三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
生物資源学部学生対象科目
水産科教育法Ⅰと水産科教育法Ⅱの履修については、
「Ⅰ」を修得したのちに「Ⅱ」を履修すること。
選択・必修 必修
高等学校教諭一種免許(水産)取得科目
授業科目名 水産科教育法Ⅰ
すいさんかきょういくほう 1
Methodology of Fisheries EducationⅠ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎

担当教員 筒井 努(非常勤講師)

TSUTSUI Tsutomu

実務経験のある教員 【教員名】 筒井 努
【実務経験】 水産高校教諭
【講義内容との関連性】
水産高校の実務経験を活かして、水産高校の現状、果たすべき役割について具体的な事例を示して指導を行う。また、国立教育政策研究所の教育課程研究指定事業、水産科目の教科書の編集に関わり、これらの取り組みをふまえて教育課程及び学習指導、評価の在り方について具体的な事例を示して指導を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 水産教育の歴史と高校教育における水産高校の現状と果たすべき役割をふまえて、教科「水産」の学習に関する基礎的な知識・技能を学ぶ。学習指導案を作成し模擬授業の実践と振り返りを行うことで、教科「水産」の教員として必要な授業実践について考える力を養う。
学修の目的 水産教育の歴史、水産高校の現状と果たすべき役割を理解する。学習指導要領の教育課程の編成、水産科の目標・内容構成、「水産」各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱いについて理解する。科目「水産海洋基礎」の目標・内容について理解し、それを実際の授業の設計・実施に活かせるようにする。
学修の到達目標 ・水産教育の歴史、水産高校の現状と果たすべき役割を説明することができる。
・学習指導要領の教育課程の編成、水産科の目標・内容構成、「水産」各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱いについて説明することができる。
・科目「水産海洋基礎」の学習指導案を作成し模擬授業を行うことができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 演習を含む課題レポート(60%)と筆記試験(40%)を総合的に評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 演習、課題レポート、授業内の質問、意見などにより授業の理解度を確認し、授業改善への対応を図る。
教科書 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 水産編』 文部科学省
『水産海洋基礎』全国高等学校水産教育研究会[編] 海文堂
参考書 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編』 文部科学省
オフィスアワー 授業の前後に教室で対応する。
受講要件 高1種水産の免許取得を目指す学生
予め履修が望ましい科目
発展科目 水産科教育法Ⅱ(必須)
その他 教員免許取得に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水産高校教育
Key Word(s) Fisheries High School Education
学修内容 第1回 講義ガイダンス、水産教育の歴史
第2回 水産高校の現状Ⅰ(全国の水産高校)
第3回 水産高校の現状Ⅱ(全国の水産高校)
第4回 科目「水産海洋基礎」模擬授業、研究協議
第5回 学習指導案の作成、ICT教材の活用
第6回 模擬授業、研究協議、水産高校の実習船と漁業実習Ⅰ
第7回 模擬授業、研究協議、水産高校の実習船と漁業実習Ⅱ
第8回 水産高校の現状Ⅲ(船舶職員養成機関としての水産高校)
第9回 学習指導要領(教育課程の編成)
第10回 学習指導要領(水産科の各科目、指導計画の作成と内容の取扱い)
第11回 学習指導要領(カリキュラムマネジメント)
第12回 科目「水産海洋基礎」基礎実習(水産・海洋生物の採集と飼育、水産物の加工)
第13回 科目「水産海洋基礎」基礎実習(海洋実習)
第14回 模擬授業、研究協議
第15回 模擬授業、研究協議
第16回 筆記試験
事前・事後学修の内容 Moodleで配布する課題、資料について整理してまとめ、授業後に復習と興味をもった内容をさらに調べることで理解を深める。
授業実践について考える力を養うために段階的に模擬授業を実施するので、そのための学習指導案の作成、模擬授業の振り返りの継続的な取り組みを必要とする。
教科書『水産海洋基礎』の内容について関連書籍、資料を調べたり、普段から最新の関連ニュースなどの情報を確認して幅広い知識を深める。  

第1回 学習指導要領解説の科目「水産海洋基礎」の「目標」、「内容とその取扱い」と、教科書『水産海洋基礎』の内容構成を整理してまとめる(予習)、水産教育の歴史(予習と復習)
第2回 水産高校説明会プレゼンテーション作成(予習)、全国の水産高校(予習と復習)
第3回 教科書『水産海洋基礎』第2章第2節「とる漁業」について、関連書籍、資料を参考にして内容を整理してまとめる(予習)、全国の水産高校(予習と復習)
第4回 学習指導案作成(予習)、模擬授業の振り返り(復習)
第5回 「とる漁業」のICT教材(動画コンテンツなど)を調べてまとめる(予習)、ICT教材の活用(復習)
第6回 学習指導案作成(予習)、水産高校の実習船と漁業実習(予習と復習)、模擬授業の振り返り(復習)
第7回 学習指導案作成(予習)、水産高校の実習船と漁業実習(予習と復習)、模擬授業の振り返り(復習)
第8回 船舶職員について、教科書、関連書籍、資料を参考にして内容を整理してまとめる(予習)、船舶職員養成機関としての水産高校(復習)
第9回 学習指導要領の教育課程の編成(予習と復習)
第10回 学習指導要領解説の[水産科の各科目」、「各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い」(予習と復習)
第11回 水産高校の教育課程の編成(予習)、学習指導要領のカリキュラムマネジメント(予習と復習)
第12回 教科書『水産海洋基礎』第3章「基礎実習」「ア水産・海洋生物の採集」、「イ水産・海洋生物の飼育」、「ウ水産物の加工」の内容を整理してまとめる(予習と復習)
第13回 教科書『水産海洋基礎』第3章「基礎実習」「エ海洋実習」の内容を整理してまとめる(予習と復習)
第14回 学習指導案作成(予習)、模擬授業の振り返り(復習)
第15回 学習指導案作成(予習)、模擬授業の振り返り(復習)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University