三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(生命機能コース)
授業科目名 生命機能化学実験実習5
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう5
Experiment in Biofunctional Chemistry 5
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2135-005
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期後半

開講時間 火曜日 5, 6, 7時限; 木曜日 5, 6, 7時限; 金曜日 5, 6, 7時限
実験の進行によっては8時限目以降にかかる場合もある。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 化学第3実験室(1F)と化学第4実験室(2F) 木村、國武、竹林

担当教員 竹林慎一郎(生物圏生命化学科)、國武絵美(生物圏生命化学科)、木村哲哉(生物圏生命化学科)

KIMURA, Tetsuya
KUNITAKE, Emi
TAKEBAYASHI, Shin-ichiro

実務経験のある教員 木村哲哉:公設試験所にて研究、依頼分析業務

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 核酸の抽出および検出、電気泳動、動物細胞の培養、そして微生物の形質転換に関する基本的な実験技術を教授し、実験内容・結果を簡潔に説明する能力を身につける。
学修の目的 卒論研究をはじめとする専門的研究を遂行するために、微生物や動物培養細胞の取り扱い、そして核酸に関する実験技術とデータ解析手法の基礎を学ぶ。
学修の到達目標 教員や実験テキストの指示を明確に理解し、正確な結果を得るための安全で正しい実験技術を習得する。実施した実験の内容や結果を簡潔に説明する能力を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポートと実験への取り組み姿勢を総合して評価する。
レポート50%、実験への取り組み姿勢50% (合計が60%以上で合格)
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 学生の授業評価アンケート等にもとづき,実験内容およびスケジュールの改善, 実験設備の補充,拡充を行う.
教科書 配布プリントを実験テキストとする。
参考書
オフィスアワー ガイダンス時にアナウンスする。
受講要件 生命機能化学実験実習1から4の全てを履修済みであること.
予め履修が望ましい科目 化学実験、化学概論、微生物学、生化学1および2を受講しておくことが望ましい.
発展科目 卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
白衣を持参すること。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 核酸、微生物、動物培養細胞、電気泳動、形質転換
Key Word(s) nucleic acid, microorgamism, animal cell line, electrophoresis, transformation
学修内容 第1回:口腔内細胞からのゲノムDNAの抽出とPCRによるCYP1A1遺伝子領域の増幅(担当:竹林慎一郎)
第2回:制限酵素処理/電気泳動(担当:竹林慎一郎)
第3回:PCRによる選択遺伝子領域の増幅(担当:竹林慎一郎)
第4回:制限酵素処理/電気泳動(担当:竹林慎一郎)
第5回:がん細胞の顕微鏡観察、培養細胞からRNA抽出(担当:竹林慎一郎)
第6回:RNAからcDNAを合成/cDNAを鋳型とした遺伝子増幅(担当:竹林慎一郎)
第7回:結果の解析(担当:竹林慎一郎)
第8回:概要説明、培地作製、大腸菌の形質転換(担当:木村哲哉、國武絵美)
第9回:形質転換結果観察と考察(担当:木村哲哉、國武絵美)
第10回:液体培地の作成と形質転換体の培養(担当:木村哲哉、國武絵美)
第11回:大腸菌からのプラスミド抽出(担当:木村哲哉、國武絵美)
第12回:制限酵素によるプラスミドの切断と電気泳動による解析(担当:木村哲哉、國武絵美)
第13回:組換え酵素の活性検出(担当:木村哲哉、國武絵美)
第14回:微生物の観察(担当:木村哲哉、國武絵美)
第15回:総合討論と片付け(担当:木村哲哉、國武絵美)
事前・事後学修の内容 事前に配布した資料を、各実験毎にあらかじめ熟読し、実験操作や原理について予習しておくこと。また実験後はデータを整理し、現象について理解を深め、考察を行うこと。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

Copyright (c) Mie University