三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部学部共通
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 【遠隔】先端技術基礎
せんたんぎじゅつきそ
Fundamentals of Advanced Technology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

オンデマンド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 松井正仁(工学部), 佐藤英樹(工学部), 川中普晴(工学部), 湊元幹太(工学部), 今西誠之(工学部), 北野博亮(工学部), 森本尚之(工学部)

MATSUI Masahito, SATO Hideki, KAWANAKA Hiroharu, TSUMOTO Kanta, IMANISHI Nobuyuki, KITANO Hiroaki, MORIMOTO Naoyuki

SDGsの目標
連絡事項 「先端技術基礎」は9月下旬頃にMoodle上のオンデマンド配信授業で実施予定です。
授業詳細につきましては、9月頃、履修者に対しユニパでお知らせします。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 それぞれの工学分野を代表し、先端分野で活躍している研究者から、細心の技術をわかりやすく説明し、基礎的な知識を教授する。基礎知識から先端技術につながる流れを、具体例を示すことで理解を深め、技術の融合に対する適応能力を養う。
学修の目的 さまざまな工学分野における先端的な技術に関する基礎知識を得る。
学修の到達目標 代表的な工学分野(機械工学、電気電子工学、情報工学、応用化学、建築学)における先端トピックスを理解し、将来、融合分野で活躍できる技術者としての広範囲な知識を修得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 出席100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 1.塑性加工とフラクタル解析(松井正仁)
日本の産業を支えるものづくりの基礎となる塑性加工の基礎と特徴を解説するとともに扱いが困難な複雑形状(あるいは複雑現象)を定量的に扱うための有力な武器であるフラクタル解析について解説し,その手法を塑性加工に応用した例を紹介します.

2.ナノマテリアル概論 〜ナノカーボンを中心に〜 (佐藤英樹)
ナノメートル(10億分の1メートル)オーダーのサイズを持つナノマテリアルは,エレクトロニクスや電気機器,素材,ライフサイエンス,エネルギーなどさまざまな分野で注目を集めている.本講義では,ナノマテリアルとは何か,どのようなことに利用できるのかについて,カーボンナノチューブやグラフェンなどのナノカーボン材料を中心に解説する.

3.AI・機械学習の基礎とその実社会への応用(川中普晴)
現在,人工知能(AI)やデジタルトランスフォーメーション(DX),データサイエンス(DS)に関する技術は様々な現場で必要とされており,現代社会にとって不可欠な技術となりつつある.本講義では,機械学習やAIの基礎についてわかりやすく概説するとともに,実生活の中での活用例について実際の共同研究の事例等を交えながら紹介する.また,当該技術に関する最新の情報,さらにはAIが持つ様々な問題や課題についても解説する.

4.遺伝子工学技術の発展と課題(湊元幹太)
1953年にDNA二重らせん構造が提出されてから,人は,DNAを扱う技術を発展させてきた。本講義では,遺伝暗号や遺伝子発現機構などの基本事項,塩基配列の解読,遺伝子組換え,遺伝子編集等の技術を紹介し,組換えDNA実験の活用と課題について触れる.

5.蓄電池による電気エネルギーの効率的運用(今西誠之)
電気エネルギーは貯蔵が難しいため,これまで電力の需給バランスが厳しく制御されていた.
近年再生可能エネルギーの導入が進められているが,その普及には蓄エネルギー技術の併用が不可欠である.
本講義ではこれを実現し得る蓄電池について紹介する.

6.建築物の空気調和に関する省エネルギー技術(北野博亮)
建物の冷暖房を担う空気調和(空調)設備には,快適な室内環境の実現とともに省エネルギー性が強く求められる.本講義では,空調に関する各種省エネ技術を紹介し,省エネルギー設計の基本的考え方について概説する.

7.IoT技術の基礎と身近な活用事例(森本尚之)
近年、コンピュータの小型化や低価格化、通信の高速化や広域化、データ活用の重要化などに伴って、多種多様な分野でIoT (Internet of Things) の活用が重要になっている。本講義ではIoT技術の基礎について解説する.
事前・事後学修の内容
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:160分/回

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