健康支援を実施
 する上での倫理的課題と対応について事例を基に考察しディス
 カッションする(演習・事例検討)"
15 "認知症高齢者の家族看護
 家族介護の現状と課題、介護困難・介護負担と家族支援、ケア
 マネジメント 
 事例を基に老人看護専門看護師と家族支援の在り方について
 考察し訪問看護管理者とディスカッションする(演習・事例検討)"
事前・事後学修の内容 各回の講義内容に沿って、関連文献や参考書などを活用して事前学修し、レポートにまとめる。また、講義およびディスカッションの内容について、事後学修を行う。臨地における演習では、演習目標・計画の作成およびその内容について事前学修を行う。また、臨地演習での学びについて事後学修を行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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