三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 共生環境学科・農業土木学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択
選択推奨科目(地球コース、土木コース)
授業科目名 水環境工学
みずかんきょうこうがく
Engineering of sewerage treatment
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Envi-3341-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 別途開講案内を参照すること

担当教員 近藤 雅秋(生物資源学部共生環境学科)

KONDO, Masaaki

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 (内容、背景、必要性など)水路、河川、ため池、貯水池、湖沼、生態系を対象にして、指標、調査法、栄養塩の循環、富栄養化の発生、公害を含む水の汚濁汚染の歴史的経緯や水質現状、ならびに水質解析モデルの作成と解法について、農業と環境、水循環と関連が深く、特に水環境に関連した知識や技術について、幅広く学ぶ。。
(育てたい資質や能力)水環境や水質解析モデルに関する基礎的な知識を身につけ解析計算できる能力を養うことを目指す。
(DP,CPとの関連)三重大学の目標である4つの力のうち「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につけ、生物資源学部のDPである(2) 環境、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験、(3) 科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる能力の修得を目指す
(三重県や地域に関わる内容)該当しない
学修の目的 さまざまな水域で発生する水質に関する諸現象や諸問題を理解し、解決するために必要な基礎的事項を幅広く学ぶ。土木系専門分野が必要とする水環境や水質解析モデルに関する基礎的な知識を身につけ解析計算できる能力を養うことを目的とする。
学修の到達目標 水環境や水質解析モデルに関する基礎的な知識を身につけ解析計算できる能力を修得する。そのため以下の学習到達目標を設定する。
(知識)水環境に関する、指標、調査法、栄養塩の循環、富栄養化の発生、公害を含む水の汚濁汚染の歴史的経緯や水質現状を有機的に説明できるようになる。
(態度)水環境の諸問題の実際の様子を理解するために本授業が推奨する関連行事に参加する。授業内容を理解し自分なりに系統立てて整理することができる
(技能)水質モデルの作成と解法を習得し、計算した結果について評価できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
この科目は,農業土木学教育コースの掲げる学習・教育目標の(E)に対応し,JABEEの定める共通の学習・教育目標(d),(e)に相当します。
成績評価方法と基準 ノートやレポートなどの提出物系(20%)、小テストや定期試験などのテスト系(80%)で評価し、これらの合計点の60%以上を合格とする。
(知識)小テストや定期試験などで評価される(40%)。
(態度)毎回の授業テーマについて、配付資料や自分で調べた知識に関して整理されたノートで評価されるほかに、授業テーマに関する質問疑問感想や良い質問も優位的に評価される(5%)。
(技能)講演会やシンポジウムなどの授業関連行事への参加レポートや指定したレポート課題への取り組みが評価される(15%)。小テストや定期試験などで評価される(40%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 資料配布やpowerpointなど説明の可視化に工夫して理解の促進に努める。理解確認のためにレポート提出が必要となる。Moodleでは、授業で配布するプリントのほかにも、授業関連の講演会やインターネットサイトを紹介したり、追加の参考資料の配布している。
教科書 山﨑慎一「環境工学」実教出版+配布資料
参考書 授業内で提示する
オフィスアワー 授業終了後なるべく直ぐに、321室
受講要件
予め履修が望ましい科目 環境解析基礎Ⅱ
発展科目 応用水文学、かんがい排水学、卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 水質汚濁、溶存酸素、有機物、窒素、リン、入出力モデル、生態系モデル、完全混合モデル、不完全混合モデル、流水と反応のモデル、水質モデルの解法
Key Word(s) Water pollution, dissolved oxygen, organic matter, nitrogen, phosphorus, input-output model, ecosystem model, complete mixing model, incomplete mixing model, model of stream and reactions, various solutions of water quality model
学修内容 1)ガイダンス(授業概要、トピック)
2)水質項目と水質汚濁の変遷(公害、水俣条約など)
3)過去や近年の事例と法令
4)溶存酸素について
5)有機物について
6)窒素、リンについて
7)前半の知識編に関する総合演習
8)入出力モデルの基本1(完全混合モデル)
9)上記の応用事例(水質生態系モデル)
10)入出力モデルの基本2(不完全混合モデル)
11)上記の応用事例(湖沼濃度の計算)
12)流水と反応のモデルの基本
13)上記の応用事例(Streeter-Phelpsモデル)
14)後半の計算編に関する総合演習
15)定期試験
16)解説、授業アンケート
事前・事後学修の内容 1) 事前学修:本科目のシラバスを読み関連事項を調べる 事後学修:本科目の学修に必要な資料等を確認する
2) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
3) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
4) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
5) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
6) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
7) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
8) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
9) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
10) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
11) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
12) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
13) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
14) 事前学修:事前に配布される授業要旨を読み関連事項を調べる 事後学修:提供される演習問題等に取り組む
15) 事前学修:配付資料、演習問題を参考に試験までに準備を進める 事後学修:科目全体を振り返る
16) 事前学修:取得できなかった問題を中心に科目全体を振り返る  事後学修:解説を参考に科目全体を振り返る
(事前学修の補足)事前配布されるPPT資料、教科書参考書などの関連内容を熟読しておく
(事後学修の補足)配布プリントの内容を熟読し、参考図書などを利用し、理解しやすいように整理し、演習問題を解き、これらにノートを活用する。適宜に出題される小テスト・レポート課題にも取り組む。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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