三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本思想演習C
にほんしそうえんしゅう しー
Seminar in Japanese Thought C
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本思想演習C
にほんしそうえんしゅうしー
Seminar in Japanese Philosophy C
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-080
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 遠山敦(人文学部)

TOHYAMA,Atsushi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 源信『往生要集』を読み、浄土教が日本にどのように受容されていったかを考える。
学修の目的 「念仏」といえば「南無阿弥陀仏」と唱える称名念仏が思い起こされるが、源信『往生要集』における「念仏」は「観察門」で説かれる観想念仏(観念仏、観念)を主として意味している。ここではそうした「観想念仏」とはどのようなものであり、それが何故求められるのかについて、浄土教の基本的な教義とともに理解を得ることができる。
学修の到達目標 源信『往生要集』における「念仏」の意味について、理解することができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表50%、授業への参加度(質問票に基づく討議への参加度)50%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 発表者以外にも事前の質問票の作成を課し、演習への積極的な参加を促す。
教科書 石田瑞麿訳注 源信『往生要集』(岩波文庫 上・下)
参考書 適宜指示する。
オフィスアワー 金曜日7~8限(その他応需)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 源信、『往生要集』
Key Word(s) Genshin,Oujyou-yousyu
学修内容 源信『往生要集』を読解する。

第1回:ガイダンス
第2回~第15回:『往生要集』の読解


授業は、毎時間リポーター1名を定め、その発表をめぐる出席者全員の討議を中心に進行する予定である。またリポーター以外にも課題(質問票の作成)を課す。
※参加者は、古典文に対する基礎的な読解力が求められるので、履修の際には留意すること。
事前・事後学修の内容 出席に当たっては、毎週全員がテキストの指定された範囲を精読し、「質問票」を作成しておくこと。
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University