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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アジア・オセアニアの思想F
あじあ・おせあにあのしそうえふ
Asian and Oceanian Philosophy F
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
選択・必修
授業科目名 東洋思想特論F
とうようしそうとくろんえふ
Lecture on Asian Philosophy F
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2120-013
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 市村 俊太郎

ICHIMURA, Shuntaro

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19540

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 「四書五経」などの名で知られる中国の経書類は、思想史のみならず、政治史や社会史においても大きな影響を及ぼしている。本講義では、中国における経学について、特にその方法論と各経書の特徴に焦点を当てて概説する。
学修の目的 1,中国における経書の内容や経学の方法論を学ぶことで、中国思想史の理解を深める。
2,経書やその注釈の読み方を学び、中国思想の研究能力を高める。
学修の到達目標 1,中国の経書についての基礎的な知識を得る。
2,「六経」・「四書五経」・「十三経」といった概念の内容を挙げることができる。
3,各種経書解釈の方法論の基本的な違いについて説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
○人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の小レポート(20%)及び期末レポート(80%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 プリントを配布する。
参考書 井ノ口哲也『入門 中国思想史』勁草書房、2012年
竹内照夫『四書五経入門 中国思想の形成と展開』平凡社、2000年
古勝隆一『中国注疏講義ー経書の巻』法蔵館、2022年
オフィスアワー 授業後
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 中国思想/経学
Key Word(s) Chinese thought / Jingxue(経学)
学修内容 中国における経学の方法と経書の思想内容について概説する。

第1回   ガイダンスー経書の種類ー
第2回   経学の方法① 今文学と古文学
第3回   経学の方法② 漢唐訓詁学
第4回   経学の方法③ 宋明理学
第5回   経学の方法④ 清朝考証学
第6回   経書の思想① 『易』
第7回   経書の思想② 『書』
第8回   経書の思想③ 『詩』
第9回   経書の思想④ 『礼』
第10回   経書の思想⑤ 『春秋』
第11回   経書の思想⑥ 『論語』
第12回   経書の思想⑦ 『孟子』
第13回   経書の思想⑧ 『孝経』『爾雅』
第14回   経書の思想⑨ 『大学』『中庸』
第15回   まとめ
事前・事後学修の内容 事前に高等学校の世界史教科書を読むなどして、中国史の全体像を把握していることが望ましい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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