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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・理科
科目名 化学
かがく
Chemistry
受講対象学生

学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 化学講義I
かがくこうぎI
Chemistry I
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-scie-CHEM2021-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 9, 10時限
授業形態


* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 若林成知(非常勤講師)

WAKABAYASHI, Shigeharu

鈴鹿医療科学大学
E-mail: s-waka@suzuka-u.ac.jp
Tel: 059-383-9208 (内線2204)

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 化学の基本的な知識は身の回りの自然現象や物質を理解し、日常の生活を合理的、安全かつ豊かに送るうえで役に立つ。身近な題材を取り上げて、物質が示す性質の基になっている化学的な基本原理から有機化学の基礎までを解説する。驚きを感じざるを得ない趣味的香りの強い分子や、世界一小さい機械(分子マシン)も紹介したい。
学修の目的 有機化学の基礎を学び、生体分子から人工分子まで広範な有機化合物の構造、性質、反応についての知識を得る。英文読解力を磨くとともに、単なる知識の暗記ではなく論理的に思考し理解することを目的とする。
学修の到達目標 身の回りのコロイドや食品化学が説明できる。
天然物や人工有機化合物などの合成と人類社会との関わりが説明できる。
芳香族求電子置換反応における置換基の活性化、配向性が説明できる。
分子認識の基礎と生物を模倣した自己複製系などについて説明できる。
科学英語が読解できる。
糖質、タンパク質、核酸などの生体高分子の構造と性質が説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 2/3以上の出席を前提とし、定期試験、レポート、授業中の取り組みなどで総合的に評価する。
授業の方法

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 英文講読という学生参加型の授業であり、日常生活とも密接に結びついた内容で興味深く、また分かりやすいとの評価を頂いている。英語力は卒論作成においても必要と指摘する学生もいる。一方で、内容が全般に難しいと感じている学生もおり、内容を精査しながら進めたい。
教科書 「基礎の有機化学-生命科学のために」深宮斉彦、他著(三共出版)
参考書 「スパイラル有機化学 -基礎から応用、発展へ!-」 赤染元浩、他 著 (筑波出版会)
「ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉」 野依良治、他 監訳 (化学同人)
「マクマリー生物有機化学 有機化学編」 菅原二三男 監訳 (丸善)
「栄養科学シリーズ NEXT 基礎有機化学」 高橋吉孝、他 編 (講談社サイエンティフィク)
オフィスアワー 授業前後、またはメールでの応答が可能な内容であれば、随時 s-waka@suzuka-u.ac.jp まで。
世話役:教育学部 市川俊輔
受講要件 基礎化学A、Bを履修済みであること。
予め履修が望ましい科目
発展科目 化学実験
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8750
キーワード 食品、ビタミン、コロイド、芳香族求電子置換反応、有機合成、分子認識、超分子、糖、アミノ酸、タンパク質、脂質、核酸
Key Word(s) food, vitamin, colloide, aromatic electrophilic substitution reaction, organic synthesis, molecular recognition, supramolecule, sugar, amino acid, protein, lipid, nucleic acid
学修内容 第1回 有機化合物の分類
第2回 食品科学Ⅰ-浸透圧、抗酸化物質、ビタミン
第3回 食品科学Ⅱ-タンパク質、脂質、コロイド
第4回 有機反応Ⅰ-芳香族求電子置換反応の機構
第5回 有機反応Ⅱ-様々な芳香族求電子置換反応
第6回 有機合成-不斉合成、クロスカップリング反応
第7回 分子認識Ⅰ-分子間相互作用と超分子、自己複製
第8回 分子認識Ⅱ-釣鐘分子、分子テニスボール
第9回 分子認識Ⅲ-らせん、大環状、かご型錯体、カテナン、オリンピアダン、分子機械
第10回 糖質に関わる英文講読Ⅰ
第11回 糖質に関わる英文講読Ⅱ
第12回 糖質に関わる英文講読Ⅲ
第13回 アミノ酸、タンパク質に関わる英文講読 I
第14回 アミノ酸、タンパク質に関わる英文講読 II
第15回 核酸に関わる英文講読
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 毎回の講義内容を復習し、分からない個所は参考書等で調べ、それでも分からなければ質問し解決すること。また各章末問題は、学習後、各自で解き理解度の向上に努めるように。随時、レポートを課すので、積極的に取り組んでほしい。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

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