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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 国文学
こくぶんがく
Japanese Literature
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 3年次, 4年次
72~74 期生
卒業論文を日本近現代文学で書く3・4年生が対象。
卒業要件の種別 選択必修
授業科目名 国文学ゼミナールⅢ
こくぶんがくぜみなーるさん
Seminar for Japanese Literature Ⅲ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LITR3017-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
固定時間割適用前の暫定的な開講時間。 2025年度は他のゼミと同様に月曜3・4限(2コマ)へ移動する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部1号館

担当教員 和田 崇(教育学部)

WADA, Takashi

実務経験のある教員 【教員名】和田崇
【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す
【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品の歴史的背景や読解法を文学教育と関連づけながら教授する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本近現代文学で卒業論文を書く3・4年生を対象とする。
3年生は、教科書に書かれた内容を咀嚼して整理し、得られた知見を他の作品に応用することを目指す。
4年生は、卒業論文執筆に向けた調査と分析をし、中間発表を行う。
学修の目的 日本近現代文学作品に描かれた内容から問題点を抽出し、テクストを精緻に分析する力を身につける。
学修の到達目標 3年生は、日本近現代文学で卒業論文を書くための基礎的な研究スキルを身につける。
4年生は、3年次に学習した知識や技術を生かし、それを卒業論文の執筆へ応用する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 発表・レポート80%+討論への積極的参加度20%=計100%(合計60%以上で合格)
3分の2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

反転授業
プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
eポートフォリオを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 興味・関心だけでなく理解を深める授業を心がける。
教科書 荒井裕樹・五井信・瀧田浩・中谷いずみ・山口直孝編著『ここから始める文学研究:作品を読み解くために』(みずき書林)
参考書 ・石川巧ほか編著『文学研究の扉をひらく:基礎と発展』(ひつじ書房)
・上田博,木村一信,中川成美編『日本近代文学を学ぶ人のために』(世界思想社)
・小平麻衣子『小説は、わかってくればおもしろい:文学研究の基本15講』(慶應義塾大学出版会)
・斎藤理生ほか編著『卒業論文マニュアル:日本近代文学編』(ひつじ書房)
・菅原克也『小説のしくみ:近代文学の「語り」と物語分析』(東京大学出版会)
・武田悠一『差異を読む:現代批評理論の展開』(彩流社)
・西田谷洋『学びのエクササイズ : 文学理論』(ひつじ書房)
・橋本陽介『ナラトロジー入門 : プロップからジュネットまでの物語論』(水声社)
・橋本陽介『物語論 基礎と応用』 (講談社選書メチエ)
・疋田雅昭『文学理論入門:論理と国語と文学と』(ひつじ書房)
・三原芳秋ほか編著『クリティカル・ワード 文学理論:読み方を学び文学と出会いなおす』(フィルムアート社)
・論文・レポート作成必携編集委員会編『近代文学現代文学論文・レポート作成必携』(学灯社)
※その他は授業内で適宜提示する。
オフィスアワー 時間:毎週月曜日5,6限(※その他の時間もアポイントメントを取れば相談に応じる)
場所:国文学第1研究室(和田崇研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目 国文学演習・近代Ⅰ~Ⅳ
発展科目
その他 ・日本近現代文学で卒業論文を書く3・4年生は原則必修 。
・本ゼミでは,Moodleではなくロイロノート・スクールを使用する。
・社会状況や本学の方針に応じて,ハイブリッド,完全オンラインの各授業方法へ柔軟に対応する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本近現代文学
Key Word(s) Modern Japanese literature
学修内容 第1回…イントロダクション:授業計画の確認
    オリエンテーション(1):文学研究の基礎知識【講義】(*教科書 pp.006~024)
第2回…オリエンテーション(2):研究のルールとマナー【講義】(*教科書 pp.025~030)
    オリエンテーション(3):図書館ツアー
第3回…卒業論文テーマの発表【4年生】
第4回…文学理論と担当作品の選定
第5回…検討(1):泉鏡花「外科室」
    検討(2):田山花袋「少女病」
第6回…検討(3):夏目漱石「夢十夜」
    検討(4):志賀直哉「小僧の神様」
第7回…検討(5):平林たい子「施療室にて」
    検討(6):小島信夫「疎外への道」
第8回…検討(7):目取真俊「水滴」
    検討(8):津村記久子「誕生日の一日」
第9回…卒業論文中間報告【4年生】
第10回…課題作品の選定【3年生】
第11回…課題作品の研究発表(1)【3年生】
第12回…課題作品の研究発表(2)【3年生】
第13回…レポートの草稿検討(1)【3年生】
第14回…レポートの草稿検討(2)【3年生】
第15回…まとめ
第16回…レポート課題
事前・事後学修の内容 ・研究スケジュールを計画的に立てること。
・自己の研究のみに固執するのでなく、他者の研究にも興味・関心を持ち、積極的に意見が述べられるよう作品を読みこんでおくこと。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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