三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
眼科
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修 必修
授業科目名 眼科学
がんかがく
Ophthalmology
単位数 単位
ナンバリングコード
medc-medc-OPHT-3601-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

スケジュール表による

別途スケジュール表配布

開講時間
実習開始の前に担当者からスケジュールについて案内があります。
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 外来棟2階眼科診察室、病棟3階手術室、病棟11階北病棟眼科検査室、臨床医科学研究棟6階眼科学教室など

担当教員 〇加藤久美子(医学部)、近藤峰生(医学部)

〇Kumiko Kato, Mineo Kondo

実務経験のある教員 外来診察、手術など三重大学眼科学教室の医師が担当します。

SDGsの目標
連絡事項 実習内容が変更される場合があります。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 ・眼科検査ならびに診察手技への理解を通じて眼科領域疾患の病態を解釈し、治療に結び付ける力を身につける。
・問題解決のための学習方法とプレゼンテーション能力を身につけ、回診や外来診療・手術への参加や見学を通じて、眼科領域における診療態度や技能の修得を目的とする(実習期間2週間)。
・2週間の実習の合格をもって、臨床科目:眼科学の単位を認定する。
学修の目的 ・眼科領域疾患の診断および治療の実際を学ぶ。
・将来、どの科に進んだとしても、今回学習する眼疾患に関する知識を臨床現場において活かすことができるようになる。
学修の到達目標 ・眼の解剖学的構築と各々の機能を理解する
・眼科基本的な検査を理解する
・画像解析機器を用いた詳細な眼科検査を理解する
・各種眼科疾患(色覚異常、角膜疾患、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、斜視など)の病態を理解する
・各種眼科疾患に対する治療(薬物・手術治療など)について理解する
・眼科診療の流れを理解する
・眼科手術ならびに顕微鏡下手術操作について理解する
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○「態度」・豊かな人間性と高い倫理観を持って行動できる。
○「態度」・科学的根拠に基づいて考え、判断することができる。
○「態度」・地域医療の実践に必要な使命感と責任感を有している。
○「態度」・生涯を通して自らを高めていく態度と医科学の進歩を追求する研究心を持っている。
○「技能」・患者の身体的、ならびに社会心理的状況を科学的、統合的に評価し、全人的医療を実践できる。
○「技能」・医学・医療の国際化に対応できる「語学力」「自己表現力」「多文化理解力」を有している。
○「技能」・医療チームで必要な「コミュニケーション力」「リーダーシップ」「協調性」を理解し、多職種連携によるチーム医療に参加することができる。
○「知識」・医療実践に必要な医学・医療の知識を修得している。
○「知識」・社会人と医療人に求められる豊かな知識と教養を有している。
○「知識」・地域と国際社会で求められる保健・医療・福祉を理解している。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート90%、実習態度10%
授業の方法 講義 実習 実技

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 アンケートをもとに改善可能な点は配慮しますが、病院内での実習となるため正常な業務遂行ならびに患者様に迷惑が掛からない範囲での対応となります。
教科書 標準眼科学(医学書院)、現代の眼科学(現代の眼科学)など眼科にかかる市販教科書(各自購入し、参考としてください)
参考書 眼科にかかる市販教科書(各自購入し、参考としてください)
オフィスアワー 担当者へのPHS・電話もしくはメールで対応(その他を参照)。メールにて、終日対応可能。
受講要件 医学部規定による
予め履修が望ましい科目 ・医学部規定による。
・系統講義時に学習した内容の復習が望ましい。
・前の実習班からの申し送りを受けておくことが望ましい。
発展科目
その他 ・病院施設内であなた方の教育は行われますが、ここでは同時に患者様が治療を受けています。厳粛な気持ちで実習に参加してください。
・精密機器が多いので医師の許可なしに施設内の物品には触らないでください。
・当日の集合場所では、自発的に担当医を探してコンタクトを取ってください。
・疑問があれば実習担当までお問い合わせください。
・眼底検査時には散瞳を行います。当日の運転や運動は控えてください。別紙注意事項および説明を事前に熟読してください。
・講義、実習時には鞄など大きな荷物は持って来ないでください。
・担当症例の診察は科の特殊性から学生単独では難しいと思います。主治医と連絡をとり、相談してください。
・カルテの印刷・記載については取り決めに従ってください。カルテ閲覧は11北病棟ドクターステーションなどのPCを使用してかまいませんが、スタッフの通常業務を妨げないように留意してください。
・不明点や欠席、見学の連絡などあれば 必ず担当医師までお願いします。
・手術見学は月曜PM1-3時、木曜AM9-11時で担当症例以外も出席してください。
・担当症例の執刀開始時間によっては延長することもあります。
・患者診察時には感染防止に留意し、手指消毒や洗浄に留意してください。
・むやみに自身の目やその周囲をこすらないでください。
・患者ならびに医療スタッフとの接触が発生しますので、注意してください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 眼科、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、視力、視野
Key Word(s) Ophthalmology, Cataract, Glaucoma, Vitreoretinal disease, Visual acuity, Visual field
学修内容 <4-5年生>
・白内障や緑内障などの代表的な眼科疾患について講義・手術・外来実習などを通して学習する
・必須の眼科検査である細隙灯前眼部検査と倒像鏡眼底検査を実習を通じて理解する
・眼科外来検査について実習を通じて理解・学習する。とくに近年、眼科診断に必須となった画像診断機器を用いた検査を体験し、その内容を理解する
・模擬眼などを用いた縫合・白内障手術実習を通じ、顕微鏡下操作を理解する
・色覚異常の講義・シミュレーションを通じ、疾患の理解を深める
・最終日総括での提出物は
 1)担当症例に関するレポート(A4用紙2枚程度)
 2)眼底スケッチ(眼底実習が可能な場合)
・1)レポートは患者背景(性別/年齢/主訴/既往歴など)・入院までの経過・入院時所見・治療経過・手術所見・考案 など構成で作成し、参考文献を必ず最後に記載する。
・2)眼底スケッチは眼底検査実習時に作成し、検者名と被験者名を記載する。

<6年生>
・指導医に付き従い、外来診療や手術に参加する
・4-5年時に学んだ内容を掘り下げ、実臨床に参加する機会を増やした環境下で眼科診療の実際を学ぶ
事前・事後学修の内容 ・指導医や担当医の指示の下、空いた時間に眼底検査実習などを行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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