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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士後期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次 |
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選択・必修 | 選択 生物圏生命科学専攻の選択科目 |
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授業科目名 | 海洋資源機能化学 | |
かいようしげんきのうかがく | ||
Functional Biochemistry on Marine Resources | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Life-7491-011
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 1, 2時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 開講教室は掲示等にて確認すること. | |
担当教員 | 柿沼 誠(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KAKINUMA, Makoto | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 海洋生物に特徴的な生体成分や遺伝子の機能特性,あるいはこれらの資源・素材としての活用,社会への還元の可能性について,最新の学術論文や専門書を用いて紹介すると共に,課題研究を題材にした演習形式の討論を行う.また,実際の課題研究の参考となるような化学,生化学および分子生物学的研究手法等を紹介する. (育てたい資質や能力)海洋生物資源の生産,利用,保全,開発に貢献できる能力を身につけることを目指す. (DP,CPとの関連)三重大学の4つの力を身につけるため,生物資源学研究科博士後期課程のDPである(2)高度な専門知識・技術の修得を目指す. |
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学修の目的 | 海洋生物の生体成分の代謝や生物活性,遺伝子やゲノムの構造・機能に関連する先端研究内容や先端研究手法を学ぶことで高度な専門知識を得ると共に,先端研究の動向と問題点を把握できるようになる. |
学修の到達目標 | 海洋生物資源の生産,利用,保全,開発に貢献できる高度な専門知識を身につけることを目指し,以下の学修到達目標を設定する. (知識)学術論文や専門書を通して先端研究内容や先端研究手法を学び,関連分野の高度な専門知識を得る.また,先端研究の学修を通して,その背景や目的,最新の研究動向を把握できるようになる. (技能)課題論文や専門書などを通して修得した高度専門知識を基に,実際の課題研究を遂行するための問題抽出・解決力,応用・適応力,発想力を身につける. |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題論文・専門書の内容のまとめと発表(50%),演習時の討論の内容や取組姿勢等(50%),計100%(60%以上で合格). (知識)高度な専門知識の修得については,課題論文や専門書の内容のまとめ方,総合討論や質疑応答等で評価. (技能)課題論文や専門書についての発表内容,発表用資料のまとめ方,発表や質疑応答における論理展開で評価. |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業 グループ学習の要素を加えた授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 学生の要望を取り入れて,適宜改善していく.先端研究に関する学術論文や専門書を基に,実際の研究を遂行する上で必要な専門知識等を修得させる.このため,三重大学情報ライブラリー(図書館)等の文献情報検索を活用させ,先端研究に関する学術論文や専門書について自ら調べさせる. |
教科書 | 必要な資料は印刷物等として配布する. |
参考書 | 適宜紹介する. |
オフィスアワー | 毎週月曜日11:00~12:00,場所728号室(柿沼). |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 分子生命科学,生体機能物質解析学,生体高分子構造論,機能性糖鎖工学,食品生理機能学 |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | 海洋生物,大型藻類,生物活性物質,生体成分,ゲノム,遺伝子,タンパク質,機能特性,生理機能,環境応答・適応,分子機構 |
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Key Word(s) | marine organism,macroalgae,bioactive substance,ingredient,genome,gene,protein,functional characteristics,physiological function,environmental responses and adaptation,molecular mechanism |
学修内容 | 1.海洋生物の生体成分の基礎 2.海洋生物の生体成分の分離・精製 3.海洋生物の生体成分の化学構造と生物活性評価 4.海洋生物の低分子有機化合物とその生物活性(遊離アミノ酸,ペプチド) 5.海洋生物の低分子有機化合物とその生物活性(核酸関連物質) 6.海洋生物の低分子有機化合物とその生物活性(その他) 7.海洋生物の脂質とその生物活性 8.海洋生物の糖質とその生物活性 9.海洋生物のタンパク質とその生物活性 10.海洋生物の遺伝子工学(抽出・精製) 11.海洋生物の遺伝子工学(クローニング) 12.海洋生物の遺伝子工学(機能解析) 13.海洋生物の遺伝子工学(遺伝子組換え) 14.海洋生物の環境応答・適応 15.海洋生物の分子育種 ※上記話題に関する最新の学術論文,専門書,テキストを演習形式で解説し,内容についての討論を行う.また,関連の学術論文や専門書の内容をまとめ,プレゼンテーションと総合討論を通して,高度な専門知識の理解を深める. |
事前・事後学修の内容 | 予習:各回で取り扱う下記の内容に関する最新の学術論文や専門書の範囲を示すので,事前に熟読して内容について理解しておくこと.また,Moodleコースから事前に配布する補足資料等について確認しておくこと. 復習:授業で学修した内容について,学術論文,専門書,補足資料を用いて復習すると共に,各内容に関する課題論文をまとめ,発表用資料やレポート作成に取り組むこと. 1.海洋生物の生体成分の種類と分布 2.海洋生物の生体成分の分離・精製法の基礎と応用 3.海洋生物の生体成分の化学構造解析法と生物活性評価法 4.海洋生物由来の遊離アミノ酸とペプチドの生物活性 5.海洋生物由来の核酸関連物質の生物活性 6.海洋生物由来のその他化合物(ビリン,オピン,ベタインなど)の生物活性 7.海洋生物由来のカロテノイドとステロールの生物活性 8.海洋生物由来のオリゴ糖と多糖類の生物活性 9.海洋生物由来のタンパク質の分離・精製と機能解析 10.海洋生物の核酸抽出・精製法 11.海洋生物のDNA/RNAクローニング法 12.海洋生物の遺伝子機能解析法 13.海洋生物の遺伝子組換え技術 14.海洋生物の環境応答・適応の分子機構 15.海洋生物のゲノム解析と選抜・組換え育種 |
事前学修の時間:120分/回 事後学修の時間:120分/回 |