シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2024 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 中国思想文化論演習II | |
ちゅうごくしそうぶんかろんえんしゅう に | ||
Seminar in Chinese Philosophy Ⅱ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | HU-CLTR4
|
|
開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
|
|
授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 市村 俊太郎 | |
ICHIMURA, Shuntaro | ||
SDGsの目標 |
|
|
連絡事項 | https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19545 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 授業では「後漢三賢」に数えられる王符の『潜夫論』を読み進めていく。一般的に王符は、合理主義的批判精神を持った思想家として知られるが、人間観や世界観等においては前世代からの思想や問題意識を継承している。『潛夫論』を読解するなかで、王符の思想だけではなく、彼の批判対象にも焦点を当てることで、後漢時代の社会的・思想的状況についても検討していく。 |
---|---|
学修の目的 | 1,王符の思想について理解を深める。 2,中国漢代の思想状況と課題について理解する。 3,古代中国思想に対しての研究能力を高める。 |
学修の到達目標 | 1,『潜夫論』の文章を読めるようになる。 2,引用語句の出典について調べる技能を習得する。 3,漢籍資料をめぐり、歴史と思想の両面から探求する能力を身につける。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
成績評価方法と基準 | 平常点100% |
授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | |
授業アンケート結果を受けての改善点 | |
教科書 | テキストには、王符撰、汪継培箋、彭鐸校正『潜夫論箋校正』(中華書局、1985年)を使用し、授業内でコピーを配布する。 |
参考書 | 湯浅邦弘編著『概説 中国思想史』ミネルヴァ書房、2010年 田中麻紗巳『後漢思想の探究』研文出版、2003年 |
オフィスアワー | 授業後 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19413 |
---|
キーワード | 中国思想 |
---|---|
Key Word(s) | Chinese thought |
学修内容 | 授業では担当者が事前に訓読と現代日本語訳、また必要に応じて注釈を付した資料を作成し、報告してもらう。担当範囲については、初回のガイダンスで決定する。また授業の進行に合わせ、読解する編を変える可能性もある。 第1回 ガイダンス 第2回 王符の思想について 第3回 「讃学」① 第4回 「讃学」② 第5回 「讃学」③ 第6回 「讃学」④ 第7回 「讃学」⑤ 第8回 「讃学」⑥ 第9回 「讃学」⑦ 第10回 「務本」① 第11回 「務本」② 第12回 「務本」③ 第13回 「務本」④ 第14回 「務本」⑤ 第15回 「務本」⑥ |
事前・事後学修の内容 | 読み進めていくうえで、語句の出典や引用箇所にも注意すること。 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |