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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 生命機能化学実験実習4
せいめいきのうかがくじっけんじっしゅう4
Experimental and Practical Work in Bioscience and Biotechnology 4
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2135-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 詳細は,担当教員から連絡があります

担当教員 ○栗谷 健志(生物資源学部・生物圏生命化学科)
磯野 直人(生物資源学部・生物圏生命化学科)
西尾 昌洋(生物資源学部・生物圏生命化学科)

○KURIYA Kenji
ISONO Naoto
NISHIO Masahiro

実務経験のある教員 西尾昌洋:創薬企業にて生物系のグループリーダーとして創薬をしてきた。動物と細胞と試験管内での実験であり,生命機能化学実験実習に近い形態にて行ってきた。この実験実習にも応用可能である。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 栄養化学、食品化学、タンパク質科学、糖質科学などに関する基本的な実験を行う。
学修の目的 卒業研究をはじめとする専門的研究を遂行するために、タンパク質や糖質などに関する実験技術とデータ解析手法の基礎を学ぶ。
学修の到達目標 教員や実験テキストの指示を的確に理解し、正確な結果を得るための安全で正しい実験技術を習得する。実施した実験の内容や結果を簡潔に説明する能力を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポートと実験への取り組み姿勢を総合して評価する。
授業の方法 実験 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 実験内容・配布資料の更新、実験環境の改善(器具の追加・更新)
教科書 配布プリント
参考書 Moodleに掲載する。
オフィスアワー ガイダンス時にアナウンスする。
受講要件 原則として化学実験(教養教育)をすでに履修していること。化学実験の性質上危険が伴うので,学生教育研究災害障害保険に必ず加入すること。また,生命機能化学実験実習1と2の履修済であることと生命機能化学実験実習3と5の履修届を出していること(両実験科目は相互に連携して実施します)。
予め履修が望ましい科目 生化学I、生化学II、分析化学、食品化学
発展科目 生命機能化学実験実習5、栄養化学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード タンパク質, アミノ酸, 糖質, 脂質, 有機酸, 色素, 分離精製
Key Word(s) protein, amino acid, saccharides, lipid, organic acid, pigment, separation, purification
学修内容 第1回:グルコースの定量(担当:磯野直人)
第2回:清涼飲料水に含まれる糖質の定量(担当:磯野直人)
第3回:食用油のヨウ素価測定(担当:磯野直人)
第4回:中和滴定曲線の作成、有機酸の定量(担当:磯野直人)
第5回:アントシアニンの特性解析(担当:磯野直人)
第6回:オボアルブミンに関する講義・実験のガイダンス・器具の準備(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第7回:オボアルブミンの精製(1)(オボアルブミン結晶化:硫安沈殿)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第8回: オボアルブミンの精製(2)(オボアルブミン再結晶化)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第9回: オボアルブミンの精製(3)(オボアルブミン脱塩法:透析)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第10回:オボアルブミンの純度検定(タンパク質定量)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第11回:オボアルブミンの純度検定I(SDS-PAGE)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第12回:オボアルブミンの純度検定II(泳動結果解析・グラフ作成)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第13回:オボアルブミンの変性(熱変性)(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第14回:オボアルブミンの実験に関するレポート・課題について(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
第15回:オボアルブミンの実験に関する総括・補足・片付け(担当:栗谷健志、西尾昌洋)
事前・事後学修の内容 事前学修:実験テキストや参考書を読み、実験手順と原理を理解する。
事後学修:実験結果を整理し、結果の妥当性などを検証する。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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