三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 文化人類学B
ぶんかじんるいがくびー
Cultural Anthropology B
授業テーマ 民族誌学
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-ANTH1121-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化
分類・領域

教養統合科目・国際理解・現代社会理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 河邉真次(非常勤講師)

Shinji Kawabe

SDGsの目標
連絡事項 授業で使うMoodleのURLは以下の通りです
https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=8199

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 異文化理解に様々な形で取り組んできた文化人類学の視点から世界の諸文化を紹介し、人間にとって「文化とは何か?」という根源的な問題にアプローチする。
学修の目的 近年の訪日外国人旅行者の急増や外国人労働者受け入れ拡大により、日本においてもさまざまな社会文化的背景をもつ人々が共生することが当たり前になりつつある。こうした社会文化的環境の変化に伴い、以前にも増して異文化を理解する姿勢が日本人にも求められてきている。講義では、異文化へのまなざしを養うために、世界のさまざまな民族誌から社会制度や文化の多様性を読み解く。また、主にラテンアメリカの事例を手がかりにして、国際的な視野から日本の文化の在り様を理解するために、文化比較の方法論を習得する。
学修の到達目標 異文化理解のための新しい視野を獲得するとともに、近年の多文化共生をめぐる諸問題への関心が高まる。また、世界のさまざまな文化事象に関して文化比較の視座から建設的な議論ができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ミニッツペーパー40%、期末試験60%、計100%。(合計60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 異文化に対する受講者の関心を高めるとともに、問題意識をもって授業に参加できるように、ラテンアメリカの民族誌的現在を紹介する画像・映像を積極的に提示する。また、毎回の授業の終わりにミニッツペーパーを書く時間を設け、受講者の理解度を確認する。
教科書 教科書は使用しない。授業中にプリントを配布する。
参考書 綾部恒雄・桑山敬己(編)『よくわかる文化人類学(やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ)』、
ミネルヴァ書房、2006年。
太田好信・浜本 満(編)『メイキング文化人類学』、世界思想社、2005年。
加藤隆浩(編)『ラテンアメリカの民衆文化』、行路社、2009年。
オフィスアワー 授業の前後に教室もしくは講師控室にて受けつける。(連絡窓口:人文学部文化学科 深田淳太郎先生)
受講要件 講義内で紹介する推薦図書を積極的に読むことに加え、新聞やインターネットなどを活用し、異文化への関心をもって講義に臨むことを期待する。
予め履修が望ましい科目
発展科目 文化人類学A
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 文化人類学、民族誌、ラテンアメリカ文化、異文化理解
Key Word(s) cultural anthropology, ethnography, Latin-American culture, cross-cultural understanding
学修内容 第1回 オリエンテーション: 文化人類学への招待
第2回 概論: 文化とは何か?
第3回 フィールドワークと民族誌①: 方法論としてのフィールドワーク
第4回 フィールドワークと民族誌②: 民族誌とその展望
第5回 文化と分類①: 文化が作る分類体系
第6回 文化と分類②: 分類体系と境界
第7回 言語と文化
第8回 講義前半のまとめ
第9回 ジェンダーをめぐる諸問題
第10回 人間の一生: 時間と儀礼
第11回 医療と文化①: 「医」の文化的側面への着目
第12回 医療と文化②: 病気と後生観
第13回 宗教と世界観①: 宗教の多様性
第14回 宗教と世界観②: 宗教的祝祭―カーニバルを中心に―
第15回 まとめと総括
第16回 定期試験
事前・事後学修の内容 【事前学習】
・各回のテーマに関して、新聞やインターネットを利用して事前に情報を収集する
・講義資料を読み、学術用語や地域情報を自分なりに調べる

【事後学習】
・授業内容を整理し、独自の講義ノートを作成する
・授業の中で紹介する参考図書を読む
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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