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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 環境学F
かんきょうがくえふ
Environmental Studies F
授業テーマ 水質・大気の環境化学
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-ENVS1122-001
開放科目 非開放科目    
分野 環境・科学, 健康・医療・福祉, 教育・公共
分類・領域

教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○金子 聡(工学部), 立石 一希(国際環境教育研究センター)

KANECO, Satoshi; TATEISHI, Ikki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水質や大気などの身近な環境問題が、近年益々重要視されるようになってきた。本授業では、前半部で地球環境問題、環境問題とエネルギー、大気環境、水質環境などの環境の基礎的概念を講義し、後半部で、排水処理、水リサイクル、環境基準、排水基準、濃度、有害汚染物質(重金属元素、有機化合物)の項目を概説する。環境を汚染しない排水処理方法を理解することにより、環境保全に関する企業に就職してからのプレゼンテーション能力を向上させる。水をきれいにするとはどのようなことであるか、分かりやすくに説明し、一般的な排水処理プロセスを理解する。
 また、近年、特に重要になってきた持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標であるため、SDGsの内容と共に、今後の環境問題の動向を講義する。
学修の目的 環境保全に関連する基礎知識を身につけることにより、地球環境問題、エネルギー、排水処理、排水基準、環境基準、水質汚染、大気汚染、及び関連する国家資格(環境計量士、公害防止管理者等)についての知識を深めることを目的とする。環境計量士と公害防止管理者等は経済産業省管轄であり、取得すれば理系企業ではかなり有効な資格の一つである。
 また、環境保全に対する考え方を習得することにより、環境問題に対する興味を高め、時代に即した環境に対する考え方を構築できるようにすることも目的とする。
学修の到達目標 環境保全の全般的な知識を習得する。製造企業における排水処理、水質環境、大気環境に関連した事項に対して、各自の意見が述べられるようにする。また、これらの分野において、科学的な思考方法に基づいて考えることができるようにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 講義への参加・取組(40%)と、出席を前提としたレポート(60%)により総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業中に学生の反応(理解度)を勘案しながら、授業後の学生の意見や、学生の授業評価アンケートの結果等も参考にし、授業の工夫、組み立て、説明を行う。さらに、授業に関する興味深い話題や知識を盛り込んで授業を進める。
教科書
参考書
オフィスアワー 月曜日~金曜日12:00~12:50、基本的にはこの時間帯ですが、質問などがある場合にはいつでも気軽に質問に来て下さい。分子素材工学棟4階3421室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 工学部分子素材工学科
2年生対象「分析化学」
3年生対象「資源利用化学」
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 排水処理、水質環境、大気環境、環境基準、環境モニタリング技術、脱炭素、SDGs
Key Word(s) Wastewater treatment; Water quality; Atmospheric quality; Environmental Standard; Environmental Monitoring Techniques
学修内容 第1回  環境学とは?環境と社会との関係 
第2回  カーボンニュートラルとSDGs(ビデオ講義)
第3回  地球環境問題 温暖化
第4回  大気汚染 
第5回  水質汚染
第6回  排水処理
第7回  廃棄物処理
第8回  環境問題とエネルギー その1
第9回  環境問題とエネルギー その2
第10回  有害汚染物質(重金属)
第11回  有害汚染物質(有機化合物)
第12回  環境とSDGs その1
第13回  環境とSDGs その2
第14回  環境とESG  
第15回  国家資格(環境計量士・公害防止管理者)
事前・事後学修の内容 講義後は復習し、もし理解できない箇所があれば、先ずは、自ら調べてみましょう。それでも分からなければ、担当教員に質問してください。また、日常生活でも、環境保全に関する情報に注意、関心を向けてみてください。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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