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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
資源循環学科・グローカル資源利用学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 教育コース必修科目(グローカルコース) |
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授業科目名 | 植物生態生理学 | |
しょくぶつせいたいせいりがく | ||
Plant Ecological Physiology | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | BIOR-Reso-2331-007
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開放科目 | 開放科目
他学科の学生の受講可 イネ(植物)の生態生理学を英語で理解したいという意思が必要。 |
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開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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授業形態 |
対面授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。) | |
担当教員 | 関谷信人 | |
SEKIYA, Nobuhito | ||
内線: 9495 | ||
実務経験のある教員 | 青年海外協力隊の食用作物隊員としてザンビアに赴任し,村落開発NGOの農業普及員として2年間勤務した。また、食用作物・稲作隊員としてタンザニアに赴任し,国立農業研究所の研究員として9か月間勤務した。その後、JICA技術協力専門家(陸稲栽培)としてタンザニアに赴任し,農業省内のアドバイザーとして,約4年間に渡って農業技術普及制度の設計および運用に従事した。 | |
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 本講義はグローカル資源利用学教育コースの必修科目である。英語の教科書を使用して、水稲の形態,発育,生理,生態を学ぶ。「生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験」を涵養し,「幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性」の醸成にも資する授業である。学修内容は「科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組む」能力を形成するための基礎をなす。 |
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学修の目的 | 農業技術職に要求される水稲の生育診断や収量阻害要因を特定する方法論の基礎知識を得る。 |
学修の到達目標 | 【知識】イネの器官名や生育ステージを日本語および英語で示すことができる。 【態度】施肥に対するイネの形態的・生理的・生態学的反応を説明でき、収量構成要素と生育ステージの関係や、シンクとソースの関係を説明することができる。 【技能】水稲の生育を診断し収量阻害要因を特定できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 課題:70%、最終報告書:30%(合計が60%以上で合格) 【知識】器官名や生育ステージを日本語および英語で示すことができる:50% 【態度】施肥に対するイネの形態的・生理的・生態学的反応、収量構成要素と生育ステージの関係、シンクとソースの関係を説明することができる:40% 【技能】水稲の生育を診断し収量阻害要因を特定できるようになる:10% |
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 |
問題提示型PBL(事例シナリオ活用含) 反転授業 その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど) 教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業 |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 他の授業で得た知識を活用する機会を提供する。 |
教科書 | 参考書や各種論文の内容を抜粋し,Teams上で電子ファイルを共有する. |
参考書 | 松中照夫(著)「土壌学の基礎―生成・機能・肥沃度・環境」,農山漁村文化協会,2004年,4104円 星川清親(著)「新編 食用作物」,養賢堂,1980年, |
オフィスアワー | 13:00~16:00(要事前連絡 、オンラインの場合には10:00~20:00) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 資源植物学 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください) (教員免許取得のための農業に関する科目) |
各回 共通 |
MoodleのコースURL |
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第1回 | 概要 | 植物生態生理学で何を学ぶのか? |
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授業時間内の学修内容 | 教科書の紹介と使い方、参考書の紹介、毎回の授業の進め方、毎回の課題への取り組み方 | |
キーワード(Key Word(s)) | 水稲、生態生理学、英語 | |
事前学修の内容 | シラバスの確認 | |
事前学修の時間 | 120分 | |
事後学修の内容 | 教科書の確認 | |
事後学修の時間 | 120分 | |
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | 第1章「Outline of the life history」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 栽培暦、フェノロジー、生育期、生長相 | |
事前学修の内容 | 第1章「Outline of the life history」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第1章「Outline of the life history」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 第2章「Seed and germination」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 種子、籾、発芽、出芽、形態 | |
事前学修の内容 | 第2章「Seed and germination」翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第2章「Seed and germination」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 第3章「Seedling」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 育苗、移植、ファイトマー、構造 | |
事前学修の内容 | 第3章「Seedling」翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第3章「Seedling」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | 第4章「Leaf」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 葉身、葉鞘、稈、形態、ファイトマー | |
事前学修の内容 | 第4章「Leaf」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第4章「Leaf」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | 第5章「Culm」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 稈、倒伏、ファイトマー、構造 | |
事前学修の内容 | 第5章「Culm」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第5章「Culm」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 第6章「Tillering」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 分げつ、同伸葉同伸分げつ理論、ファイトマー、構造 | |
事前学修の内容 | 第6章「Tillering」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第6章「Tillering」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 第7章「Roots」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 種子根、節根、不定根、ファイトマー、構造 | |
事前学修の内容 | 第7章「Roots」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第7章「Roots」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 第8章「Phasic development: response to photoperiod」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生長相、栄養成長相、生殖成長相、幼穂形成、感光性 | |
事前学修の内容 | 第8章「Phasic development: response to photoperiod」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第8章「Phasic development: response to photoperiod」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 第9章「Phasic development: response to temperature」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 生長相、栄養成長相、生殖成長相、幼穂形成、感温性 | |
事前学修の内容 | 第9章「Phasic development: response to temperature」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第9章「Phasic development: response to temperature」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 第10章「Panicle」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 穂、籾、構造、ファイトマー | |
事前学修の内容 | 第10章「Panicle」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第10章「Panicle」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 第11章「Heading and anthesis」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 出穂、開花、出穂期、開花期、登熟期 | |
事前学修の内容 | 第11章「Heading and anthesis」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第11章「Heading and anthesis」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 第12章「Ripening and yield components」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 登熟期、転流、新規光合成産物、収量構成要素、収量 | |
事前学修の内容 | 第12章「Ripening and yield components」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第12章「Ripening and yield components」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 第13章「Contribution of accumulated carbohydrates」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 非構造性炭水化物、貯蔵、再転流、収量、ストレス | |
事前学修の内容 | 第13章「Contribution of accumulated carbohydrates」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第13章「Contribution of accumulated carbohydrates」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 第14章「Yield component analysis」 |
授業時間内の学修内容 | 課題提出時に示された質問の解説 | |
キーワード(Key Word(s)) | 穂数、一穂穎花数、登熟歩合、千粒重、収量 | |
事前学修の内容 | 第14章「Yield component analysis」の翻訳、質問、小問作成 | |
事前学修の時間 | 180分 | |
事後学修の内容 | 第14章「Yield component analysis」の小問への解答 | |
事後学修の時間 | 60分 | |
自由記述欄 |