三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 法学B
ほうがくびー
Law B
授業テーマ 民主主義を古典で読む
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-LAWS1125-001
開放科目 非開放科目    
分野 社会・経済
分類・領域

教養統合科目・地域理解・日本理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 水曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 髙橋 秀治(人文学部)

TAKAHASHI Hideharu

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ジャンージャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712-1778)がフランス革命の世紀である18世紀に著した『社会契約論』の和訳をテキストとして、履修者で輪読し、疑問点や問題点、意義などを議論する。
学修の目的 社会科学の古典に触れながら、自由や平等の意味、民主主義、国民主権、少数意見の保護、共和制といった、近代国家を形作っている社会契約論の基本的なアイデアに触れて、理解することができる。
学修の到達目標 社会契約論についての理解を深めることにより、古典と関連づけながら、現代社会にみられる格差問題や、国家と国民の関係のあり方などの諸問題を考察することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業での討論への参加70%、moodleへの書き込み30%、計100%。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 Moodle を使って、各回、フィードバックをする。
教科書 ジョンージャック・ルソー(中山元訳)『社会契約論/ジュネーヴ草稿』(光文社古典新訳文庫、2008年)
参考書 ジャンージャック・ルソー(中山元訳)『人間不平等起源論』(光文社古典新訳文庫、2008年)など
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~12:00、場所:人文学部専門校舎4F高橋研究室
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 日本国憲法
その他 テキストの担当を決めるので、受講希望者は必ず第1回授業に出席してください。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19024
キーワード 近代社会、近代立憲主義、市民革命、社会契約論、自然法、自由、平等、ジャンージャック・ルソー、民主主義、国民主権
Key Word(s) modern society, modern constitutionalism, people's revolution, social contract, natural law, freedom and liberty, equality, Jean-Jacques Rousseau, democracy, popular sovereignty
学修内容 第1回 ガイダンス
第2回 市民革命の時代と社会契約論 
第3回 最初の社会について(『社会契約論』第1篇第1章~第3章)
第4回 奴隷について(『社会契約論』第1篇第4章、第5章)
第5回 社会契約について(『社会契約論』第1篇第6章、第7章)
第6回 社会状態について(『社会契約論』第2篇第8章、第9章)
第7回 主権について(『社会契約論』第2篇第1章、第2章)
第8回 一般意志について(『社会契約論』第2篇第3章~第5章)
第9回 法について(『社会契約論』第2篇第6章、第7章)
第10回 立法者について(『社会契約論』第2篇第8章~第10章)
第11回 立法について(『社会契約論』第2篇第11章、第12章)
第12回 政府について(『社会契約』第3篇第1章~第10章)
第13回 政府体について(『社会契約論』第3篇第11章~第18章)
第14回 公民宗教などについて(『社会契約論』第4篇第1章~第9章)
第15回 まとめ
(以上はあくまでも大まかな予定です。詳細は第1回ガイダンス時に相談して決めます。)
事前・事後学修の内容 (事前学修)
各回ごとに決められた担当者は、テキストの内容を要約したレジュメを用意する。それ以外の履修者は、予習として、テキストを通読し、疑問点や問題点を整理する。
(事後学修)
各回の担当者は、授業終了後、テキストの内容や当日の議論の概要を moodle にアップロードし、それ以外の履修者はそれにコメントをつける。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

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