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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・専攻基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
工学部 総合工学科 応用化学コース2年 (工・2C) クラス指定
授業科目名 基礎物理学 IIIB
きそぶつりがくさんびい
Basic Physics IIIB
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-fmaj-PHYS3144-001
開放科目 非開放科目    
分野
分類・領域
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 前半:〇小塩 明(工学部総合工学科応用化学コース), 後半:伊藤彰浩(工学部総合工学科応用化学コース)

KOSHIO, Akira ITO, Akihiro

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 化学反応の時間依存性に焦点をあて、速度式、速度定数などから反応速度論の基礎を学習する。原子・分子(ミクロ)と圧力や温度(マクロ)との関係を気体分子運動論で学習する。熱力学関数であるエンタルピー、エントロピー、自由エネルギー等が統計熱力学で如何に記述できるかを基礎から学習する。
学修の目的 反応速度式や定数、気体運動、統計熱力学を学習することから、化学反応の基本概念を理解できるようになる。
学修の到達目標 専門課程での講義を理解し、研究を進めていく上で必要な、化学反応論、統計熱力学、化学平衡論等に関する知識を習得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業毎のレポート30%、中間・期末試験70%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 教科書:基礎物理化学II [新訂版]-物質のエネルギー論-(山内淳著、サイエンス社)
参考書 参考書(後半部分): 統計力学入門–化学の視点から-(田中一義著、化学同人)
オフィスアワー ⼩塩明(前半): 随時、総合研究棟I 205室(事前にメールなどでアポをとってください。)
伊藤彰浩(後半):事前にメールなどでアポをとってもらえば随時可能。(場所: 総合研究棟I 202号室)
受講要件 特になし。
予め履修が望ましい科目 基礎物理学I-III、物理化学A、等
発展科目 物理化学B、C、等
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18777
キーワード 反応速度、反応機構、気体分子運動論、熱力学関数、統計熱力学
Key Word(s) Reaction Rate, Reaction Mechanism, Kinetic Theory of Gases, Thermodynamic Function, Statistical Thermodynamics
学修内容 第1回熱力学の復習と反応速度論の序論
第2回速度式
第3回反応機構
第4回速度定数の解釈I
第5回速度定数の解釈II
第6回気体の状態方程式
第7回気体分子運動論
第8回中間試験
第9回統計熱力学とその組立
第10回分子エネルギー準位の分配の仕方
第11回Boltzmann分布
第12回分子分配関数
第13回集合分布関数
第14回集合分布関数と熱力学関数との関係I
第15回集合分布関数と熱力学関数との関係II
第16回定期試験
事前・事後学修の内容 物理化学Aで学習した熱力学の復習。
第1回から第8回までは物理化学Aで使用した教科書を使用するので、予習すること。
第9回以降は配布資料で行う。
適宜課題をあたえるので、課題を解くこと。
予習および復習をすること。
事前学修の時間:30分/回    事後学修の時間:30分/回

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