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科目の基本情報

開講年度	2024 年度
開講区分	医学部看護学科・基礎看護学

受講対象学生	学部(学士課程) : 4年次
選択・必修	選択必修
授業科目名	統合実習Ⅱ（基礎看護学領域）
	とうごうじっしゅう　に（きそかんごがくりょういき）
	Clinical Practice in Integrated Nursing Ⅱ(Fundamental Nursing)
単位数	2 単位

受講対象学生
選択・必修
授業科目名


単位数	単位
ナンバリングコード	medc-nurs-NURS-4102-002

開放科目	非開放科目
開講学期	前期後半
開講時間	2024年6月24日～7月5日又は7月8日～7月19日のどちらか10日間
授業形態	対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業
開講場所	担当教員の指示による
担当教員	○松裏豊（医学部看護学科）,　福録恵子（医学部看護学科）,　井村香積（医学部看護学科）,　種田ゆかり(医学部看護学科）,　松田未来子（看護学科医学看護学教育センター）
担当教員	〇MATSUURA Yutaka, FUKUROKU Keiko, IMURA Kazumi, TANEDA Yukari, MATUDA Mikiko
実務経験のある教員	担当する教員は全員看護職としての臨床経験があり、代表者は看護管理者としての経験を活かし、病院組織における看護サービス・看護ケアのマネジメントについての実習指導にあたり、ヘルスケア提供者としての責任と組織の一員としての役割を学ぶ。
SDGsの目標
連絡事項	* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要	組織における看護職の各職位におけるマネジメントを理解するとともに、多職種のチーム医療の重要性や保健・医療・福祉チームとの協働・連携から、患者のQOLを高めるケア提供のための基本的能力を養う。
学修の目的	1. 組織の管理者が実践している看護サービスの提供と質の調整、展開、評価の実際を理解できる（看護サービスのマネジメント）。 2.　看護師の基本的態度を理解できる（看護ケアのマネジメント）。 3. 看護単位で実践されている看護管理の7項目を、マネジメントのプロセス（情報・収集・計画立案・組織化・職員配置・指揮・統制）とマネジメントサイクル（PDCAサイクル）の視点から理解できる。 4. チーム医療において組織横断的に活動する看護管理者の役割と看護サービス・看護ケアマネジメントについて理解できる。
学修の到達目標	1.　組織の目的を達成するために行われている看護部門・看護単位の組織化の実際と看護単位の構造と機能から求められている役割を理解できる 2.　看護単位におけるマネジメントのプロセス（情報収集・計画立案・組織化・職員配置・指揮・統制）に基づく機能を学ぶことにより、その役割を説明できる（臨床実践・教育・管理・研究） 3.　看護ケア提供システムの実際を説明できる 4.　リーダーとともに行動し、リーダーのマネジメントおよびリーダーシップのスタイルを説明できる 5　複数患者を担当するメンバーとともに行動し、看護ケアのマネジメントとくにタイムマネジメントに留意した看護が理解できる 6.　組織横断的なチームで働く看護管理者の看護サービス・看護ケアマネジメントを説明できる 7.　ケアの実践に伴う他職種との調整・協働について体験しチーム医療の実際を説明できる。 8.　看護管理の7項目（安全管理、情報管理、業務管理、薬剤等の管理、災害・防災管理、物品管理、コスト管理）を列記できる 9.　看護管理の視点における課題についてレポートを作成することができる
ディプロマ・ポリシー	○ 学科・コース等の教育目標 ○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。 ○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。 ○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。 ○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。 ○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。 ○看護職としての責任感を持つ。 ○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。 ○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。 ○ 全学の教育目標感じる力 ○感性 ○共感 ○主体性考える力 ○幅広い教養 ○専門知識・技術 ○論理的・批判的思考力コミュニケーション力 ○表現力(発表・討論・対話) ○リーダーシップ・フォロワーシップ　実践外国語力生きる力 ○問題発見解決力 ○心身・健康に対する意識 ○社会人としての態度・倫理観
成績評価方法と基準	各担当教員が、実習評価表に沿って、実習態度や実習記録をもとに、総合的に評価する。
授業の方法	講義実習
授業の特徴	PBL 問題提示型PBL（事例シナリオ活用含）問題自己設定型PBL プロジェクト型PBL 実地体験型PBL 特色ある教育キャリア教育の要素を加えた授業英語を用いた教育
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書	担当教員の指示による看護管理学（医学書院）
参考書	担当教員の指示による
オフィスアワー	担当教員が設定する
受講要件	各領域別実習を履修済みであること
予め履修が望ましい科目	看護システム論Ⅰ
発展科目	看護システム論Ⅱ
その他

授業計画

MoodleのコースURL

キーワード	組織，看護サービスマネージメント，専門職連携, リーダーシップ
Key Word(s)	Organisation, Nursing service management, Collegiality and collaboration, Leadership
学修内容	1. 病棟での学習内容 1) 病棟オリエンテーションと情報収集（1日） 2) スタッフ看護師に同行し、患者ケアの優先運位のつけ方やケアの実際について学ぶ（1日） 3) リーダーナースに同行し、リーダーの役割や活動について学ぶ（1日） 4) 副看護師長に同行し、副看護師長の役割とマネジメントについて学ぶ（1日） 5) 看護師長に同行し、看護師長の役割や活動について学ぶ（半日） 6) 緩和ケアセンターにおける看護サービスについて学ぶ(半日） 7) 総合サポートセンターにおける看護管理者の看護サービスおよび看護ケアマネジメントについて学ぶ（1日） 8) 医療安全管理部におけるGRMの役割や組織の医療安全管理システムについて学ぶ（半日）＊１日は、夕方の申し送りも見学する。各予定日は、病棟によって異なる。 2. 課題レポート　　「実習での学び」を踏まえて「看護管理」に関するテーマ　（看護管理者の役割, 組織，看護サービス，多職種間の連携)などについてのレポート（A4４枚以上）
事前・事後学修の内容	事前：翌日の実習内容について計画を立案する。　　　Moodleにアップされた講義資料を一読する事後：実習内容について記録にまとめる、医学的知識については授業資料を用いて復習し、理解が不充分である点　　　　　について自己学習する。
事前・事後学修の内容	事前学修の時間:60分/回　　　事後学修の時間:180分/回