三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
農業生物学教育コース対象科目
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 農業生物学実験
のうぎょうせいぶつがくじっけん
Experiments in Agrobiology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2133-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源棟 1F顕微鏡室、2F 生物第3実験室

担当教員 〇伴 智美(資源循環学科), 諏訪部 圭太(資源循環学科), 土屋 亨(生命科学研究支援センター),加賀谷 安章(生命科学研究支援センター), 塚田 森生(資源循環学科), 中島 千晴(資源循環学科), 名田 和義(資源循環学科), 近藤 誠(資源循環学科), 長屋 祐一(資源循環学科), 長菅 輝義(附帯施設農場), 白水 貴(資源循環学科)

〇Tomomi Ban, Keita Suwabe , Tohru Tsuchiya, Yasuaki Kagaya, Morio Tsukada, Chiharu Nakashima, Kazuyoshi Nada, Makoto Kondo, Yuichi Nagaya, kiyoshi Nagasuga, shirouzu Takashi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 農業生物学にかかわる研究の基礎を理解するために必要な生物学実験(様々な生物や実験器具の取り扱い, 顕微鏡観察, 生体成分の分析など)を行う.
この実験演習を通じて4つの力の「感じる力」「考える力」「コミュニケーション力」「生きる力」を身につけるため, 生物資源学部ディプロマポリシー(4) 他者と協力して行動することができる豊かなコミュニケーション能力,(5) 発展的に生きていくための社会変化に柔軟かつ自律的に対応する能力を身につけることを目指す.
学修の目的 様々な生物や実験機器を用いた各種生物学実験の基礎を身につけることを目的とする.
学修の到達目標 各種生物学実験で用いる生物や実験機器の取り扱いと実験手法の基礎を身につけるとともに, 農業生物学プログラムの各研究分野が専門としている生物学実験法について理解を深めることができる.各種生物学実験に対して,グループで実験を行うことにより,協調や議論によるコミュニケーション力を身につけることができる。実験後にレポートの作成を通じて,様々な課題について自ら調べ,論理的な文章でまとめる力を養うことができる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 実験態度・取り組み(50%), レポート(50%)
各回の実験に参加した際の積極性や協調性、主体性について評価する(50%)
実験終了後に提出するレポートの内容と論理展開によって評価する(50%)
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 実験目的や内容についての説明が足りていないようなので、十分に説明するように各教員が改善する。
教科書 農業生物学実験用オリジナルテキストを配布
参考書
オフィスアワー 随時,各実験担当教員へ
受講要件 受講可能人数は42名.受講については農業生物プログラムの学生を優先する。
予め履修が望ましい科目 情報科学基礎, 数学基礎, 物理学基礎Ⅰ, 化学基礎Ⅰ, 生物学基礎Ⅰ, 生理学
発展科目 資源循環学演習, 卒業研究
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
各項目の実施順序は農業生物学実験の第1回目ガイダンスで知らせる。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL
第1回 概要 各種顕微鏡の取り扱い
授業時間内の学修内容 実体顕微鏡および光学顕微鏡の基礎と操作方法
キーワード(Key Word(s)) 顕微鏡, スケッチ
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第2回 概要 徒手切片の作製
授業時間内の学修内容 顕微鏡観察のためのサンプル切片の作製法の習得
キーワード(Key Word(s)) 切片, プレパラート, 顕微鏡
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第3回 概要 群落の生産構造
授業時間内の学修内容 フィールド栽培した植物を用いた生産構造図の作製
キーワード(Key Word(s)) イネ、吸光係数
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第4回 概要 昆虫の解剖と分類
授業時間内の学修内容 昆虫の形態観察と分類
キーワード(Key Word(s)) 実態顕微鏡、スケッチ
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、スケッチを作成して提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第5回 概要 植物の構造
授業時間内の学修内容 植物の細胞構造の観察とスケッチ
キーワード(Key Word(s)) 光学顕微鏡、細胞
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第6回 概要 植物の成長解析
授業時間内の学修内容 成長解析の計算方法とデータ解析の理解
キーワード(Key Word(s)) 農作物、個体群成長速度
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第7回 概要 圃場植物の観察と分類
授業時間内の学修内容 栽培された農作物や周辺植物の観察
キーワード(Key Word(s)) フィールド調査
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第8回 概要 動物ホルモン
授業時間内の学修内容 動物からの血液採取とホルモン作用
キーワード(Key Word(s)) 羊、インスリン、グルコース
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第9回 概要 微生物の機能
授業時間内の学修内容 反芻動物の消化と微生物の関係
キーワード(Key Word(s)) ルーメン、繊維消化
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第10回 概要 水生動植物の観察
授業時間内の学修内容 学内水田における動植物の調査
キーワード(Key Word(s)) フィールド調査
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第11回 概要 野外での生物の分布調査とデータ処理
授業時間内の学修内容 「水生動植物の観察」より得られた生態データの解析法の習得
キーワード(Key Word(s)) 統計解析、パソコン
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第12回 概要 種子発芽
授業時間内の学修内容 種子の携帯観察・分類・発芽能力の評価手法の習得
キーワード(Key Word(s)) イネ、スケッチ、経時的観察
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第13回 概要 植物ホルモン
授業時間内の学修内容 植物ホルモンの生物検定法の習得
キーワード(Key Word(s)) イネ、ジベレリン
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第14回 概要 光合成・呼吸・蒸散の測定
授業時間内の学修内容 植物における光合成と炭酸固定の理解
キーワード(Key Word(s)) 光合成速度、化学エネルギー生産
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄
第15回 概要 生殖と発生
授業時間内の学修内容 植物生殖細胞の分化・発達の理解
キーワード(Key Word(s)) シロイヌナズナ、ABCモデル
事前学修の内容 実験テキストを熟読し、行う実験の概念や基礎、実験機器の操作法を理解する。
事前学修の時間 15分
事後学修の内容 実験結果をノートにまとめ、レポートを作成してMoodleコースに提出すること。
事後学修の時間 45分
自由記述欄

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