三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目(農業生物コース)
授業科目名 植物保護学
しょくぶつほごがく
Plant Protection
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2131-002
開放科目 開放科目    
  他講座の学生の受講可, 他学科の学生の受講可
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 ○塚田 森生(生物資源学部),白水 貴(生物資源学部)

○TSUKADA Morio,SHIROUZU Takashi

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 植物と関係の深い微生物や昆虫の多様性と生態に関する知見は,安定的な農業生産や生態系保全において必須である.本講義では,植物の病気と害虫に関する基礎的な知識を修得するとともに,植物病害虫の防除について学ぶことで,広く植物の保護に寄与する能力を身につける.生物資源学部DPにある「科学的で論理的な思考」の修得を目指すとともに,生命,環境,食料,健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術を身につける.
学修の目的 農業生産や生態系保全において重要となる微生物や昆虫に関する知識を得るとともに,植物の病原体や害虫の同定とその防除に関する基礎的な能力の修得を目指す.
学修の到達目標 農林業上必要不可欠である植物保護学の知識を身につけ,それを活用することができるようになる.そのための到達目標は以下の通りである.
・植物の病気や害虫に関する基礎的な分類、生理、生態学的知識を得る
・持続的な農業生産や生態系保全に向けた意識を養う
・微生物や昆虫の同定や防除に関する基礎的な能力を身につける
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 定期試験80%,毎回の小テスト20%.講義への取り組み姿勢を踏まえて評価する.
植物の病気や害虫に関する基礎的な分類,生理,生態学的知識について,小テストや定期試験により評価する.持続的な農業生産や生態系保全に向けた意識を授業中の取り組み姿勢などから評価する.微生物や昆虫の同定や防除に関する基礎的な能力が身についているか,主に期末試験で評価する.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業アンケートの結果を参考に改善を行う.
教科書 農学基礎シリーズ『植物病理学の基礎』(夏秋啓子ら編著,農文協)
参考書 新応用昆虫学三訂版(斎藤ら、朝倉書店)
オフィスアワー 随時,メールにて教員に連絡して来室のこと.
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目 植物病理学,昆虫学
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19149
第1回 概要 農林害虫理解のための形態学・分類学(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義 昆虫の外部形態とそれを用いた目レベルの分類
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,形態,分類
事前学修の内容 事前配付する講義資料や参考書を活用して昆虫の外部形態と分類に関する予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 農林害虫理解のための生態学・生理学(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義 害虫の防除の基礎としての生態学、生理学
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,生態,生理
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 農林害虫の種類と生態(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義 現在特に問題となっている害虫、過去重要であった害虫、主要作物の潜在的害虫
キーワード(Key Word(s)) 害虫,分類,生態
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 害虫管理の背景と考え方(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義 個体数推定、発生予察、経済的被害許容水準、防除水準
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,被害,経済
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 農林害虫の防除 ①化学的防除(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義、化学殺虫剤の種類、書く殺虫剤の作用機作、安全な使用法
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,農薬
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 農林害虫の防除 ②物理的防除・耕種的防除(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義、光、熱および物理的遮断等による防除、輪作等の工夫
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,物理的防除,耕種的防除
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 農林害虫の防除 ③生物的防除・その他の防除(担当:塚田)
授業時間内の学修内容 講義 天敵を用いた防除、不妊化虫放飼法、交信撹乱法など
キーワード(Key Word(s)) 昆虫,生物的防除,各種防除
事前学修の内容 事前配付する講義資料と参考書を活用して当該範囲の予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 参考書および配布物を活用して復習を行い、Moodleにて授業終了後に開始される小テストに回答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 植物の病気と植物病理学(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:植物の病気の理解,植物の病気と人類史,植物の病気の分類,植物病理学とは
キーワード(Key Word(s)) 植物,病気,分類,植物病理学
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 植物はどのように病気になるのか(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,植物病原体,病気発生の三要素,宿主への感染と発病,病原体に対する植物の抵抗,病徴と標徴
キーワード(Key Word(s)) 病原体,宿主,抵抗,病徴,標徴
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 植物の病原体と特徴(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,生物の分類,植物病原体の種類
キーワード(Key Word(s)) 分類,病原体
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 さまざまな植物の病気(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,病徴による分類,伝染方法による分類, 生物分類学的な分類,栄養摂取方法による分類,宿主範囲による分類,さまざまな植物の病気
キーワード(Key Word(s)) 分類,病徴,伝染,栄養摂取,宿主範囲
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 病原体の同定(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,病原体の採集から同定まで,血清学的手法,分子生物学的手法
キーワード(Key Word(s)) 病原体,同定
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 病害の防除(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,化学的防除法,耕種的防除法,物理的防除法,総合的病虫害管理,実証的防除法
キーワード(Key Word(s)) 防除
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 ゲノム解析と植物病理学(担当:白水)
授業時間内の学修内容 講義:質問への回答,植物の病気とゲノム解析,遺伝子発現の解析方法,RNAサイレンシング,病原体に対する植物の抵抗
キーワード(Key Word(s)) ゲノム,遺伝子,抵抗
事前学修の内容 教科書や講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書や講義資料を活用して復習を行う.Moodleにて小テストに解答する.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 農林害虫,植物病に関する知識のまとめ(担当:塚田・白水)
授業時間内の学修内容 講義:農林害虫,植物病
キーワード(Key Word(s)) 農林害虫,植物病
事前学修の内容 教科書および参考書,講義資料を活用して予習を行う.
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 教科書および参考書,講義資料を活用して復習を行う.
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第16回 概要 定期試験
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄

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