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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部機械工学科/総合工学科機械工学コース ・基礎教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
工学部機械工学科
選択・必修 必修
授業科目名 【遠隔】工業数学Ⅲ        
こうぎょうすうがくⅢ
Advanced Engineering Mathematics Ⅲ
単位数 2 単位
受講対象学生
選択・必修
授業科目名
単位数 単位
ナンバリングコード
EN-COMN-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6時限
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 辻本公一(工学研究科機械工学専攻)

TSUJIMOTO, Koichi

実務経験のある教員 辻本公一、電機会社で電気機器に関する製造において、微分方程式などの解析技術を応用した開発・設計に業務に携わった。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 常微分方程式の解法について学び、演習課題(レポート)を通して解析スキルを身につける。
学修の目的 機械工学に関連する専門科目の多くにおいて、さまざまな力学系とそれに付随する微分方程式に関わることとなる。本科目では、将来的に取り扱う工学的諸問題の解決に必要となる数学的解析能力を醸成するため、基本的な微分方程式の解法について学ぶ。また、レポート課題を通じて解析スキルの習熟をはかる。
学修の到達目標 定量的な目標として、教科書(技術者のための高等数学1,近藤次郎他訳)の問題を理解し解答できるレベルを目指す。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 個性に輝く技術者となるために、自らの短所を補い、長所を伸ばそうとする意欲と姿勢を持っている。【関心・意欲】【態度】
 社会性・国際性・倫理観:社会的・国際的に広い視野、先見性、倫理観を持つために、科学技術の果たす歴史的・社会的役割を理解している。【態度】
 コミュニケーション能力:自らの考えを日本語や英語で科学的・論理的に説明し、コミュニケーションすることができる。【技能・表現】
○工学基礎:工学の礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基礎知識を持っており、これを使って議論できる。【知識・理解】
○機械工学専門:材料と構造、運動と振動、エネルギーと流れ、情報と計測・制御、設計と生産、機械とシステムなどの機械工学の主要専門分野に関する基礎知識を持ち、これを応用することができる。【知識・理解】
○デザイン能力・創造性:社会の要求をとらえたモノづくりのための創造力と設計技術の基礎を修得している。【思考・判断】
 実践的能力:機械の専門分野とともに、産業の環境負荷や生態系への影響、環境と人間に調和する機械の知能化など、環境-人間-機械の関係を総体的にとらえて、科学技術を応用することができる。【思考・判断】
 自主性:地球の将来を見据えて、自ら課題を設定し、計画・実行することができる。【関心・意欲】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席は必要条件であり、8割以上出席した者に対して単位を与える。
評価は、宿題レポート(40点)、試験(60点)の総計100点で行い、総計点数/10を四捨五入して最終成績とし、最終成績6以上を合格とする。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 レポート提出を通して受講生の理解状況を判断しながら弾力的に講義スケジュールの調整を行う。また、授業の進展に対応したレポート課題の提示を行う。
教科書 技術者のための高等数学1(近藤次郎他訳、培風館)
参考書 なし
オフィスアワー 毎週月曜日12:00から13:00 第一合同棟辻本教員室
受講要件 特にない。
予め履修が望ましい科目 入門数学演習
発展科目 力学系科目
その他 なし

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 微積分学の応用能力
学科キーワード: 常微分方程式、連立微分方程式、偏微分方程式
Key Word(s) Engineering mathematics, Ordinary differential equations
学修内容 第 1回 常微分方程式の基本用語・概念について
第 2回 1階の常微分方程式(変数分離形)の解法
第 3回 1階の常微分方程式(同次形)の解法
第 4回 1階の常微分方程式(完全微分方程式)の解法
第 5回  1階線形微分方程式の解法
第 6回 2階の同次線形微分方程式の特性について
第 7回 2階の同次線形微分方程式の解法
第 8回 2階の非同次線形微分方程式の解法
第 9回 任意階数の同次線形線形微分方程式の解法
第10回 任意階数の非同次線形線形微分方程式の解法
第11回 連立微分方程式(同次方程式)の解法
第12回 連立微分方程式(非同次方程式)の解法
第13回 べき級数について
第14回 微分方程式のべき級数による解法
第15回 微分方程式と直交関数
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 授業前には、指定する教科書の内容について読んでおくこと。
授業後には、指定する教科書の演習問題について解くこと。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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