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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 腎泌尿器外科学
じんひにょうきげかがく
Nephro-Urologic Surgery and Andrology
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-UROL-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

クリニカルクラークシップ概要に記載される腎泌尿器外科各週間スケジュールと臨床実習表に記載の年間スケジュールを参照する。

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
実習科での業務スケジュールにより変更される場合がある
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学医学部附属病院 6階北病棟、6階病棟カンファレンス室、手術室、外来棟3階42-49診察室、臨床研究棟9階腎泌尿器外科カンファレンス室

担当教員 西川 武友

Taketomo Nishikawa

実務経験のある教員 泌尿器科の手術・処置・外来など

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・腎・泌尿器科領域の疾患の病態を理解し、問題解決のための学習方法とプレゼンテーション能力を身につけ、回診や手術への参加を通じて、診療態度や技能の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間2週間)である。
学修の目的 ・腎・泌尿器科領域の疾患について、外来診察、検査、手術、術前後管理などに参加することにより理解する。
・将来、どの科に進んだとしても必要とされる、泌尿器科的基本的知識および、フォーリーカテーテル留置などの泌尿器科的基本手技を安全に行うための、技能・知識を体得する。
学修の到達目標 1. 泌尿器科の主要疾患である悪性腫瘍(腎癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌)、排尿障害(前立腺肥大症、神経因性膀胱)、尿失禁、女性泌尿器科、小児泌尿器科、腎移植術の病態を理解し、診断、治療を説明できる。
2. 診断および治療に必要な画像検査(CT、MRI、骨シンチ、膀胱尿道造影、逆行性・順行性腎盂撮影、膀胱鏡)の読影と評価について理解する。
3. 侵襲的検査(前立腺生検、腎生検)の適応、手技について理解する。
4. フォーリーカテーテルの留置の基本を理解し、指導医の指導の下で安全に実施する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
 「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
 「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
 「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
 「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
 「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
 「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 総括試験: 記述試験(50%)、レポート・症例プレゼンテーション(50%)、計100% (合計60%以上で合格)
授業の方法 講義 実習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 実習終了時のアンケートの結果も参考に、より内容の濃い実習となるように診療科一丸となって努力します。
教科書 ベットサイド泌尿器科学(南江堂)
日本泌尿器科学会ホームページ https://www.urol.or.jp/
参考書 標準泌尿器科学(医学書院)
オフィスアワー 毎週月曜日ー金曜日、08:30-17:00、附属病院6階北病棟ドクターステーション または病院3階泌尿器科外来。
担当医不在時は医局、病棟事務補佐員を通じて連絡。
学生用PHSを活用すること。
受講要件 4年次に実施される、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的能力試験)に合格していること。
予め履修が望ましい科目 医学科1年次から4年次までに履修、合格が求められている全科目。
発展科目
その他 公開されている実習予定表等で事前学習することが望ましい。
また前の実習班より患者の引き継ぎを受けておくことが望ましい。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 前立腺肥大症、膀胱癌、前立腺癌、腎細胞癌、膀胱尿管逆流、体外衝撃波結石破砕術、腹腔鏡下手術、腎摘出術、膀胱全摘術、前立腺全摘術、ロボット支援下手術、腎移植術、化学療法
Key Word(s) Benign prostatic hyperplasia, Bladder cancer, Prostate cancer, Renal cell carcinoma, Vesicoureteral reflux, Extracorporeal shock wave lithotripsy, Laparoscopic surgery, Nephrectomy, Total cystectomy, Radical prostatectomy, Robot-assisted radical prostatectomy, Robot-assisted partial nephrectomy, Kidney transplantation, Chemotherapy
学修内容 診療参加型臨床実習
1週目
月曜 9:00 ガイダンス、担当症例割り当て(6階北病棟ドクターステーション)
   9:30 外来実習(初・再診:泌尿器科外来)
火曜 7時45分 症例検討会(研究棟9階泌尿器科カンファレンス室)
   8時30分 手術(清潔での参加、不潔での手術見学:手術室)
水曜 9:30 外来実習(初・再診:泌尿器科外来)
   午後 各分野講義(病棟6階ドクターステーションなど)
木曜 8:30 手術(清潔での参加、不潔での手術見学:手術室)
金曜 8:00 症例検討会(病棟6階カンファレンス室)
10:00 各分野講義(病棟6階ドクターステーションなど)

2週目 (エレクティブについては、2-4週目も同様)
月曜 9:30 外来実習(初・再診:泌尿器科外来)
火曜 7時45分 症例検討会(研究棟9階泌尿器科カンファレンス室)
   8時30分 手術(清潔での参加、不潔での手術見学:手術室)
水曜 9:00 病棟回診
   9:30 外来実習(初・再診:泌尿器科外来)
   午後 各分野講義(病棟6階ドクターステーションなど)
木曜 8:30 手術(清潔での参加、不潔での手術見学:手術室)
金曜 8:00 症例検討会(病棟6階カンファレンス室)
   9:00 総括

手術支援ロボットの空きがあれば、適宜シミュレーターによる操作体験を行う
事前・事後学修の内容 事前学習:泌尿器科領域における病態・診断・治療について学習を行い、尿路系の解剖を熟知しておく。
事後学習:実習で経験した症例について総合学習を行い、知識を定着させる。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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